鶴岡次郎のコーナがオープンしました 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/23 (金) 11:28
皆様、おはようございます。
このたび、管理人さんのご好意で2219文庫の側に、「鶴岡次郎の描く情念の世界」
コーナをオープンしていただきました。
立派な専用コーナでこのコーナを一人で維持していくのは大変だと思いますが
皆さんの声援と沢山のご感想投稿で盛り上げていただくことを期待しております。
専用コーナが出来ても、私自身は何も変わらないアマチュアですから、これまで
どおりお付き合いください。
今まで以上に、愛情のこもった、またある時は厳しいご意見、感想を投稿して
ください。それが私のエネルギーになって、お見苦しくない作品に少しでも近
ずくことが出来ると思っています。
今は、私一人が新スレッドを立てていますが、いずれ機会を見て、このコーナを
開放して、官能小説の創作を愛する方々に仲間になっていただき、このコーナを
競作の場にすることも夢見ています。
また、それが可能かどうか技術的なことは管理人さんの腕にかかっていますが
将来、小説に合った、素敵な挿絵(写真やイラスト)を皆さんから寄せていた
だくことも期待しております。
他の画像投稿コーナを拝見すると、とても私の駄文では、対抗することも出来
ない、素晴らしい写真を拝見しておりますが、こうした素晴らしい写真とコラボ
レーションして、情念の世界をより深く掘り下げて描くことも夢見ています。
わが国では少子化が現在大きな問題になっているようですが〔少し堅い話ですが)、
男と女のことが今まであまりにアングラに閉じ込められていたことが、その原因の
一つかなと、思って、私の趣味の作品がその方面の活性化に役立てばと思っていま
すが、そんなことは期待できないですね(笑い)。
少子化の問題はともかく、心が痺れて、苦しくて、悶えて、それでいて、そのこと
に取り込まれて行く、普通の人が織り成す情念の世界を描きたいと思っています。
ご支援ください。読んでいただいて、ありがとうございました。
H17_12_23 じろー
[Res: ] Re: 鶴岡次郎のコーナがオープンしました 山葵 投稿日:2005/12/24 (土) 09:41
心やさしく清楚で優雅で知的な
それでいて娼婦を凌駕する淫乱な
身体をを兼ね備える女性。
単純あるいは純粋な男のセックスを
おおらかに包み込んで
あらゆる淫らな行為を受け入れて
悦びを噴き出す女性。
これからますます楽しみです。
というよりも
そんな女性にめぐり逢いたいです、本音は。(笑)
ともあれ
新コーナーの誕生おめでとうございます。
健康に留意され、お元気で投稿くださいますよう
お祈りいたします。
由美子の冒険〔W〕 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/24 (土) 15:55
1 由美子の部屋
ハワイから帰って来たと連絡をしたのですが、U達、的屋は暮れから、松の内は忙
しいシーズンで、Uは関東を離れて、地方を渡り歩いていて事務所にも、由美子の
自宅にもやってきません。事務所に行ってもUがいないことが判っているので、し
ばらく、由美子は家でぐずぐずしていました。松の内を過ぎて、病院の仕事始めに
出勤して、その日の午後、由美子はようやくUの事務所に顔を出しました。
当然、Uは留守で、組長の常さんが隣の土木会社に勤めているOL明子と話し込ん
でいるところでした。明子の会社も今日が仕事始めで、午前中で仕事が終り、常さ
んに近くのレストランでお昼をご馳走になって、事務所に一緒に戻ってきたところ
でした。
常さんは、久しぶりの由美子を見て、顔をくしゃくしゃにして今にも泣き出しそう
な様子で、ゆっくり立ち上がり、鼻を手の甲でグスンと擦って、由美子に近づき、
肩に手をかけ、そしてゆっくり抱きしめました。常さんに抱かれながら、その肌の
ぬくもりを感じ、常さんの肌にしみこんだ匂いを嗅ぎ、ああ、ここがもう一つの私
の家なのだと由美子はしみじみ感じています。そんな由美子と常さんの様子を明子
が笑みを浮かべて見ています。
由美子は明子とは、何度かこの事務所で顔をあわせていて、挨拶程度はする関係で
す。二人の女は新年の挨拶を互いに交わし、由美子が簡単にハワイ旅行の報告をし
て由美子のお土産を明子にも渡し、二人の話に加わりました。どうやら、常さんが
明子の相談に乗っている様子です。明子と常さんは彼女の入社以来の顔見知りで、
二人は奇妙に気が会うらしく、時々、明子が常さんの事務所にやってきて、二人は
親しく話し込むことが多いのです。
「今度、地方の出張所から8名の人が実習目的で、こちらに来ることになっている
のよ、来週から2ヶ月程、事務所の人数が増えるのよ、忙しくなるのはかまわない
のだけれど・・・」
明子の会社は常さんの事務所の隣にある土木建設会社の出張所で、そこで、社内事
務を担当しています。その出張所は、所長の佐伯以下6名の男性社員と明子を含め
ての8名の規模です。
「奥さんや、恋人と離れているから女性に不自由するでしょう、女性を街で買うこ
とが、時間的、経済的事情で制限されるので、結局手近で、近所の女に手を出すか
ら何かと問題が起きて、数年前、若い社員が近所の奥さんと不倫をしてその旦那さ
んが会社に怒鳴り込んできたことがあるのよ・・
私の入社する前の事件だけれど、私は何度もその話を聞かされたほど、事務所では
有名な話よ。所長が仲に立って、何とか納まったけれど、それでも大金の慰謝料を
会社は支払ったようよ、それ以来、所長は社員、特に寮に宿泊している社員のその
方面の管理に、ひどく神経質になっているのよ」
入社して初出勤の日、偶然、会社の会議室で先輩の良子が所長とセックスしている
現場を明子は見ることになりました。明子はその頃、街で遭遇した男達を相手にし
た戯れの男性経験を十分持っていて、良子に声をかけられ、社員とのセックスを勧
められた時も、そんなに抵抗無くそれを受け入れました。それから勤務時間内に所
内で所長以下6人と順番に寝て、社内全員に挨拶を済ませました。
男性社員は所長以外全員、工事現場に行きますから、二人の女が社員とセックスす
るのは毎日ではありませんが、女がその気になれば時間を女の方から指示して、所
内で彼等に抱かれるのが二人の女の習慣になっていました。その目的だけで事務所
に帰って来る社員もいます。男達はセックスを強要することはなく、二人の女は自
分の欲望と男達の要求を上手く絡み合わせて、できるだけ男達の要求をこなす努力
をしてきたのです。
良子が退社してから、本社の指示で、女子社員の補充は出来なくなり、明子一人で
今までの二人分の仕事をやることになり、事務処理の仕事は、時々所長が助けてく
れることもあって、明子が二人分の仕事を消化していますが、良子と二人でやって
きた社員とのセックスを今では明子一人でこなしています。当然、良子がいた頃に
比較して、男性社員が女を抱く回数は減りました。明子も以前ほど男を欲しがらな
くなり、社員たちが明子を抱くことができるのは月一度程度になっています。
「一番良いのは、寮の中に、彼らの相手をさせる女を置くことだけれど、
そんな適当な人が居るわけ無いわよね・・・・、困っているのよ。
常さん顔が広いから、そんな人知らないかと思って・・・・・
あら、常さん、すっかり話しこんだわ、また来るわ・・・、今日はご馳走様、
由美子さん、遠慮なくお土産いただいて帰ります。」
明子はそう言って、立ち上がり、笑顔を残して、事務所から出て行きました。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/24 (土) 16:07
コーナを開設して記念の第一版ですから、やはり由美子を登場させます。
今回由美子を初めて読まれる方は、出来れば、TからVまでも合わせて
読んでいただけると、彼女の好色で人の良さが良く判ると思います。
よろしくお願いします。 ジロー
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕 トンボ 投稿日:2005/12/24 (土) 21:49
記念ですからとの言葉は、なんだか由美子さんは主役ではなく、別の女性が新たな主役に登場しそうな雰囲気で、楽しみですね。昭子さんと一緒にということになると、若くてもそれなりに順応性のある人でなくちゃいけないでしょうし。展開が楽しみです。
由美子の冒険〔W〕、・・・2 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/25 (日) 16:00
「由美子さん、お帰り、しばらく見ない内に、本当に綺麗になったね、
由美子さんを見ているだけで元気になってきたよ、ほら・・・・」
常さんは自分のものを取り出しました。明子が居る時から、常さんが勃起してい
るのを由美子は感じ取っていました。若い頃は、絶倫を誇っていて、一日に数人
の女を逝かせたことがあると豪語している常さんも、70歳を過ぎた最近では、
由美子以外の女性にはとんと興味を示さなくなり、というより、由美子以外では
その気にならないのが本音のようです。
女性であれば誰でも、女性の裸体を見れば、とにかくいきり立っている男達もあ
る年齢を過ぎると、やっと理性と欲望をマッチさせることが出来るようになって、
自分の好みで自分の体を処することが出来るのです。常さんもその年齢にようや
く到達したようです。だいたい月に一度、由美子を抱くことで、常さんは十分満
足しています。
Uも居ないことだし、今日はここで常さんの相手をすると決めているようで、常
さんの興奮に合わせて、由美子は気持ちを高めています。常さんは由美子から発
散される女臭を感じ取って、その妖しい香に刺激されて、若者のように十分に
なっています。
「ああ・・、由美子さんのあそこの匂いが強くなってきた
堪らないな・・・、顔を見て、この良い匂いを嗅いだら
ほら、もうこんなになってしまったよ、
凄いね由美子さんの力は・・・、以前より、格段に強くなったようだ」
常さんはパンツとズボンを一緒に脱いで自分の物を握って嬉しそうに笑いながら、
スケベ顔で由美子に大きな声を出しています。由美子がハワイで女神の力を得て、
女性機能が増したことを、常さんは知らないはずですが、さすがにその感覚は鋭
いようで、由美子の中に変化があったことを体で感じ取っているようです。
「由美子さん、いつものように、見せてくれないか」
由美子は、ショーツを取り、ソファーに腰を下ろし、近くの椅子に片足を乗せて、
スカートを腰まで捲り上げました。
十分濡れた大陰唇が陰毛の間から、はみ出して、常さんに微笑みかけています。
由美子は笑いながら、そのひらひらに指を添えて、そこを拡げて見せました。常
さんは由美子の脚の間に屈み込んで、珍しいおもちゃを見つけた赤子のような、
透明なあどけなさを表に出して、嬉しそうにそこに唇を寄せ、息を吹きかけてい
ます。由美子が擽ったそうな顔をして、ことさら顔をしかめて、さらに脚を開い
ています。女のその部分から、ラッパ音がして、愛液が溢れ出しています。
その時、断りも無く入口のガラス戸が引かれて、明子が入ってきました。
「あら、常さん良いわね・・・、
ああ・・、いやらしい匂いでいっぱいだわ
あら、あら、常さん、随分元気ね・・
会社の資料をここに忘れていて、取りに戻ってきたのだけど、
常さん、由美子さんがお相手だと、元気になるのね
良いもの見せてもらったわ・・・、ねえ、私、ここに居ていい」
常さんも、由美子も明子の声でそちらを向きましたが、反応はそれだけで、
ことさら恥かしそうにもしません。勿論、二人ともほとんど全裸ですが、
その体を隠そうとはしません。常さんは若い頃から人目を気にしないで絡
らみ合う生活に慣れていて、他人の眼を恥じることは有りません。この家
ではUも常さんも、仲間達の習慣に従って、寝室以外で自由に由美子を抱
きますので、いつの間にか絡みを他人に見られることを由美子はそれほど
恥かしく思わなくなりました。それどころか、鏡の間で絡む時は、いつも
誰かの視線を感じていて、それが刺激剤になって、この上なく由美子は興
奮するようになっています。
明子がそこに居たいと言う言葉に、常さんは黙って頷いて、何事もない素
振りで由美子をソファーに横たえています。由美子は明子に笑って会釈し
て、彼女も悪びれた様子も無く、常さんの言うまま、ソファーに背をつけ
て、大きく脚を開いています。濡れた亀裂が明子から丸見えです。
明子はガラス戸越しに由美子の乱れている姿を垣間見て、ここに入るのを
躊躇したのです。同性の乱れる姿を見ると、多分明子は強い嫌悪感を感じ
るだろうという思いで、それを避けたいと思ったのです。しかし、思いな
おして、この部屋に入り、こうして無邪気に常さんの愛撫に応えている由
美子を見ると、同性の目で見ても、なんとも淫らで、心高まる眺めです。
そこには嫌悪感を感じるものはなにも無く、二人が絡みを通じて、親しく
語り合っている楽しいムードが溢れていて、それでいて、その姿は、淫ら
を極めています。くらくらするような気分に明子は陥っています。
同じ女でも自分は、これほどおおらかに絡みを他人に見せることは出来な
いだろうと由美子の乱れる姿を見ながら明子は冷静に自分を分析していま
す。
男が高まった肉棒を亀裂に当て、そこを亀頭の先端で擦っています。由美
子が腰をくねらせて、呼吸を荒げています。男が腰に力を入れてグスグス
と挿入しました。肉棒の脇から、白い泡が湧き上がっています。そこを見
つめる明子がゴクンとつばを飲み込んで、手をスカートの下に入れていま
す。常さんにとって、ほぼ2ヶ月ぶりの挿入です。常さんは陶然とした顔
で眼を閉じて、股間の感触を味わっています。その男の表情を由美子が少
し顔を紅潮させて、優しい眼差しで見つめています。
由美子の冒険〔W〕、・・・3 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/26 (月) 17:47
意外とシャープで、しなやかな腰の使い方を見せて、由美子の両脚を腰に絡める
ようにして、常さんは肉棒を送り込んでいます。明子がじっと二人の絡みを見て
います。明子の視線の先に、常さんの黒い肉棒が白い泡にまみれて、由美子の亀
裂を攻めているのが良く見えます。
明子はそこを見ているとたまらなくなり、スカートをゆっくり持ち上げ、ショー
ツのボトムを脇に寄せて、大きく脚を開いて、ショーツの脇から亀裂を露出して、
そこに指を這わせ始めました。もう、明子も二人の絡みに参加している気分です。
由美子は喘ぎながら、常さんの腰の動きに合わせて、巧みに自分の腰を同調させ
ています。ある時は浅く入口で止めて、そして一気に深く押し込み、それに合わ
せて、膣内の全ての括約筋が常さんの肉棒を優しく刺激しているようです。常さ
んはもう爆発寸前まで高まっています。他の女ではなかなか勃起せず挿入にまで
漕ぎつけるのが難しいのに、由美子を抱くと、壮年時代の猛々しさが肉棒に戻っ
てくるのです。
明子は両脚をいっぱいに開き、股間に入れた指を小刻みに動かしながら、高まる
興奮を、指先にこめて、濡れに濡れた部分を激しく擦っています。そこから驚く
ほどの愛液が流れ出し、床を濡らしています。由美子の呼吸音より、明子の喘ぎ
声が高くなっています。部屋の中は二人の女が発散する香が濃く漂い、二つの女
性器から沸きあがる淫靡な水音が、くらくらするような淫蕩な雰囲気を作り出し
ています。
「ああっつ・・、由美子さん凄いね・・・、
締まるよ、ああ・・、このまま、このまま逝かせてくれ・・・・」
常さんは絶叫して、そして、由美子の上にばったり倒れて、露出した臀部を痙攣
させて逝きました。大きく肩で息をしながら、由美子の胸に頭をつけて眼を閉じ
ています。由美子が常さんの頭を優しく抱きしめています。常さんの肉棒は由美
子の中に入ったままで、勢いを失って居ますが、由美子の亀裂にしっかり咥えら
れています。
明子はソファーに座り、両脚を投げ出し、スカートの裾を胸まで掻き揚げ、
ショーツがよじれて、その脇から陰毛のはみ出した股間を露出して、眼を閉じて
います。彼女もまた、自分の指で逝ったようです。
淫靡な女の香でいっぱいになったこの事務所に静かな時間が流れました。
「常さん、もう一度やりたい?」
由美子が下から聞くと、常さんがこっくり頷きました。肉棒に感じる由美子の膣
壁のなんともいえない動きに常さんは感動しています。このまま、こうして由美
子の中に居ると、久しぶりに、実に三十年ぶりに膣の中で蘇ることが出来そうだ
と常さんは感じています。それにしてもこのなんとともいえない膣の動きはどう
したことだと、男は感じています。由美子が女神から受け継いだ機能を常さんは
確実に感じ取って居ます。
由美子の性器が、ゆっくり動いて、常さんのものを中で強く、弱く揉み上げ、亀
頭の先端を膣壁の一部があたかもそこを舐めるように刺激しています。
男の肉棒は次第に蘇り、20分もするとやや柔らかさは残していますが、可能な
姿になりました。70過ぎの老人が抜かずにできること事態、驚異的なことです、
当の常さんが一番びっくりしています。由美子は体を入れ替えて、上になり、腰
をくねらし、上下して常さんを優しく攻め始めました。
ほとんど液を放出できませんでしたが、男は確実に気をやり十分逝きました。も
う、絶命するような激しい息遣いで、じっと眼を閉じて、体を投げ出しています。
由美子が心配そうに常さんに声をかけています。大丈夫かと言う問いかけに、男
がゆっくり頷くのを確かめて、女は腰を浮かせて男根を亀裂から抜いています。
女の亀裂から、精液の名残が糸を引いて、肉棒まで届いています。
女は男からはなれて、事務所の奥にある風呂場に向かっています。間もなくタオ
ルを持って女が戻ってきました。全裸で歩く女の股間から、愛液が流れて、女の
脚を濡らしていますが、女はそれに構わず、男の側に腰を下ろし、タオルで男の
股間を清め始めました。男はほとんど気を失った様子で、ぐったりしています。
明子は自分の股間に手を入れて二人の動きをじっと見ています。そして、感極
まったような、少ししわがれた声を出して、由美子に語りかけています。
「凄いわね、由美子さん・・・・。
由美子さんのあそこは凄いと聞いていたけど、
常さんを二度も逝かせるなんて、凄いわ、その中はどうなっているの・・・
私、見たい・・、由美子さんのそこ・・、でもその前に我慢できない、
なんとかして・・・・」
明子はスカートを捲り上げて、ショーツを脱ぎ取り、由美子に噛り付いてきま
した。由美子は笑いながら、明子を抱きとめています。困った顔をして、それ
でも、優しく抱きしめ、明子の股間をゆっくり刺激して、明子が悶え始めると、
亀裂に指を入れています。
その部分から愛液が音を立てて滴り落ちています。明子は興奮して、由美子の
唇、顔から乳房へと唇を移し、最後に乳首にかぶりつくようにして、悶え始め
ました。そして、由美子の巧みな指技に次第に高まって行って、明子は、由美
子の指を3本、膣に受け入れて、痙攣して気をやりました。正月休みが続いた
ので、しばらく旦那以外の男に接触する機会がなくて、明子は欲求不満が高
まっていたのです。
「ああ・・、よかったわ・・・私、女の人で逝ったの初めてよ
恥かしいわ、それにごめんなさい、せっかくのところを、おじゃまして・・」
由美子の指で逝った姿のままソファーに座り、前に座っている由美子を明子は
まぶしそうに見ています。スカートは腰の上までまくれ上がり、投げ出された
長い脚が由美子の目の前まで伸びていて、その足先から眼を上に移すとかなり
濃い陰毛が濡れて光っています。大柄で若い明子の体をこうして近くで見ると、
女の目で見ても、むせ返るような色香が迫ってくる思いです。
由美子の指が明子の愛液で濡れて、光っているのを見て、明子は急に恥かしさ
が込み上げて来ました。少し頬を染めて、俯き加減で、明子の話は続きます。
「常さんとは由美子さんがこの家に引っ越して来る前からの関係よ、
会社の倉庫で、所長に後ろから突かれているところを常さんに見つかったの、
洗面所にいる常さんと窓越しに目が合って、びっくりしたわ。
そしたら、どう、常さんが私に向かって笑いながら手を振るのよ。
その後、直ぐ常さんのところに駈けて行ったわ、口止めしようと思ったけれど、
その必要が無いほど裁けたおじさんだと判って、付き合いだしたのよ。
最近はあそこを舐め会うだけの関係だけれど、
常さん、優しくて、お上手だから、私はそれで十分なの
今日も一緒に遊ぼうと思って戻ってきたのよ、
由美子さんはもう、ここには居ない頃だと思って・・・」
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・3 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/26 (月) 18:05
このコーナでは過去に発表した作品がまとめられていて、自由
に見ることが出来ます。
本来ですと、常さんや、明子の経歴を本文で紹介すべきですが
重複を避けるために、登場人物の紹介は最小限に止めました。
お手数ですが、彼らの詳細は過去に発表した作品を参考にして
ください。
明子、勤務する会社、そして会社の在る3丁目の猥雑な様子は、
「三丁目裏通りの社員寮」に詳しく、説明しております。
また、由美子が女神から授かった素晴らしいパワーの紹介は、
「由美子の冒険(V)」を見てください。
ジロー
由美子の冒険〔W〕、・・・4 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/27 (火) 22:32
明子は下半身を被うものは何もつけていません。両脚の間に両手を置いて陰部を
隠していますが、とてもそれで隠せるものでは有りません。指の間からも、両手
で覆い隠せないところからも陰毛が奔放に競い合うようにして溢れ出ています。
由美子は全裸で、常さんとの情事で濡れた部分を隠そうともしないで、明子の話
しを笑いながら聞いています。裸で居ることがごく自然です。由美子を見ていて、
股間を隠しているのが返って不自然だと明子は思ったようで、両手を胸の辺りで
組んで、股間を開放しています。
由美子の全身がぬめぬめと濡れたように光っていて、白い脚から臀部に至る豊か
な曲線と、ふくやかな腹部から流れ込んでくる曲線が、股間で合流して、明子と
は比較できないほどの少量の茂みがそこに植わっています。
明子は由美子の裸体を眺めながら考えています。明子が相手では勃起すらしない
常さんと絡んで、抜かずの2連発を可能にさせたのです。女として完敗した気分
です。そして、明子はこのお色気はただ事で無いと驚きの目で由美子を見ていま
す。
どこと言って特徴ない裸体ですが、見ているだけで同性の明子でさえ、息苦しく
なるほど爛熟した女の迫力をひしひしと感じます。会社の男達が理想の女体を
「精液で磨き抜かれた裸体」とよく言いますが、その意味が具体的に良く判らな
かったのですが、まさに由美子の裸体がそれだと思いました。裸体の何処を押し
てもそこから愛液が滲み出てくると錯覚するほど妖しい美しさです。
裸体の魅力だけでは有りません、由美子の絡みには、男を狂わせる心があると明
子は思いました。由美子の絡みを見て、明子は自分と比較して大きな差があるこ
とに先ほど気が付きました。由美子は常さんに「抱かれている」のではなく、
「抱いている」のです。それも、相手をしている常さんはそのことに気づいてい
ません、女と男が互いに励ましあい、工夫をして高みに上がって行く、見事な絡
みでした。あの絡みに比べれば、明子の場合はただ男の腕の中で、相手が仕掛け
てくるのを待っているだけだと明子は思いました。
明子は自分のことをいわゆる「マグロ」だと思ったことは一度もなく、それなり
に努力している良い女だとこれまで考えてきました。それが、由美子の絡みを今
日見て、恥かしい思いに陥っています。
女として競い合いたい気持ちがある反面、こうして裸体を曝しあい、亀裂さえも
触りあった仲の由美子に、明子は何年も付き合っている親友以上に親しい気持ち
持ち始めています。そして、この人となら、なんでも相談できそうだと思いまし
た。
「ねえ、由美子さん、先ほどの話だけれど、ええ、私の会社の男達ことよ、
外での力仕事をやって、帰って来ると、食べることと、
女のことしか考えていないのよ、皆、若くて、良い人よ、
それに男達のあそこもいろいろで、
夜、寮に行くと面白いものが見られるわよ
女には、天国よ、一緒にお願いできないかしら」
由美子の絡みを見て、自分も恥かしい姿を由美子に見られて、明子は由美子に一
気に近づいた気分になっています。それで、先ほど常さんに相談していた社員の
下半身処理を由美子に相談する気になりました。
「わたしは、この事務所の仕事があって、病院のパート勤めも有り
Uさん、常さん、元締め達、辰夫君、それに主人よ、こんなに何本も持っていて、
この上、若い8本はとても、無理よ・・・・、残念だけれどね・・ふふ・・・」
由美子は艶然と笑いながら、それほど強い拒否反応を見せないで、ソファーに横
になっている常さんの股間をタオルで始末しています。常さんのそこは完全にダ
ウンしています。
「そう・・・、でも、一度寮を覗いて見てよ、その上でもう一度考えてよ
皆な、20代、30代の若者で、昼間力仕事をして、
奥さんや、恋人を思って一人でやっているわ、
女には面白い見ものよ」
明子に無理やり約束させられて、三日後、寮を覗いてみることになりました。
その夕方、ハワイで一緒に遊んだ貴子と隆がひょっこり鶴岡宅を訪ねてきました。
隆のアメリカ長期出張が決まり、その前に正月の挨拶と諸々のお礼に鶴岡家を訪
ねてきたのです。出来れば隆は由美子の下半身にも新年の挨拶がしたいと思って
います。鶴岡も会社から帰ってきて、4人で一緒に食事することになりました。
明日は日曜日ですから、ゆっくり泊まって行けばという鶴岡の言葉に、目を輝か
せて隆が喜んでいます。貴子がそれをたしなめています。その貴子にしても鶴岡
に抱かれることを思って、もう濡らし始めているのです。
由美子手作りの料理をいただき、デザートに舌鼓を打ち、照明を落した居間で貴
子は鶴岡に、由美子は隆に腰を抱かれて、ブランデーを舐めながらハワイの思い
出などを話し合っています。酔いが回ってきて、今夜の絡みを思い、全員が少し
淫らな気分になった時、昼間会った明子のことを由美子が話題に出しました、隆
夫妻とは、互いに体の関係があるのでこうした話題も、気がねなく出せます。
「それで・・、由美子さん、行くって約束したの・・・、
うらやましい、私も見たい、男のものを沢山見るのでしょう・・・」
由美子の冒険〔W〕、・・・5 鶴岡次郎 投稿日:2005/12/28 (水) 22:12
貴子は、何か勘違いしているようです、その寮に行けば男性器をいつでも見学で
きると思い込んでいるようです。貴子のこの思い込みは、学園の女子寮には、い
も裸体の女性が溢れていると思う若い男性心理に似たものが有ります。
「貴子、連れて行ってもらったらどうだ、それで君さえ気に入ったら、
その明子さんの下半身処理業務をお手伝いしたらどうかね」
隆が学者らしく相変わらず堅い言葉を使って言いました。
「私は明日の便で成田を出発して、研究成果の報告を兼ねて、今後の共同研究の
打ち合わせで、この前まで勤めていた研究所に出張します。一ヶ月以上の長期出
張になる可能性があります。
貴子を誘ったのですが、日本を離れたくないといいますので、残して行きます。
そのことで一つ心配のことが有り、今日こうしてして鶴岡さんと由美子さんを訪
ねたのですが、今のお話を伺って、これは渡りに船と思いました」
隆がアルコールで顔を紅潮させて、鶴岡を見て、由美子を見て、少し笑いながら、
話し始めました。
「私がいない間、貴子が男無しで過ごせると思えません。
私は覚悟していまして、それなら由美子さんにお願いして、
貴子に男をお世話いただきたいと思って、ご挨拶もかねて今日やって来ました。
今のお話なら、貴子さえ気に入れば、体だけの関係で終りそうですから、
私には好都合です・・。それに由美子さんにも監視していただけることですから」
若さに似合わず、隆は人間がさらに出来上がってきたようです。奔放で、淫乱で
可愛い奥さんを持った亭主として、その心構えが、出来上がって来たのです。
隆のきわどい話を聞いて、貴子は、恥かしそうに体をくねらせて、隆を打つ真似
をしていますが、本気で怒っている様子は有りません。鶴岡夫妻はそんな二人を
笑顔で見ています。
「あなた、嫌だ・・・、鶴岡さんの前で、恥かしいわ、そんなこと考えていたの、
私、一ヶ月なら、男なしで我慢できるわよ、我慢できると思うわよ、
へへ・・・、我慢しなくてはね・・、ふふ・・・」
貴子も、少し酔いが回って来たようです。
「由美子も嫌でなかったら、
貴子さんと一緒にその下半身処理業務をお手伝いしたらどうだ、
お手伝いが多すぎて困ることは無いだろう、
なにしろ相手は8人もいて、それが全部、若い人達だから
近隣の女性を守るためにも、二人が一肌脱ぐことは意味があるよ
もっとも、そこへ行くと、一肌脱ぐだけでは足りないね、
全部脱ぐことになるね、これはいいわ、はは・・あっツ・・、これは失礼・・
それに、これは、立派ボランテイア活動だよ、うん」
鶴岡が隆に負けない真面目な顔で言い、この上なく淫らな話を、真面目ぶって
鶴岡が解説するのが可笑しくて、全員が笑いこけています。
亭主たちは、後でゴタゴタが起きる変な浮気より、体の付き合いだけと割り切った
ボランテイア活動の方が良いと思ったのですが、そのことに女達は、勿論強く反対
する理由が有りません。こうして、この話は何となく決まり、由美子が明子にさっ
そく連絡することになりました。
もう、ベッドインの時間が迫っています。男も女も、十分に高まり、居間の暗がり
を幸いに、男が女の股間に手を入れ、そこを攻めています。貴子は上下の下着を脱
いでいて、ブラウスとスカートの姿です。由美子は和服で、勿論ショーツをつけて
いません。ステレオからムード音楽が流れて、照明はフロアスタンドに切り替えて
います。
「貴子さん良かったらお風呂に入ってね・・・、
貴方、ご一緒して、貴子さんの背中流してあげたら」
由美子に勧められて、貴子と鶴岡は風呂場に向かい、脱衣場で貴子の衣類を鶴岡が
脱がせています。
「ジローさん・・・、ダメ・・、ダメよ・・、そんなところ触ると、ああ・・ん」
貴子の嬌声が聞こえます。鶴岡がどこかを触っていて、貴子がそれを喜んでいる声
です。居間のソファーに座っている隆はその声に反応して、側に居る由美子を抱く
腕に力が入りました。由美子が笑みを浮かべて、隆の唇を受け止めています。
二人はデイープキッスをしながら、その場で立ち上がり、チークダンスを始めまし
た。由美子の前を割って、指を挿入していた隆は、我慢できなくなった様子で、由
美子の帯を解き始めました、くるくると由美子が回って、帯が床に落ちました。何
本かの細紐を解いて、着物を優しく取り、緋色の長襦袢にしました。隆は興奮して、
背広を脱ぎ捨て、丸裸になりました。隆は跪き、長襦袢の裾に手を入れて、由美子
の腰巻を取り去りました。懐かしい由美子の香りが隆の鼻腔を刺激しています。
隆は立ち上がり、由美子を抱きしめ、腰をすり寄せています。由美子の長襦袢から
左の肩が露出して、あふれ出た乳首に、隆が噛り付いています。由美子はかなり大
きな声で喘ぎ声を出しています。由美子の裾が乱れて、陰毛が見え隠れして、そこ
から愛液が滴り落ちているのが見えます。
男は乳首から口を離し、由美子の左脚を右手で持ち上げています。裾を捲り上げ、
露出した由美子のものに隆が肉棒をこすり付けています。由美子の愛液がポタポタ
と音を立ててフローリングに落ち始めました。
「隆さん・・・、いいわ・・、そこをもっと・・、ああ・・ん」
二人はその不安定な形で抱き合って、互いの性器を擦り合わせています。由美子の
すすり泣くような悲鳴が、居間に響いています。
由美子の冒険〔W〕、・・・6 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/04 (水) 22:38
「ジローさん、ダメ・・・、そんな・・・ああ・・ん
ダメ・・、ああ・・ん、欲しいわ・・、ここで、ここで欲しい・・、入れて・」
貴子の甲高い声が居間で由美子を抱いている隆まで届いています。その声に後押
しされて隆は由美子を抱き上げて、床に横たえました。裾の乱れも、乳房の露出も、
気にしないで、由美子は陶然として床に身を投げ出しています。
「ジローさん・・・・、いい・・、ダメ・・・エ
ああ・・ん、もっと、もっと・・、ああ・・ん」
貴子が鶴岡の肉棒を迎えている、高い声が風呂場から響いてきます。
由美子の長襦袢の裾は大きく割れて、ほとんど由美子の性器が露出しています。
上半身は、長襦袢がはだけて片方の乳房があふれ出ています。隆は全裸で、股間
のものを直立させて、由美子の乱れた姿をじっと見下ろしています。肉棒と隆の
視線が由美子の乱れた姿を見下ろしているようです。
「ああ・・ん、隆さん・・、大きい、うれしい・・・
ああ・・ん、隆さん、私も、私のものも見て・・・・」
由美子が淫蕩な笑みを浮かべて、肉棒と男の顔を交互に見ながら、両脚をゆっく
り上に持ち上げながら、それを大きく開きました。陰毛が割れて、中から大陰唇
が競りあがり、サーモンピンクの膣壁が、痙攣しているのさえ見えます。肉棒を
片手に握り、隆がゆっくり腰を下ろし始めました。
貴子と鶴岡が丸裸で風呂場から出てくると、由美子は床に寝かされて、長襦袢を
腰まで捲り上げられ、隆のものを受け入れています。男が渾身の力を込めて送り
込む男根を、大きく開いた脚を天井に向けて突き上げ、両手を男の腰にからめて、
獣のような呻き声を出して、由美子は隆の男根を受け入れています。二人性器が
合体した周りは白い泡が湧き出て、その泡が飛び散って、花びらのように部屋の
中を舞って、淡いスタンドの光にキラキラ輝いています。
「凄いわね・・・、女神の花弁が舞っているわ・・・あの時のようね・・・
隆が、由美子さん、由美子さんと言って、恋焦がれる気持ちが判るわ」
貴子は鶴岡の陰茎を右手で持ち、それを優しくしごきながら、由美子達の絡みを
見て、思わず凄いと声に出しています。由美子に女神が降臨した時の情景を貴子
は思い出しているのです。
鶴岡が笑みを浮かべて顔を寄せ、貴子の唇をゆっくり塞ぎました。風呂場で一度
逝った二人の性器が、また蘇ってきました。二人は肩を寄せ合って階段を上がり、
客間に消えました。間もなく、貴子の高い喘ぎ声が聞こえてきました。
三日後、夕方5時過ぎに、常さんの事務所に、常さん、由美子、貴子が座ってい
ます。そこへ、明子が作業服姿の背の高い若い男を連れて、やって来ました。
「紹介するわ、会社の丸岡さん、こちら由美子さんと、貴子さん」
男の汗の匂いが由美子と貴子をムワーッと襲います。今まで現場で働いていた若
い男の匂いです。
浅黒く日に焼けた純朴そうな若者です。由美子と貴子は目を細めてこの若者を見
ています。気に入ったようです。期待してここへ乗り込んできた貴子はもう少し
濡らし始めていて、もじもじと脚を擦り合わせています。
「丸岡さん、この二人の方が、昨日話したボランテイアの方よ、
あなた方のセックスの相手をしていただく方よ、綺麗な方でしょう」
由美子達の前に座った丸岡は本当にびっくりしたようで、信じられないと言った
表情で、なんと言ったら良いか判らず、赤くなって黙り込んでいます。
「どう、気に入ったの、何とか言ったらどうなの・・、ふふ・・・
嬉しいとか、好みじゃないとか、色っぽいお尻だとか・・・、
いつも女を見たら言っているでしょう、どうしたの
どう、二人の裸が見たいの・・・、それとも直ぐやりたい・・・」
明子が笑いながら青年をからかい始めました。
「自分たちは・・・、嬉しいです。
こんな綺麗な奥さんに相手していただけるなんて、
信じられません、本当に良いのですか・・・、
はい、すぐやりたいです・・・、いえ、ここでなく・・・はい・・・」
若者が限界まで勃起しているのが由美子には判ります。明子に煽られて、若者の
股間はもう限界に来ています。由美子は笑いながら立ち上がり、若者の手を取っ
て、椅子から立たせて、いきなりズボンを下着と一緒に下げました。
若者は由美子の行為に逆らわないで、ただ立っています。若者のものが勢いよく
飛び出してきました、それに気が付いた若者は驚き、股間を手で覆い隠そうとし
ていますが、由美子はそれを許さず、若者の腰を両手で押して、ソファーに無理
やり座らせました。
由美子は彼の眼を意識しながら、スカートを捲り上げて、ショーツをゆっくり引
き下ろしました。若者は驚いた顔で、由美子の陰毛とその奥に隠されたものを見
ています。由美子は脱ぎ取ったショーツを若者の手にあずけました。若者はその
生暖かい布の感触を感じて、肉棒の先端から透明な液を流し始めています。
明子と、貴子が無遠慮にそれを見て、淫蕩な笑みを浮かべています。由美子は
そこで大きく股を開いて、若者の上に跨り、若者に抱きつき、巧みに手を使って、
いきり立ったものを亀裂にあてがい、一気に体重をその上にかけました。ズブズ
ブと破裂音がして、肉棒が由美子の中に吸い込まれてゆきます。
若者がこの事務所入ってきてから5分と経過していません。由美子は体をくねら
せ、腰を上下させ始めました。若者は信じられないと言った顔を残したまま、湧
きあがる快感に息を荒立てながら、必死で由美子を抱きしめ、遂に我慢できなく
なって、低い唸り声を出して、大量の精子を由美子の中に放出しました。
明子と貴子が上気した淫乱な顔で、若者を見つめています。貴子は何を思ったの
か、その場で立ち上がり、いきなりスカートを持ち上げてショーツを脱いでいま
す。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・6 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/04 (水) 22:49
新年明けましておめでとうございます
本年も、元気に、淫らに、真剣にこの道を
楽しみたいと思っています。
ご支援よろしくお願い申します。
ジロー
由美子の冒険〔W〕、・・・7 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/06 (金) 16:39
首を仰け反らせて快感を露にしていた由美子は、膣壁を突き破るような若者の強
い放出を感じ取って、若者の首にかけた両手に力を入れて、若者の唇にかじり付
いて低い呻き声を洩らしています。唇が歪み、堅く合わさった二人の唇から唾液
が糸を引いて落ちています。しばらく余韻を楽しんでいた由美子がゆっくりと両
手の力を抜き、合わせた唇を離し、若者を見てにっこり笑っています。
「どう・・・、私は合格かしら・・・、
私は美味しかったわ、貴方凄いわね・・・ほら、こんなに濡れて・・・・」
紅潮した淫乱な笑顔を浮かべて、由美子は若者に囁いて、膝から立ち上がろうと
しています。ゴボ、ゴボと妙な音がして、肉棒が亀裂から抜け出しています。由
美子の股間から、白濁液が細いロープのようにスーッと滴り落ちて、若者の足元
に小さな水溜りを作っています。
由美子は若者の前で少し脚を開き、亀裂を若者に十分見せながら、手を亀裂に添
えて、精液の残りを掌に移し、その手を若者に差し出し、若者をじっと見つめて
います。
「沢山出たわよ・・・、ほら・・・こんなに・・・、ああ・・美味しいわ」
手に溢れるほどの白濁液に口を付けて由美子はそれを啜り始めました。ズルズル
と液を吸い取っている由美子を若者は口をぽかんと開けて見つめています。若者
の陰茎がまた立ち上がり始めました。
由美子は啜り終わった掌を舌できれいに舐めて、淫蕩な笑みを若者に送り、ス
カートの裾をゆっくり下ろして、若者に背を向けて貴子達が座っているソファー
に戻ってきました。由美子の体から強い精液の香りが沸き立ち、女たちの鼻を衝
いています。貴子も、明子も興奮して、口も聞けない様子です。
若者はあまりの衝撃で、ぽかんと口を開いて、ただ唖然として由美子を見つめて
います。
由美子の中から出て来たばかりの肉棒は、精液と愛液の白い泡に埋まっていて、
ダラリとしています。その時、貴子がすくっと、立ち上がり、若者に歩み寄り、
彼の股間に頭を寄せて、その汚れた若者のものをパックリと咥えました。そして、
濡れた男根を口で丁寧に掃除し始めました。それは見る見るうちに大きくなり、
貴子の口から溢れるほどの大きさに戻りました。
貴子はにっこり笑って、由美子と同じように跨り、挿入して攻め立て始めました。
今度もあっけなく、またもや大量の精子が貴子の中へ放出されました。若者はこ
の部屋に入って来て30分間の短い間に二人の女に襲われ、二人の中にいっぱい
放出したことになります。常さんは、由美子と貴子の大胆で、淫乱な行為に驚い
ていますが、それ以上に、二度も放出した若者の力に驚き、感嘆しています。
「当然、私も合格よね・・・、ねえ・・、良かったわ
由美子さんが言うとおり、貴方凄いわ・・・・、好きよ」
貴子は上機嫌で、その若者にキッスをして、膝から降りて、自分の席に戻ってき
ました。
「驚いたわ・・・、本当に・・、いきなりここでやるとは思わなかったわ・・、
とにかく・・、ご挨拶は終ったようだし、
丸岡さん・・・、どう、気に入った・・、何か注文はあるの・・・」
由美子と貴子のあまりのおおらかさと素早さに、明子は少し驚いています。若者
は、激しい興奮の後で混乱しているようで、よろしくお願いしますと言うのが精
一杯な様子です。その様子を見ていた由美子が若者にもう一度歩み寄り、何事か
優しく声をかけながら、股間をタオルで丁寧に始末してやり、ズボンを履かせま
した。ようやく若者は落ち着いてきた様子です。
「最高でした、言葉では表現できません・・・、ありがとうがございました」
少し赤くなりながら、若者は言葉少なに感激を表に出して由美子と貴子にお礼を
言いました。そして、明子から事前に由美子達のことを聞いていて、そのことに
付いて仲間と話し合った内容を女達に説明し始めました。今日はこのことが目的
でここへやってきたのですが、二人の女の中に放出する幸運に恵まれたのです。
空き部屋は沢山あるから、由美子、貴子、明子の専用部屋を準備しておくので、
夜6時過ぎ、都合がつけばそこへ、出来れば毎日、来て欲しい。その部屋に女が
入り、明かりがついたら、順番に男達が訪問する、朝の早い仕事だから10時に
は消灯したいと、若者は由美子と貴子を交互に見ながら、要領よく説明を始めま
した。
「もし可能であれば、6時から10時の間、女の方一人で4人以上は相手願えれ
ば有難いのですが、これは無理を言えません、皆さんでご検討ください。
ベッドと簡単な家具とシャワーつきのトイレが部屋の設備ですが、他に何か必要
なものがあれば準備いたします」
丸岡は若いがなかなかしっかりした男のようです。
「それではよろしくお願いします、これは当然のことですが、皆さんとの関係は、
私達8名以外には絶対口外しないことを、私達の男にかけて誓います。
何か問題が起これば、私達は皆さんのために命を懸けて戦います」
丸岡は実直さを表に出して、何度も頭を下げながら、事務所を後にしました。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・7 トンボ 投稿日:2006/01/06 (金) 17:03
明子さんを入れて3人ということになりましたか。ベテランというか、由美子さん、貴子さんではハワイ以来、絡みの場面はもう毎度のことなので、4人目はどこなうぶな方の巻き込まれ型の参加か、なんか違ったタイプの参加者をお願いで着たらなと思います。由美子さんのコーチが必要なレベルなんかいいかなとも思います。ハワイとはまた違ったスタイルで。
由美子の冒険〔W〕、・・・8 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/07 (土) 12:50
寮に戻ると丸岡は直ぐ仲間を集め、由美子と貴子のことを報告しました。勿論、
驚くほど魅力的な二人に突然襲われた話が話題の中心です。仲間から歓声が上
がったのは当然です。
「・・・・・、なんだか夢中だったから、よく憶えていないけれど、
いきなりその中に入り込んで、溢れるほどの愛液に包まれて、
ジンワリと締め付けられて、優しい香に包まれて、少し擦りあがられると、
もう我慢できなくて、アッと言う間に出していたよ。
その瞬間まずいと思ったね、だって、直接その中に出してしまったからね、
きっとこれでこの話はダメになると、その時思ったよ」
丸岡が由美子に抱かれた時のことを話しています。全員、興奮してじっと丸岡を
見詰めて、聞いています。冗談を言う余裕も有りません。
「それがね・・・、その方は、何も文句を言わないで、
そこに手をあてて、俺が出したものを掌、一杯に掬い取って、
それを俺の目の前で、ズルズルと啜ってくれたのだよ
俺は、俺はナ・・・、女に飲んでもらったのは初めてだったよ
俺はこの人のために死んでも良いと・・、その時思ったね」
丸岡は興奮して目を赤くして話しています。その感情が聞いている若者たちにも
伝染したようで、誰も冗談一つ言いません。この上なく、興奮していますが、そ
れ以上に由美子の優しさに感動している様子です。
「・・・・ピルを使用するから、中へ直接出しても良いとのことだ・・・」
丸岡が二人の好意を伝えると、歓声を上げ、男達は勃起して、直ぐにでも放出し
そうな雰囲気です。丸岡はそんな皆をなだめて、さらに言葉を続けています。
「当然病気の心配もあるのに我々を信頼して、そう言っていただけたのだ。
この信頼を裏切ることがあってはならない、全員検査を受けたから、今は安全だ
が、これからも、他の女と接触したら、その後は女性の部屋に入るのは遠慮して
欲しい、これはきっちり守るからな、いいな・・・」
寮の管理人である明子の提案も有り、ここに入寮する時、男達は全員、自発的に
病院で身体検査を受け、性病検査と、血液検査を受けているのです。さらに丸岡
は、印刷した紙を全員に渡しながら、女の部屋に関して五ヶ条の約束を説明しま
した。
一、 このことは、八人以外口外しないこと、秘密は命をかけて守ること
二、 女性が部屋にいる間、彼女を一人にしない。
三、 特定の女性に集中しない、公平に付き合う
四、 清潔にすること、女性の嫌がることは絶対しない
五、 その前後も含めて、女性をいつも大切に、女性に危険な行為をしないこと
勿論男達に異論は有りません。そうしろと言うなら、酒を絶っても良いと言い出
す男もいます。こうして、女を迎える準備が完了しました。皆で金を出し合って、
部屋のカーテン、シーツ、洗面用具、悩ましい赤い光を出すベッド・スタンドなど
を新規に購入しました。これで準備完了です。いよいよ明日の夜から、女の部屋に
明かりが点ることになります。
その日、6時きっかりに、由美子と貴子は常さんの事務所を出て寮に向かいました。
明子はこの時間帯では夫にばれる心配が有り、やはり動きが取れないようで、二人
には同行できなくて自宅に帰ることになり、常さんの事務所の前で二人を見送りま
した。
「ねえ・・、由美子さん・・・・、
私・・・、もうたまらない・・・、先ほどから恥かしいほど濡れているのよ
沢山の男の人を相手にするのよ・・・、それも今日あったばかりの人よ
どんなことされるかしら、ああ・・・、ちょっと怖いわ、ああ・・もうダメ・・・」
貴子は事務所から寮まで、わずか100メートル足らずの道を歩きながら、由美子
にしきりに話しかけています。事務所でも今から始まる仕事のことで十分話し合った
のですが、貴子は完全に興奮して夢うつつの状態になっています。濡れた股間が煩わ
しいのか、なにやら足元もおぼつかない状態です。今なら、どんな男が現れても、喜
んで体を開きそうです。
寮は三階建てのビルで、一階が、事務所、2階が資材倉庫、食堂と炊事場、3階が寮
になっていて、一階と二階は表道路に面した会社玄関から入り、3階の寮は裏道路に
面した階段で直接上がるようになっていて、会社と寮は直接には往来出来ないように
なっています。
寮の宿泊許可書の発行、清掃、設備管理などは明子が担当で、寮住人からは「管理人
さん」と呼ばれています。夜間の見回り、外出時の鍵の保管は会社の警備室がやりま
す。したがって、深夜の警備室の見回り以外は、寮住人以外誰もそこには近づきませ
ん。勿論、いつでも明子はフリーパスです。
寮の階段下で丸岡が待っていました。由美子と明子はにこやかに笑いながら丸岡と握
手しました
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・8 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/07 (土) 13:01
トンボさん
新人を加えること、私は賛成ですが、女達がどう思いますか・・。
いずれにしても、トンボさんの希望は、責任者の明子に伝えます。
もし、明子が戦線に復帰することが出来れば、いくら若くても8人
ぽっちの男達では、3人の凄い女性を相手にするだけで一杯で、
とても新人まで手は出すことは出来ないでしょう。
では、いずれまた
ジロー
由美子の冒険〔W〕、・・・9 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/08 (日) 19:09
寮の階段下で丸岡が待っていました。由美子と明子はにこやかに笑いながら丸岡
と握手しました。既に体の関係が出来ている三人は、リラックスした様子で冗談
を言い合ったりしています。
茶褐色のカシミヤ・コートの下は、肩を思い切りだした黄色いTシャツと、肌に
張り付いて、股間の縦皺さえもくっきりと見せるほど、体の線を見事に描き出し
ている綿の白パンツ、勿論、上下とも、下着はつけていません。これが由美子の
今夜の服装です。
タンクトップの白いシャツとマイクロミニに近い暗褐色のスカートから、長い足
が伸びています。黄色いTバックのショーツで、ブラはつけていません。これが
貴子の装いです。コートは羽毛のスタジオコートで、夜目にも鮮やかな純白です。
丸岡は二人を見て、もういっぱいに興奮して、先走り汁さえ洩らし始めています。
それに気が付いた由美子が貴子にそのことを告げて、貴子が笑いながら、丸岡に
近づき、股間に手を伸ばして、ズボンの上からそれを握り、嬌声を上げています。
そして、恥かしがる丸岡の唇に貴子が唇を寄せると、丸岡も興奮して、貴子の
コートの前を割り、片脚を貴子の股間に強く割り込ませて、彼女の腰を抱き締め
ています。股間から奇妙な破裂音を発しながら、貴子が両脚で強く男の脚を締め
付けて、二人はその姿勢で抱き合って、唸りながら舌を絡み合わせています。
男の手が女の臀部を強く抱き上げると、マイクロミニの裾が持ち上がり、割れ目
に食い込んだショーツのバックが露になり、男の手が女の素肌に直接触れていま
す。女はその刺激で一気に高まったようで、苦しそうな呻き声を出して、男の首
にかけた手に力を入れて、さらに唇を押し付けています。
女の脚がさらに開いて、スカートはもう腰の上までまくれ上がり、申し訳程度に
亀裂を被っている小さな黄色いショーツが露出しています。ショーツの脇から陰
毛がはみ出ています。男の手がその部分に伸びて、ショーツを脇に押しやり、指
が亀裂に挿入されています。貴子はさらに脚を拡げて、男の指を受け入れていま
す。コートの前が十分開いているので、丸岡の指が亀裂に隠れているのが由美子
にも良く見えます。
「フッツ・・・、いいわ・・、ねえ・・、ここでしたいわ・・、ダメ・・」
人目のない場所ですから、このまま捨てておくと、二人は性器を露出して絡み始
めかねないほど興奮しています。貴子はもうその気になっています。
「もう・・・、ここではダメよ・・、後で、後でね・・、
さあ・・、貴子さん・・、離れて・・、丸岡さんも後でね・・・」
由美子が二人を制して、やっと二人は離れました。二人は、お預けを食った子犬
のように、まだ未練を残して、互いの股間に伸ばした手をもぞもぞと動かしてい
ます。由美子が笑いながら二人の背を押して、ようやく三人は階段を登り始めま
した。
3階に上がる階段でも、男の手が貴子の股間に届いていて、指が既に亀裂に埋も
れている様子です。後から男の指を受け入れている貴子は喘ぎ声を隠さないで、
ゆっくり階段を登っています。途中で貴子は我慢できなくなり、何度も二人は唇
を重ね合わせて、そのつど由美子の手で離されています。
入口の扉を開くと、そこがホールです。扉を開けると、ホールの中央に集まって
いた男達の視線が二人の女に襲いかかりました。そして部屋の中から、男達の生
臭い香りがムワーと女達に覆いかぶさってきて、二人の女は、全身を突き刺す男
達の視線と、生臭いオスの香に包まれて、軽い眩暈を感じるほどの興奮して、新
たな愛液で股間を濡らしています。
女二人は暖房の熱気を感じてゆっくりとコートを脱ぎ、それを丸岡に預けていま
す。股間の縦ジワが見えるほど大腿部にぴったり張り付いた綿パンツの由美子、
マイクロミニから長い脚が伸びている貴子、二人とも申し合わせたように、今に
も乳首がはみ出てくるほど胸の開いたTシャツ一枚の姿です。
コートを脱ぎ去った女二人の姿を見て、ホールの中央に集まっている男達から、
声のない驚きと感動のどよめきがワーッと湧き上がっています。
男達に向かって歩み始めた二人は歩行が少し乱れるほど股間を濡らしていて、注
意深く見ると由美子のパンツの大腿部に愛液で染みができているのが判ります。
離れたところから見ても、貴子はもうそれと判るほど生脚を濡らしていて、その
上階段での淫らな遊びで貴子の表情が淫蕩なものに変化していて、男達は一目で
貴子が激しく欲情していることを悟っています。
しかし、その男達も女の姿を見て、極限近くまで興奮しているので、欲情して愛
液で大腿部を濡らしている貴子がこの場では異常に見えることは有りません。男
も女も皆、欲情していて、何かの弾みがつけば、この場で絡み始めてもおかしく
ない情勢です。そうなのです、もう、この場に居る男も女もただのオスとメスの
感情で行動するようになっているのです。
そこは、20畳程度のホールでソファーがあり、新聞や、雑誌が置かれていてお
茶など飲めるようになっています。ここには食堂は無く、食事は会社食堂で済ま
せるようです。
8人の男達がそこに揃っています。男達は全員20代のようで、今の時間、いつ
もはパジャマや、トレーニング・ウエアー姿ですが、今日だけは特別のようで、
風呂を済ませて、ズボンと長袖シャツのお出かけスタイルです。
由美子と貴子が紹介されると、二人の美しさと、妖艶さに驚きと満足の声が上が
り、一斉に拍手が湧きあがりました。
由美子と貴子は一人一人と握手して、にこやかに挨拶しています。男達の目が由
美子のスラックスの股間を突き刺し、その部分に淡いしみが出来ているのを目ざ
とく見つけ出しています。貴子のマイクロミニから伸びた生足がなぜか妖しく濡
れているのに男達は気が付いています。由美子が男達をチェックするまでもなく、
全員猛烈に勃起しているのが貴子にもよく判ります。女の手を握った瞬間、我慢
できなくて、もう洩らしている者さえいます。
由美子の冒険〔W〕、・・・10 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/09 (月) 17:10
今晩相手いただく順番を決めるのに、いろいろ議論したが結論が出ないで困って
いる、殺し合いにもなりかねないので、迷惑でも二人に選んでほしいと丸岡が言
いました。風呂に入って全員きれいにしてきた、病気はないと言い、なにやら号
令をかけました。すると、横一列の並んだ男達が、下を全部脱いで、勃起したも
のを二人に晒しました。勿論、丸岡もその列に並び、股間を曝しています。この
中から選んで、部屋に迎える男の順番を女たちに決めてほしいと言うことです。
貴子と由美子はあっけに取られて、それでも嬉しそうに、男達の股間を見ていま
す。そして、彼らのすごく真剣な顔を見て、二人の女は必死で笑をこらえていま
す。
大きいのも小さいのも有り、形も様々です。先端に皮を少し被ったものも有りま
す。しかし、いずれの肉棒も、男達の腹に付くほど勃起していて、そこから女な
ら、確実に嗅ぎ分けることの出来る官能的な香を発散させています。
「凄いわ・・・、私、一度にこんなに沢山のものを見たのは初めてよ・・」
貴子は興奮して、眼をキラキラ輝かせています。由美子もこんな景色を見るのは
久しぶりです。Uと一緒に、商売に出かけた時、仲間が雑魚寝して、その場でめ
いめいに抱き合い、その後、男も女も股間を露出したまま眠りこんだ景色を見て
以来の体験です。
二人の女は、男達が直立不動で立っている列に近づいて、ほとんどそれを手に取
るほど顔を寄せて、一人一人の前で跪いて、丁寧に、時間をかけて、八本の男根
をチェックしています。顔を近づけると、女の吐息を男根が感じとり、興奮した
亀頭から、ジンワリと先走り汁が出て、そこから立ち上がる官能的な香が女達の
鼻腔を刺激しています。
男根をチェックするため跪いた女の胸元から乳房の全貌が見え、乳首さえ見えま
す。だんだんに興奮してきた貴子は、Tシャツの肩をはだけて、片側の乳房をも
ろ出しにして、マイクロミニの裾を腰に巻き上げ、黄色のTバック・ショーツを
男達の視線にさらしています。小さな布切れが濡れて、捲れ上がり、ほとんどそ
の部分を隠すことが出来なくなり、陰毛はその全貌を現し、亀裂はクリがようや
く隠れているだけで、紫色の大陰唇が男達の視線を威嚇するように外にはみ出て
います。由美子の白いパンツは、股間から大腿部にかけて、濃い染みができてい
て、大陰唇の形を露にしている股間は暗い陰毛の影さえ見えるほどです。
女王の観兵式を思わせる様子で、二人は一人一人、丁寧に男根をチェックして回
りました。八人の男は直立不動で男根を曝して、じっと興奮に耐えています。少
しでも女が男根を刺激すると、暴発しそうです。
「結構なものを見せていただき、ありがとうございました。
おいしそうなものばかりで、早くこれをいただきたいと、思っております。
あら・・、少し行儀が悪いわね、普段はもっとお淑やかですのよ、ふふ・・」
男根の検閲を終えて、由美子が男達を前にして、お礼を言っています。由美子の
冗談交じりの挨拶を聞いても、直立不動の姿勢を保って、男達は至極真面目な顔
で二人の女を見ています。極限まで高まった興奮を抑えるのに必死なのです。
「それでは、私達の部屋に来ていただく順番を発表します」
男達が少しざわつきました。
「せっかく皆様の大切なものを見学させていただいたのですから、
皆さんのおちんちんに直接、返事させていただきますわ、ふふ・・・・」
妖艶な笑みを浮かべて、意味ありげに話す由美子の言葉の意味が男達には判らな
いようです、次の由美子の行動を見て、ようやくその意味を知りました。
由美子は一番若い坊やを選び、その前に膝を着き、坊やのものを咥えました。
「ああ・・・、ごめんなさい・・、すみません・・、我慢できなくて・・」
坊やはすっかり慌てて、まだ肉棒を咥えている由美子の肩に手をかけて、しきり
に謝っています。坊やは暴発したのです。由美子は咳き込みながらも、慌てない
でそれを口で受け止め、それを手にしたタオルに少し吐き出し、残りを飲み干し
ました。それでも唇の端から飲み干しきれなかった粘液が少し溢れて、顎を濡ら
しています。由美子はその粘液を手で拭い取りながら、笑顔でその青年に、声を
かけています。
「いいのよ・・、凄い量ね・・・、全部はいただけないわ、
でも美味しかったわ、貴方が一番に私の部屋に来てちょうだい」
坊やは嬉しそうです。
貴子は一番貧相なものを持っている男を選び、それを咥えて、この方が一番と言
いました、目立たない男ですが今にも泣き出しそうな顔で感激しています。最初
の男が決まり、その後、次々と8人の男の肉棒が咥えられ順番が決まりました、
実にこのうち、5人がその場で放出して二人の女の顔や、シャツに吐き出し、残
り3人は女が側に行く前に床に放出していました。
一巡すると、由美子も貴子も顔、髪の毛、シャツとほとんど全身に精液を浴びた
姿になりました。これで、8人全員が女の体に触れる前に一度、放出を完了した
ことになります。
こうして順番が決まりました。精液で全身を濡らした女性を、男達はかわるがわ
る抱き締め、優しくキッスをしています。男達の精液を全身で受け止めてくれた
二人の女が男達には親しい恋人のように、この上なく愛しいものに、その時思え
たはずです。これも由美子の作戦です。
由美子の冒険〔W〕、・・・11 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/10 (火) 22:42
初めて顔を合わす男女が二人きりになると、合体するまでに時間がかかり、特に
相手が若い男だと、萎縮して、上手く行かないことが多いことを由美子は良く
知っています。それで、男達を助ける意味で、事前に精液を吐き出させて、それ
を全身に浴びたのです。このことで、男達と二人の女の距離はグーンと近くなり
ました。これで、部屋で二人きりになっても、男達は怯むことなく、女たちを抱
くことが出来ます。
この工夫は由美子の作戦と言うより、男を愛しく思う由美子の心遣いが自然と現
れた行為です。貴子も由美子に見習って嬉々として沢山の男根を咥え、吐き出さ
れた精液を、全身で受け止め、かなりの量を嚥下しました。まだ男性経験が浅い
貴子が由美子を見習ってこのサービスが出来たのは立派と言えます。この行為で
貴子自身も、男達との距離が近くなり、ここに来るまでにあれこれと悩んでいた
全ての不安から開放されたようで、もう何の迷いもなく、男達を楽しむつもりに
なっています。
「貴子さん・・・、殿方は、特に若い方は、
あまり興奮し過ぎると上手く行かない時が多いのよ、
仲間の男が側に居たりすると、もっとひどいことになるわ
もし上手く行かなくても、平然として優しく男のものを咥えて、
もう一度元気にしてあげるのが女の勤めよ、
決して、焦らしたり、蔑んだ素振りを見せてはダメよ」
常さんの事務所で時間をつぶしている間に、貴子に訊ねられて、由美子が今夜の
心構えを説明しました。そして、二人で話し合って、部屋に入る前に、男達を刺
激して事前に放出させることにしたのです。
「若い殿方は、女の体を妄想することが多くて、実際の経験が少ないから、
いざとなると変なことが起きるのよ・・・、
その時になって、あそこを覗き見て、あそこの匂いを嗅いで、
急に元気がなくなった坊やも居たわ、
確かに綺麗な景色だとはいえないし、良い匂いだとも言えないけれど、
ねえ・・居るのよ・・、そんな男の子が、稀には・・・、
だから、いきなりここを舐めなさいと言って、拡げたりしてはダメよ、ふふ・・
貴方の立派なものを見たら逃げ出す子も居るかもよ、
あら、ごめんなさい・・、冗談よ・・、ふふ・・・・」
貴子が笑いながら由美子を打っています。
「あら・・、嫌だ・・・、本当、逃げ出したらどうしょう、ふふ・・・・
私、だんだんあそこの色が濃くなるのよ、
自分でも、時々いやらしい眺めだと思うことがあるのよ
でも、由美子さんのあそこは綺麗よね、ピンク色で、不思議だわ・・」
貴子は、10代の後半からかなりの男と関係をして、隆と結婚するまでに、30
人近い男を知っています。それでも、この数は由美子より少ないはずですが、由
美子の大陰唇はピンク色で、貴子のそれは一部紫色に変色しています。貴子が不
思議に思うのも当然です。
由美子のその部分が素晴らしく綺麗なピンク色で、その中に入ると夢見る心地に
なると、夫、隆から貴子はことあるたびに聞かされていて、妬ける気持ちより、
最近では、由美子のそこにかなり興味を持つようになっています。それで機会が
あれば丹念にそこをチェックするようにしていて、確かに自分のものに比べて、
かなり上品な眺めだと感じています。
「貴子さんのあそこは凄い景色だって、家の主人も良く言うわ
毛が多くて、そこを見るとムラムラ来るそうよ・・・、妬けるわね・・ふふ・・」
由美子も鶴岡から、貴子のことを聞かされているようです。他で経験した異性の
性器の様子を夫婦で話し合う習慣が由美子にも貴子にも出来上がっているようです。
「ねえ・・、由美子さん、私、沢山の男とやるのは始めてよ
それも、丸岡さん以外顔も知らない人でしょう。
どうしょう、少し怖いわ、それに・・・、
ねえ・・、本当に嫌な人だったら、どうしたら良いの・・」
好意を持った男達を選んで貴子はこれまでセックスしてきました。勿論、無理やり
犯された経験も有りません。それだけに、今になって少し不安になってきたのです。
由美子の冒険〔W〕、・・・12 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/13 (金) 21:26
「大丈夫よ、私が見るところ、あなたはかなり男が好きで、
その味も知っているから、いざその場になって、男が迫ってくると、
貴方の体が自然に反応するわよ、女の体はそうなっているのよ・・・
男に触られ、男のあれを押し付けられると、女は自然と体が濡れるものよ、
そんなに好きでもない男に抱かれても女は十分濡れるのよ・・、
貴子さん、カマトトぶって、騙されないわよ
貴方なら思い当たることがいろいろあるでしょう、ふふ・・・・」
由美子は艶然と笑って、貴子の心配を一蹴しています。貴子はその言葉で安心し
たようで、それからは、あれこれベッドでのマナーを由美子に聞きただして、事
細かに説明する由美子のガイドを聞いて、次第に興奮して、股間を濡らし始めま
した。
「ねえ・・、由美子さん、次々と何人もの男に抱かれると、
立ち上がれないほど感じてしまうことがあるわよね、
失神してしまって、次の人を迎えることができなかったら、どうしよう・・・
ああ・・・、私、ダメになりそうだわ・・、心配だわ・・・ああ・・ん」
貴子は夢見るような瞳で、宙を見つめて、何事か妄想しているようです。由美子
の回答を待っているようでも有りません。貴子の全身から、同性の由美子でも感
じ取れるほどの強い女臭がムワーッと湧き上がっています。
「さあ・・、時間よ、出かけましょう・・・、
常さん、お世話になりました・・・、帰りはここへは寄りませんから」
こうして、二人の女は明子と常さんに見送られて、男達の待つ戦場に出て行きま
した。
一人の持ち時間50分で、その時間になると次の男がドアーをたたき、その後、
女が10分間休憩して、次の男がドアーを叩く、女の合図で男がその部屋に入る。
以上の手順が決まりました。いよいよ、開始です。
女たちがそれぞれの部屋に入り、二つの部屋に電灯がつきました、男達の、心づ
くしの真紅のカーテンと、ピンクの枕スタンド、そして、深海の青を思わせる
ダークブルーのシーツ、これだけで部屋は妖しい雰囲気に変わっています。
由美子は、簡単にシャワー浴び、局部だけは丁寧に洗い、シースルーのベビー
ドールを着て、わずかな香水を噴霧して、ベッドに座りました。
タオルと、テシュウペイパーをベッドサイドに置き、思いついて、冷水の
入ったボトルとコップも側に置きました。これで男を迎える準備は完了です。
先ほど綺麗にした局部がもうじっとりと濡れ始めています。
部屋の灯りをベッドサイドのピンクのスタンドに切り替えると、優しいピンクの
光が由美子の白い体を浮き上がらせ、ショーツの無い股間の茂みが妖しい影を見
せています。まさに娼婦のいる部屋の雰囲気が出てきました。ドアーをノックす
る音です。由美子は片手を後ろに付き、片脚を立てました。ベビー・ドールの裾
が腰まで持ち上がり、茂みが露出しています。もう一方の脚を投げ出し、心持そ
こを拡げて、男の視線が股間の茂みを捕まえ易いように、体の向きを調整しまし
た。
「どうど、入って・・・・・待っていたわ」
由美子の新しい挑戦の始まりです。ボランテイア活動とはいえ、時間制で複数の
見知らぬ男に次々に抱かれる「由美子の部屋」の開業です。娼婦、由美子の仕事
が始まりました。
由美子の冒険〔W〕、・・・13 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/13 (金) 22:13
2 明子の決断
3階の由美子と貴子の部屋に灯が入り、それがピンク色の光に変わったのをビル
の外から明子は確かめました、若い飢えた男達の体が由美子と貴子に覆いかぶさ
り、女達は両脚をいっぱい開いて、若い男根を膣いっぱいに受け入れてだろうと
想像して、明子は下半身がむず痒くなる気分になっています。その仲間に入れな
い自分が何となく哀れにさえ思えるのです。悶えている二人の姿を想像しながら、
明子は踵を返して寮に背を向けました。すこし股間が濡れ始めているのが、今の
明子にはすこし煩わしい気分です。
今日、暢は料亭の休業日で、家で明子の帰りを待っているはずです。ここから歩
いて帰れるところに暢と明子のマンションがあります。商店街の灯りが路地を照
らす場所に明子がやってきて、その顔を良く見ると、今にも泣き出しそうな、深
刻な表情を明子は浮べています。
「あの二人に比べて、自分はなんと薄汚いセックスをやっているのだろう。
こんどのことだって、皆に宣言して、堂々と男達を抱こうとしている。
常さんの事務所でだって、初対面の丸岡君をみんなの見ている前で抱いた。
あのおおらかさはなんだろう。実に楽しそうに、セックスを本当に楽しんでいる。
同じことをしながら、あの二人には何も、後ろ暗いところは無い。
それに比べて自分は、主人に知られるのを恐れながら、
会社の倉庫で、こそこそと犬以下のセックスをしている。
同じ女に生まれて、この差は何だろう・・・」
明子は二人に会って、自分の結婚生活に大きな間違いがあると思い始めています。
変えなくなくてはいけない、このままでは自分があまりに可愛そうだと思い始め
ています。
夫に隠れて、男に抱かれても明子はそれなりに感じています。しかし愛する主人
を裏切っている後味の悪い思いが付きまとって、止めよう、次はやめようと悩ん
でいるのも確かです。
男に抱かれ、悶えて頂点に駆け上がりながらも頭の隅にどこか覚めたた所がある
のです。それが習慣になって、夫に抱かれる時ですら、明子は演技をするように
なっています。男と絡むことが罪深いことだと思う気持ちから抜け出せなくて、
夫に抱かれながら、昼間の浮気相手のことを考え、浮気相手と絡んでいる時は夫
のことが頭から離れないのです。ただ、セックスだけにのめりこむことが出来な
くなっています。
由美子と貴子が点した窓のピンクの灯を見ながら、明子は決心しました。体のう
ずきに負けて、ズルズルここまで来たけれど、由美子の生き方を見て、これでは
だめだと思い知らされたのです。夫に隠れてやる浮気の先には何の希望もなく、
ただ破綻があるだけだと、明子は悟りました。
「今晩、主人に話そう、全て話して、それで、主人が私を捨てるなら、それも仕
方が無い、今ここで、変えないと、愛している主人にも取り返しのつかない本当
の裏切りをしてしまうことになる」
そう決心すると、体が軽くなったような気分になりました。今までどんよりと肩
に掛かっていた重石が一気に吹き飛んだ気持ちです。
会社からマンションまでの道を駈け抜けるように早足で歩き、一気に3階まで階
段を駆け上がり、部屋の扉を開き、大声で夫、暢を呼びました。
明子の異様に興奮した様子を見て、暢は笑いながら明子を迎えています。明子は
そのぶ厚い胸に飛び込み、夫に抱きつき、こみ上げてくる涙を溢れさせています。
暢は黙って、明子を抱きしめ、その背中をやさしくさすっています。
「私・・・、私は、悪い女、悪い女なのよ、今までのこと全部話すわ・・」
明子は昇の胸から体を離し、涙をぬぐい、昇の前に正座で座り、真剣な目で暢を
見つめ、中学生の頃からの乱れた生活、そして今の会社に入ってから結婚までの
男関係、結婚後も続いている浮気の全てを、暢に告白しました。さすがに結婚前、
面白半分にやっていた顧客との売春紛いのセックスだけは正直に話すことが出来
ませんでした。暢は眼を閉じて、感情を表に出さないで、それでも真剣に聞いて
います。
「・・・・これで、全てを話したわ。
貴方にとって、辛い話だったと思うけれど、
最後まで聞いていただいて、本当に、本当にありがとうございました・・・」
暢にお礼を言いながら、これが別れの挨拶になるかもしれないと思い、その気持
ちをも込めて、明子は深々と頭を垂れました。
「今日、全てを告白しようと思ったのは、先ほど話した由美子さんの生き方を見て
私が大きな間違いを犯していることに気が付いたからよ
ううん、浮気のことではなく・・・、勿論それは悪いことだけれど・・・
最愛の人を裏切ることは、どんな罪より重いことに気が付いたの・・」
明子はそこで言葉を切って、言わずに置こうと思ったことを、やはりこれだけ
言っておきたいと思ったようで、青白く緊張した顔を上げて、涙を指で拭いて、暢
を見つめて、高まる気持を一気に言葉にして迸らせました。
「いまさら卑怯だと言われても・・・、
これだけは言っておきたいの。
私が心から愛している男は貴方だけよ、貴方一人よ、
そして、これからも、貴方ほど愛せる男に会えるとは思えないわ・・・
だのに、そんな貴方を私は裏切り続けていた、許せないわ・・・」
明子は、涙をグッとこらえて、それだけを言って下を向きました。
この場で、このアパートを直ぐ出て行けと言われても、明子は素直にそれに従う
つもりで、暢の次の言葉をじっと待っています。さすがに、暢の顔を見ることが
出来ません。
「明子・・・、良く話してくれた・・・、
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・13 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/13 (金) 23:12
明子の浮気が説明不足ですが・・・、
とうとつに明子の告白劇を書きましたが、明子の行状と暢の苦悩は
「三丁目裏通りの社員寮」に詳しく書いております。恐れ入ります
がそちらもあわせて読んでください。
ジロー
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・13 トンボ 投稿日:2006/01/13 (金) 23:38
ドラマチックな展開になってきましたね。この後の物語の運びに興味深々ですね。
由美子の冒険〔W〕、・・・14 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/14 (土) 15:17
「明子、良く話してくれた・・・、
俺もお前に隠していることが一つあるのだ・・・・」
暢は正座している明子の肩に手をかけて、明子の顔を持ち上げ、その濡れた頬を
手で優しく拭いながら明子に話しかけました。明子はじっと暢を見つめて、彼の
言葉を待っています。その濡れた心細げな視線を暢は優しい眼差しで受け止めて、
その綺麗な瞳に驚きの気持ちを抑えることが出来ないで、男はそっと女の顔に唇
を寄せ、涙を吸い取っています。淡い塩味が、染みとおるような塩味が暢の気持
ちを豊かにしています。
「お前の話を聞いていて、俺はなんて意気地が無い男だと
いま、自分自身への嫌悪感でいっぱいだよ、
悩んでいるお前に救いの手を差し出さなかっただけでなく、
お前が苦境に居ることすら十分理解しないでいたようだ、
自分だけが辛い思いをしていたと、思い違いをしていたようだね」
明子は暢が何を言い出すのか、判らない様子で、戸惑いを隠さない表情で、中途
半端な、あどけない顔をして、ただじっと夫の顔を見つめています。心の中を全
て告白して、後は暢の判決を待つ潔い気持ちが、明子をこの上なく可愛いい女に
しています。
「俺は以前から気づいていたよ・・・お前が告白したほとんどをね、
結婚する前のことも、結婚後のことも、ほとんど知っていたよ
結婚前、ある偶然で明子のいけない行為を知った時は、
この結婚をあきらめようと真剣に悩んだこともあったよ
でも、そんないけないことをする明子の全てを愛している自分に気が付いて、
明子の全てを受け入れることを決意して、お前に求婚したのだよ・・・・・、
勿論、明子が他の男に抱かれていることを思って、
眠れないほど悔しい気持ちになったことは何度もあったよ
でも、俺を愛してくれている明子の気持ちを一度だって疑ったことはないよ
こんな、意気地の無い俺を、明子は軽蔑するだろうね・・・・」
暢は、少し笑みを浮かべて優しい目で明子を見つめながら、彼女に問いかけまし
た。明子は、涙をいっぱい浮べた目で、暢を見つめて、激しく首を振っています。
「俺が一番恐れていたことは・・・、
俺を裏切っていると思い込んだ明子が自分自身を罰して、俺から去る事だったよ
結婚してからは、俺への裏切りに怯えていた、
このままだと、お前は俺から離れる道を進むことになると心配していたよ、
よく話してくれた・・・、本当に良かった・・・・良かったよ・・」
暢はゆっくりと、言葉を選んで話しています。暢が全てを知っていたと聞いても、
それほど明子は驚きません。ある程度その可能性を予測していたのです。
何度も、暢が明子の浮気に感づいたと思う機会がありました。そんな時、何故、
暢が明子を追及しないのか、じれったく思ったこともありました。早く暢に暴い
てもらって、すっきりしたい気持ちをずっと明子は持ち続けていました。
そして、今、気が付きました。暢がそれを暴く時、その時、明子が暢から去る時
だと暢は悟っていて、暢の手で、明子の浮気を暴くのではなく、明子自身が暢に
全てを告白するのをじっと待っていたのです。
「明子、お前は笑うかもしれないし、
私は、そんな女でないと不満に思うかもしれないが、
お前の好色で、妖艶のところを愛してしまった俺は、
お前を普通の主婦の座に縛り付けようとは、もう、思っていないよ・・・
それで、どんな生活が二人に合うだろうといつも考えていたのだよ
由美子さんの話を聞いて、これだと思ったね・・・
由美子さんとご主人の関係が、俺が探していたものだと今、気が付いたよ」
暢は明子に話しながら、自分自身とんでもないことを話し出したことに内心驚い
ています。そんなことを今の今まで考えてもいなかったですが、口に出して、明
子に話してみると、そのことを自分が求めていたことに気が付いています。
「これからは、お前の体が男を欲しがる時、自由に男を抱いて良いよ、
許可するよ・・・、許可すると言うのは変だね、応援するよ、
ただ、お前が楽しくなり、お前を大切に扱ってくれる男を選ぶことだね、
俺が言いたいのはそれだけだ・・・・」
明子は、何時までも泣いていました。嬉しくて、悲しくて、とんでもないことを
言う暢が一寸、憎らしくて、何も言葉に出すことが出来なくて、ただ泣きながら
優しく笑っている夫の胸に飛び込み、全身をゆすって甘えています。明子の体か
ら、欲情した強い女臭が立ち上がり、暢の敏感な鼻腔を刺激しています。暢は、
女を抱き締めた両手に力を入れました。
「暢・・・、貴方はどうしてそんなに私に優しいの、
私は・・・、私はどうしょうもなく淫乱な女よ、
私は、貴方を裏切りつづけた女よ、貴方の愛情に応えなかった女よ・・、
それでもいいの・・・、いいのね・・・、もう、放さないわよ・・・
ああ・・、暢、抱いて・・・、欲しい・・、貴方のこれが欲しい・・
めちゃめちゃにしてほしい・・・、ああ・・ん・・・私は淫乱なのよ・・ゥ」
暢をその場に立たせて、ズボンを下着と一緒にはぎ取り、半立ちの肉棒を勢いよ
く口に入れ、それを貪っています。泣きじゃくりながら、肉棒を貪っている明子
の頭を暢は笑いながら撫ぜています。
暢が明子の中に入ってきた瞬間、明子は一気に頂点に達しました、こんなに逝っ
たことは、明子は初めてです。いままでの演技を全て忘れて、明子は奔放に乱れ
ました。これがセックスだと感じました。これに比べれば、夫に隠れて男達に抱
かれるセックスは、自慰行為より劣ると、その時の明子は本当にそう思いました。
「所長・・・、昨晩、大変なことが有りました・・・
所長とセックスしていることが主人にばれました・・・・
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・14 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/14 (土) 15:30
トンボさん、そして読者の皆様
関東地方は、急に暖かくなり、今日は雨です。大雪の被害が出ている
地方の皆さんは大変ですね、心からお見舞い申し上げます。
ようやく本来の魅力を取り戻すチャンスが明子に巡ってきたようです。
ご声援お願いします。 ジロー
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・14 トンボ 投稿日:2006/01/14 (土) 17:05
興奮させるというよりも、泣かせてくれますね。さすがに盛り上げ方をよく心得た心憎い演出です。
由美子の冒険〔W〕、・・・15 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/16 (月) 00:19
「所長・・・、昨晩、大変なことがありました・・・
忘年会で撮った写真、所長のものを裸の私が咥えているあの写真、
隠していたのですが、あの写真を主人に取り上げられました
主人に責められて、私、全部話してしまいました」
翌日、明子は所長に時間を取ってもらって、会議室で二人きりでひそひそと話し
合っています。明子はお化粧をしないで、やつれた素顔を所長に見せています。
所長は、見ていて気の毒になるほどあわてました。
「会社の接待とか、忘年会で強姦されたと、私、主人に言いました」
「君、それはないだろう、あのことは君だって承知していただろう・・・」
「証拠写真、所長さんのものを裸の私がしゃぶっているあの写真、
主人はこれを持って本社総務部に行くと言っています」
「そんな・・・、ねえ、なんとかならないの・・
困ったな・・、そんなことされたら、セクハラで僕は首だよ、
退職金だってもらえない・・・・」
所長はすっかり浮き足立っています。自分のことしか考えない、この程度の男
だったのかと、明子は醒めた気持ちで所長を見ています。
所長は、椅子から立ち上がって、床に土下座しました。
「このとおりだ、明子君、
何とか穏便にお願いするよ、お金も少しだったら出すよ」
本当に涙を流しています。明子はこのあたりが潮時だと思いました。明子にして
も、所長を十分楽しんだ思い出が有ります。
「判りました。主人が本社に行くのは何とか止めるよう、
今晩、話してみます・・・。
どうなるか判りませんが、私、誠心誠意、説得してみます。
所長、それでお願いが有ります・・・」
「うん、うん、何でも言ってくれ、最大限の努力をするよ」
所長は両手を床に付いたまま、秋子を見上げています。「・・・藁にも縋る」
とはこんな哀れな表情を指した言葉なのだろうと、明子は冷静に所長を観察し
ています。
「私は所長さんの太くて、長いアレが好きで、所長とは別れたくないのです、
でも、主人が怖いから、もう所長とはセックス出来ません。全て忘れてくださ
い。そして、所長とは完全に切れたと、私、彼に誓いを立てます。少しでも変
な様子があれば、主人はあの写真を持って、本社総務へ駆け込みます。
だから、今日から、普通の上司と部下のお付き合いをお願いします」
所長は大急ぎで頷いています。誓約書を書いても良いと言い出しています。
そんなことをすれば、また浮気の証拠を残すことになりますが、そのことさえ気
がつかないほど、所長は動転しています。
「経済的理由で、私がここで働くことを主人も希望しています。
仕事は今まで以上やりますから、何も無かったことにして、この事務所で今まで
どおり働かせてください。それを条件に何とか主人を説得します」
所長は仕事の出来る明子が事務所を守ってくれると、何の心配もなく現場に出
かけられるので、明子が引き続いて働いてくれることは勿論大歓迎です。
所長は明子の条件を聞いて飛び上がるほど喜び、ボーナスや給料の査定で配慮
するとまで言い出しています。
こうして、上司である所長と円満に切れることが出来、明子にとってはいまま
で以上に居心地のよい職場が確保できました。
「・・・と言うことなの、貴方と別れたくないけれど、もうダメ・・・、
貴方とはもう、セックスが出来ないわ・・・、
全て忘れてほしいの、でないと主人が何をするか判らないわ
これからは身を慎むと言って、主人の怒りを何とか鎮めるわ、
主人の怒りが収まるまでに相当時間がかかると思うけれど、私は頑張るわ
だから、これからは親しい社員同士の普通のお付き合いをお願いします」
所長との別れ話が出来上がると、明子は他の5人の社員も会議室へ個々に呼び出
して、所長と同じように別れ話を切り出しました。暢が怒り狂って、明子と彼ら
が絡んでいる写真を彼らの奥さんに送るというのを何とか押し止めていると明子
は彼らに話しました。
そして、少しでも不審な動きがあると、次は問答無用に行動を起こすだろうと驚
かしたのです。
明子の話を聞いて、5人の内3人が所長と同じようにうろたえ、今までのことは
きっぱり忘れて、普通の社員関係に戻ることをその場で約束しました。
「判った、明ちゃん、これまでのことはきっぱり忘れよう
その写真が主人の手の内にある限り、俺は動きが取れないよ・・・、
女房にその写真を送らないよう、ご主人に・・、頼むよ、明ちゃん
それに、明ちゃんも、気をつけてくれよな、
ご主人に疑われるようなことをしてはダメだよ
他の男とも、きっぱり手を切ってくれないと困るよ、とばっちりはゴメンだよ」
暢の手に証拠の写真が残っていることを知る社員たちは、暢が少しでも疑い
を持つような、軽率な浮気を明子がしないよう、逆に明子に説教を始める男も
いました。明子は内心苦笑しながら、神妙な態度を見せています。
そして、もともと明子が好きな彼らは、以前と変わらず明子の仕事がやりやすい
ように最大限の便宜を払ってくれます。明子は彼らの好意に悪乗りせず、彼女も
また現場で働く彼らを十分にサポートしています。こうして、事務所に居る明子
と現場の男達の関係は、以前にも増して上手く回転しています。
斉藤と落合の二人はしばらく考えていて、明子の主人に会わせてくれと言いまし
た。
由美子の冒険〔W〕、・・・16 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/16 (月) 16:44
斉藤と落合の二人はしばらく考えていて、明子の主人に会わせてくれと言いだしま
した。
斉藤は40近い年齢で、明子より背が低い、太目のどちらかと言えば不男の部類で
す。しかし職場の評判はナンバーワンで、難しい工事の責任者には必ず彼がアテン
ドされます。それに彼は雄弁で、誰れもが将来の所長候補の一人だと見ています。
「バカな男と思うだろうが、今日、明子に別れると言われて、気が付いたのだ
妻を愛しているが、一方では明子の体におぼれている自分が良く判った
とても、このまま明子と別れる気にはなれない。
以前から、この会社に居なければ、俺などが抱ける相手でないと、
明子にはいつも感謝していたよ・・・、ご主人に会わせて欲しい、お会いして・・、
その先は会った時考えるが、俺の気持ちを・・、
明子に溺れているこの気持ちを伝えたい」
斉藤は、少し眼を赤くして、真剣な表情で明子に訴えました。
落合は、180センチを超える長身で、いつも飄々としていて、捕らえ所の無い人
物で、40近いという人もいれば、30前だと言う人も居るほどで、不思議な人物
です。仕事は斉藤に比肩するものが有り、現場で働く人達は斉藤より落合を信頼す
るようです。彼には親しい仲間は少ないのですが、不思議に斉藤とは気が合うよう
で、二人がよく攣るんで歩いているのを見かけます。
「・・困ったな、そんなことを急に言われても・・、
たしかに・・・、ご主人に申し訳ないといつも思っていたよ、
いつ殺されても仕方が無いことをしていると、俺は思っていたよ・・・・
しかし、明子とは別れられない、とても明子の体を忘れることは出来ない・・・
ご主人に会って、俺の気持ちを、この気持ちを伝えたいな・・」
斉藤も落合も明子を抱く時はいつも、ホテルに呼び出して、大切に取り扱っていま
した。ある意味で明子に惚れ抜いている様子です。二人には別々に、別れ話を切り
出したのに、二人とも口裏を合わせたように、暢に会いたいと言い出しています。
不倫相手の夫に会ってどんな話するのか、明子は少し興味を持ちましたが、まさか
二人を暢に会わせる訳には行きません。
当然のことですが、突然の別れ話で二人の男は、そのことへの準備は何も無い様子
です、しかし明子を放したくない気持ちは強く、そのためならどんな事でもやる覚
悟を見せています。その気持ちが、この際、一番会いたくない暢に体当たりする道
を選ばせたようです。
工事現場で、難関にぶち当たった時、それを避けるのではなく、とにかくその難物
に正面から立ち向かう道を、二人の男はこれまで選んできました。この時も彼らは
いつもの通り、最難関の暢に先ずは面談する事を考えたのです。素晴らしい男の生
き様と言えます。
「確かに、明子の言う通り、ご主人に会って、どうなるものでもないけれど・・・・
今、思いついたのだが、どうだろう・・、もしご主人が望むなら、俺の妻を・・・
ダメだよな・・・、女房がそんな事、承知するはずは無いよな・・・
・・かと言って、他に方法があるわけはないし・・・、やってみるか・・・」
斉藤は、明子に相談すると言うよりは、ほとんど独り言を言いながら、明子の前で
あれこれ考えています。どうやら、自分の妻を暢に差し出すことを条件に、明子と
の関係を暢に認めさせる思案をしているようです。
「バカね・・・奥さんに話すのは止めて・・・
奥さんから見れば私も罪人よ、そんなことすれば騒ぎはもっと大きくなるわ
でも、うれしいわ、そんなに私のこと思っていただいて・・・
私も、貴方とは別れたくないわ・・、ねえ、こうしましよう・・・・、
主人にはいずれ会ってもらうわ、私がアレンジするまで待ってね
その時、私を抱きたいと言ってよ、奥さんに話すのもそれまで待って
主人が奥さんを抱きたいと言ったら、その時、また話し合いましょう
それまでは、こっそり・・・いままでどおり・・、ねえ、いいでしょう、
これからは、他の人には絶対秘密よ、いいわね・・・・、」
明子は二人に抱かれるつもりのようです。斉藤と落合はもちろん大喜びで、いつで
も暢に会うからと言って、元気に仕事場に飛び出して行きました。
「僕が随分悪者になったね、
街で彼等に会った時、それらしく凄味を効かせないと様にならないね、
明子は良くやったよ、さすが現役弁護士だね・・・・、
斉藤さんと、落合さん、その二人は良い男のようだね、少し妬けるよ、
負けないように僕も頑張らなくてはね・・・・、
それにしても、僕に抱かせると言った彼らの奥さんも気になるね・・・・、
痛い・・、冗談だよ、痛いな・・・・本気にするのだから・・・・
そんな元気のないことは、明子が一番知っているだろう」
会社の男達との清算会議の結果を聞いて、暢は笑っています。これで以前の明る
く、妖しい明子が蘇ると、暢はすっかり嬉しくなっています。
「・・・それでね、・・・・話そうかな、・・
いえ、やっぱり、今は、ダメだわ・・でも・・、良い機会だし・・・
あなた・・、私が我慢できなくなったら・・・
男がほしくなったら浮気をしても良いと言ったわね・・・」
明子は他に何か重要な話があるようです。新たな男の問題のようです。さすが明
子です、まさかこんなに早く、次の男が登場するとは暢は思ってもいなかったの
です。のんびりと男達との精算会議の結果に喜んでばかりいられないと、暢は顔
面いっぱいに浮べていた笑いを慌てて飲み込んで、次の明子の言葉を待ちました。
「彼ら・・・・、寮にいる八人の実習生のことよ・・・・・、
由美子の冒険〔W〕、・・・17 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/19 (木) 00:20
「彼ら・・・・、寮にいる八人の実習生のことよ、
明子の部屋も準備しているのよ、私は、我慢すればそれでいいのだけれど・・・、
期待して、待っている彼等にも悪いし・・・、
由美子さん達に任せきりも、私の立場から言って少し無責任だと思って・・・・、
ねえ、あなた・・、週2、3度、明子の部屋に行きたいの、ダメかしら・・・」
明子は、短時間に次々と違う男に抱かれる娼婦のような経験をしている由美子や
貴子のことを思って悶々としていたのです。由美子の部屋や、貴子の部屋に明か
りが点るのを遠くから見て、その灯の下で、若い肉棒をふんだんに食べている由
美子達の事を思って、我慢できなくなっていたのです。
今までの明子であれば隠れてこっそり、暢の帰宅時間を気にしながら、束の間の
情交に走ったのですが、暢に全てを告白して、淫乱な明子の素顔を夫に曝し、夫
が明子の浮気をある程度まで許してくれることになった今は、少し恥かしい思い
をしても、この際、暢に甘えてみようと思ったのです。
明子は体をくねらせながら、暢の目を見ないようにして、それでもしっかり、暢
の体に身を寄せて、右手で男の股間をズボンの上から摩りながら、囁くように、
夫に頼み込んでいます。
「由美子さん達のように、8人も相手にしないわ、あの人達はほんとに好きよ・・
私は2、3人を相手にしてすぐ帰ってくるから、そんなに遅くならないわ
勿論、貴方がダメといえば止めるわ・・・、私はそんなに行きたくないのよ・・・
どう、いいかしら・・・、ごめんねこんなことお願いして・・・
私、本当にいけない、助平な主婦ね、嫌にならないでね、ふふ・・・・」
話を聞いて、暢はにやりと笑いを浮かべて、暢の胸に顔を埋めている明子を見つ
めています。明子が少しまぶしそうな上気した顔で、暢を見上げています。暢は
これでこそ明子だと思っています。
首筋までほんのりと桜色に染めて、乳房の隆起が半分は露になったブラウスの胸
から成熟した女の息吹が匂い立っています。明日、沢山の男に抱かれる許可を女
は恥らいながら、それでも大胆に、愛する夫に求めているのです。こんな日が来
るとは、暢は夢にも思った事が有りませんでした。体の底から湧き上がるような、
むずかゆい快感を暢は感じています。
ミニスカートから伸びた綺麗な長い脚が畳の上で交差して、それと判るほど小刻
みに動いていて、二本の脚が秘部の疼きをゆるやかに刺激しています。暢を見上
げる目はキラキラ光り、ねっとりと濡れた憂いを含んでいます。唇から立ち上が
る吐息には明らかに、欲情した女性特有の甘すっぱい芳香が嗅ぎ取れます。明子
は自分の言動に欲情して、股間をもう濡らし始めている様子です。
浮気を告白する前は、他の男に抱かれる罪悪感に怯え、萎縮して消えそうになっ
ていた、あの妖しい魅力がそこに鮮やかに蘇っていて、こぼれるような色気が目
の前の女から湧きあがっています、暢の気持ちは一気に高まりました。
独身時代の明子に感じたあのオーラが完全に復活したようです、いえ、結婚生活
を経たことで、以前よりそのオーラは、より濃厚に、より悩殺的になっています。
暢はこれでこそ明子だと思いながら、これからも多淫な明子に悩まされそうだと、
改めて覚悟しています。
妖艶な笑みを浮かべた明子が両脚を崩して、ゆっくりと暢の首に両手を絡めてい
ます。暢は笑顔のまま、頷きました。ダメだと言えるはずは有りません、明子の
浮気を認める事が、今の暢に出来る唯一のことです。にっこり笑って、明子は暢
の唇を貪り始めました。暢も明子をしっかり抱き締めています。
「あなた・・アアン・・、ありがとう・・、
由美子さん達、ひどいのよ・・・・あの人たち本当にいやらしいのよ・・
昨日も、8本全部食べたと言って、私に、いやらしい話をいっぱいするのよ
あのね・・、あそこが擦り切れて痛いと言って、病院で貰った軟膏を見せるのよ
あんまりだと思わない・・、八本全部よ・・、私が紹介した仕事だのにね・・・」
明子は暢の膝の上に座り、両腕を男の首にかけたまま、男に囁いています。欲情し
た、女の吐息が心地よく男の鼻腔を刺激しています。明子は既にショーツを取り
払っているようで、乱れたスカートの裾から濡れた陰毛が顔を出し始めています。
「それにね・・・、ご主人がそうしろと言うのをしっかり守っていて、
男達に抱かれた後、シャワーを浴びないものだから、凄い匂いがするの、
体一面の精液が乾いて、すごい匂いが・・、女にはたまらない匂いよ・・、
丸裸で、その上にコートを着て、そのまま寮を出てくるのよ・・・・。
下着どころか、着ていったシャツもスカートもカバンの中に押し込んで、
コート一枚で、その下は精液に汚れた丸裸で、そのまま家に帰るのよ・・・
家に帰れば・・、ふふ・・・、判るでしょう・・
ご主人が首を、いえ、あそこを長くして、待っているのよ・・・」
由美子と貴子は、コートの下はいつもTシャツとスカートで、下着はつけずに寮
に行き、男達に抱かれて、散々に彼らの樹液を体内に、そして体にふりかけられ
た後は、その裸体にコートをつけて、常さんの事務所に戻ってきます。たまたま
事務所に居た明子は、二人にその乱れた姿を見せつけられたのです。
由美子の冒険〔W〕、・・・18 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/20 (金) 23:33
由美子はそこで車を手配して自宅に向かいますが、まだアメリカから夫が帰らな
い貴子は、気が向けばと言うより、常さんさえその気になれば、事務所で常さん
に身を任せます。
70を過ぎた常さんが20代の貴子を毎晩抱く事は不可能で、ただ汚れた体を舐
め回したり、貴子の放尿を全身に受けたり、風呂場で貴子の体を隅々まで綺麗に
する遊びを楽しみます。貴子は常さんとの戯れが終わると、そのままそこに泊ま
りこみ、翌日家に帰る事が多くなっています。
ほとんど毎晩のように、ご馳走が目の前に出されるわけですから、常さんがその
気にならないことも有り、そんな時は、貴子はそのまま、歩いて最寄の駅まで
行って、30分ほど電車に乗ります。
「貴子さん、丸裸にコート一枚で電車に乗るのよ、凄いわね・・
貴子さん、あれだけのスタイルと美貌でしよう、人目を引くわ
きっと乗客の何人かはコートの下が裸であることに気が付くと思うわ
ただ、貴子さん自身はゲップが出るほど男を食べた後だから、
自然体で電車に乗っていて、男を引き付けるつもりは彼女には無いのよ・・・
そうは言っても、あの貴子さんが男の眼を引かないわけはないわね・・・」
終電車に近い時間ですから、男性客はほとんど酔客で、遠慮のない視線を貴子に
向けて、その内の何人かの男達が貴子の側に寄ってきて、コートの奥にむき出し
の乳房を見つけて、貴子のあられもない姿に気が付くことがあります。
そうなると、眼をぎらつかせて、貴子に密着してきて、声を掛けてくる男もいま
す。貴子はそうした誘いを全て無視して、あまりうるさい男は睨みつけて、隣の
車両に移るようにしています。しかし、何度か同じ男と会うようになり、危険を
感じて、タクシーで帰るか、常さんの事務所に泊り込むかどちらかの方法を選ぶ
ようになりました。
「私は由美子さん達のように夢中にならないわ・・、
ならないつもりよ、ふふ・・・
暢、ありがとう・・、本当は、私嬉しいの・・、楽しみだわ・・、
ああ・・・ん、どんな事されるのかしら・・、ああ・・ん、
由美子さん達も喜ぶわ、きっと・・
今日は、お礼に、うんとサービスするわね・・・、ふふ・・・」
暢をその場に押し倒して、上に乗っかり、激しい勢いで、明子が唇に噛り付いて
います。明子は明日の事を思って、その時点で、ほとんど気をやるほど高まって
います。
「ねえ・・、私もシャワーを使わないで、
裸のままコート一枚で家に帰ってこようか・・・、
暢がそうしろと言うなら、私は構わないわよ、
男の精液で体がいっぱい汚れているのよ・・・、凄い匂いをプンプンさせて・・
中にもいっぱい入れてくるわよ・・・・、ふふ・・・」
暢は困惑しています。他の男の精液を体内に収めた明子を抱いて見たい気もしま
すが、少し怖い気もします。
「いいのよ、貴方にはまだ刺激が強すぎるわ、無理しなくてもいいわよ・・、
次の楽しみに取っておくわ・・・・体も、あそこも綺麗に洗って帰るから、
安心しなさい、ふふ・・・・あら、あら、こんなに大きくして・・
ね、ね・・、いっぱいしよう・・・、
私も、ここを、ここを・・、ああ、舐めて・・」
明子は、暢の迷いを読み取って、からかいながら、暢の股間をまさぐっています。
暢の股間が極大に膨張しているのを、明子は感じて取りました。暢もいずれ、精
液の香を楽しみながら、明子を抱くようになるでしょう。
明日から始まる寮生との交わりを思って、明子はいつもより燃え上がりが早いよ
うです。明子は暢の肉棒に舌を絡めながら、脚を開いて、暢の視線に股間を開い
ています。サーモンピンクの内壁が露出して、そこだけが独立した生き物のよう
に、唾液を噴出し、蠢き、男を招いています。暢がその部分に、唇を寄せていま
す。明子はもう、しっかりと口で肉棒を漁り、手で巧みに袋を揉み上げています。
「ああ・・ん、ムフフ・・これはどう・・・、
ここは、ここは感じる・・・、ふふ・・・、ああ・・、美味しい・・」
唇から唾液を垂らしながら、激しく肉棒を攻める明子の裸体と、淫靡な口での愛
撫を陶然と感じながら、暢は幸せな気分に浸っています。
「見てくれ、この淫らで、妖しい妻を・・・、これが俺の女房だよ・・・、
この好色で、妖艶な女を見てくれ・・・・」
暢は、ほとんど声に出すほど高ぶった気持ちになっています。誰彼なく捕まえて、
妖艶な明子をふれ回したい気持ちになっています。
その翌日から、明子の部屋にも、灯りが点きました。三人の女が揃って、寮の夜
は一段と淫靡な雰囲気が増しました。男達が女の体に慣れるにしたがって、彼ら
はその魅力とその奥深さの虜になり、夜遅くまで、女達の体に溺れこみました。
女達は連日8人以上と交わり、男達も通常でも3人の女を必ず抱き、そのたびに
深々と放出して、気が向けば女たちに再度のチャレンジするのです。
こうして、若者たちは若さに任せて、連日、三人の女、それも超が付くほど好色
な女性を相手に精根尽きるまで頑張っています。いかに若い彼らでもかなりの疲
労が残るはずです。朝、現場に出かける彼らに精気が少なくなっている事に明子
は気がついていました。
ある日、若者の一人が、現場で倒れて病院に担ぎ込まれる事件が起きました。過
労でやや貧血気味で、安静にすれば直ぐ回復するとの医者の診断でした。明子は
少し慌てました。心配していた事が現実になったのです。寮生の健康管理は明子
の責任です。
明子は丸岡と相談して「休マン日」を決める事にしました。毎日のように開店し
ていた女の部屋を女一人あたり、週三回に減らすことにしたのです。丸岡の方で
も、同僚がチェックして、朝立ちが十分でない男はその日は女抜きで安静にして、
早めに寝る、自主的な健康管理ルールを作りました。
この方式を採用すると、毎日のように抱き合っていて、やや惰性に流れていた
セックスが待ち遠しくなり、女も男もリフレッシュされて、いままで以上に絡み
を楽しむ事が出来るようなりました。
そして、週末は消灯時間を延長して、心行くまで、乱れることにしました。週末
のために体を温存させる男もいて、ようやく女の部屋も昼間の仕事を阻害しない
安定した営業が出来るようになりました。
由美子の冒険〔W〕、・・・19 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/21 (土) 16:50
3 娼婦になった妻を待つ男達
それから一ヶ月ほど経ったある夜、明子の会社近くの居酒屋に、鶴岡、アメリカ
から帰って来た隆、そして明子の夫、暢がテーブルを囲んで飲んでいます。
3人は、先ほどまで、寮の近くに立って、3つの部屋を眺めていたのです。あの
部屋の中で彼らの妻は、何人もの若い欲望を受け止め、彼女達もまた命の燃焼を
確かめているのです。ピンクの淫らな光をしばらく見つめていた3人は、満足そ
うな笑みを浮かべて、何事か相談して、寮に背を向けました。
予定の時間はとっくに過ぎているのですが、ピンクの灯はますますその輝きを増
していて、妻たちの性宴は終わりそうも有りません。今日、妻達の帰宅はいつも
より遅くなりそうな気配です。三人の男は近くの酒場で妻たちを待つ事にしまし
た。
「あなた方は若いのに、たいしたものだ、
私がこの年でやっとたどりついた心境に、そんなに若くして到達したのだからね」
鶴岡が上機嫌で、若い二人に話しています。
「いえ、鶴岡さんそれは違います。私は貴子の妖しい大人の魅力に負けて、惚れて
結婚しました。しかし、新婚旅行先のハワイで、思いもしなかった妻の過去とその
時も続いていた淫乱な素行を知り、別れられるものなら別れたいとも思いました。
しかし一度知った妻の魅力から逃れられなくて、悩んでいた時、鶴岡さんご夫婦と
お会いして、このような生き方があると教えられたのです。
決して、私が悟ってこうなったわけではないのです。鶴岡さんご夫妻のおかげです。
今だからいえるのですが、結婚前の、貴子のあの妖艶な魅力は、男の精子を大量に
浴びて出来たもので、処女の女が出せるものではないのですね、だまされて結婚し
て、私は今、幸せだと自信を持って言えます。」
隆は貴子の全てを包み込んで、彼女を愛している事を淡々と話しています。
「私も隆さんと似たところが有ります。結婚前、妻の淫乱な素行を偶然知り、結婚
を取り止めることも考えました。しかし冷静に考えると、それが明子の、女の源泉
になっていて、私はそんな明子の全てを愛している事に気が付いたのです。
それで、明子の淫行には眼を瞑り結婚を決意しました。この時、明子と徹底的に話
し合うべきだったのですが、それを避けた事で、私達夫婦は、つい最近まで、お互
いに秘密を抱えながら、生活をしてきました」
暢は夫婦の問題を他人に初めて話そうとしています。今日初めて会った人ですが、
鶴岡と隆なら、暢たちの奇妙な夫婦の関係を理解してもらえると思ったようです。
「結婚後、明子は慣れ親しんだ奔放な生き方を捨てる事が出来ないし、・・かと
言って、私に全てを打ち明ける事も出来ないで、私に隠れて、男達と交流を続け
ていました。
しかし、そんな生活が長続きするはずは有りません、妻は私への裏切り行為に怯
え、いつも罪悪感に苛まれていたようです。罪悪感とセックスがいつも一緒で、
それが独身時代の輝くような魅力に影を落としつつありました。今思えば、私達
は離婚の危機に立っていたと思います」
暢はそこで、言葉を止めて、強い酒を一気に喉に落とし込み、じっと眼を閉じて、
当時の辛い思い出を押し殺しています。鶴岡と、隆は黙って、暢の次の言葉を
待っています。
「だらしがない私は妻の苦しみを十分に理解しないで、何もしないで、ただ自分
ひとりが苦悩に耐える事が一番だと思っていました。そんな矢先に、今度の寮生
の問題で、由美子さん、貴子さんに妻が会うことになり、お二人の生き方に妻が
目覚め、これでは自分の女がダメになると思ったようで、決心して全てを私に告
白しました。
鶴岡さんがおっしゃるような私の悟りではなく、由美子さん、貴子さん、そして
なにより明子の勇気のおかげだと思っています」
鶴岡は二人の話を、笑みを浮かべて聞いているだけで、何も論評を加えません。
隆も、暢も悩んだ末に、ここまでたどり着いたのです。二人の男がそれぞれの妻
を心から愛している事は確かなようで、奔放な男漁りを続けながらも、妻たちも
そんな男達を心から愛しているようです。鶴岡はそれで良いと思っているのです。
二人の男はこれからも妖しく輝く妻の行動に悩まされ、苦労するでしょう、しか
し、同時に普通の男には決して得られない快楽と幸せを手にすることが出来るの
です。
「暢さん・・・、鶴岡さんはご存知ですが、実は貴子は僕の初めての女でした。
結婚した後、新婚旅行先でさえ、妻が男漁りを止めないほど、僕は未熟でした。
当の本人は、その時、その未熟さに全然気が付いていないからおめでたいですね
それを、由美子さんが優しく教えてくださいました、感動しましたね
世界観が変わる思いでした、今でも奥さんのあそこ・・・ああ、失礼
そして、未熟な僕が相手では、貴子が男漁りしたのも当然だと思いました
そして、僕は生まれ変わり、貴子が僕のところに戻ってきました」
隆が、強い酒をおいしそうに喉に流し込み、興奮気味に話し始めました。暢がそ
の話に異常に反応しているのを、鶴岡は気が付いています。
「こうして、笑いながらこのお話が出来るのは由美子さんのおかげです。
鶴岡さん、由美子さんは僕の永遠のマドンナです。
ある意味では、僕の童貞は由美子さんに捧げたと思っています
これだけは、鶴岡さんがダメだと言っても譲りませんから、フッツ・・」
隆は相当酔いが回ってきたようで、そこで、テーブルに頭を載せて、軽い鼾をか
き始めました。アメリカから帰ってきた直後で時差ボケが抜けていないせいもあ
るのでしょう、気持ち良さそうに寝ています。
「鶴岡さん・・・、もうお気づきでしょう・・・・・、
由美子の冒険〔W〕、・・・20 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/22 (日) 16:56
「鶴岡さん・・・、もうお気づきでしょう、
そのとおりです、明子は自分の初めての女です
隆さんのように、大学、研究所と学問の世界を歩いて来たなら、それはそれで、
そこまで研究にのめり込んでいたと説明は付きますが、
料亭で料理人をやっている28歳の男が童貞だなんて、笑い話にもなりませんね、
未熟な自分に、明子が満足していないことは、以前から気が付いています
でも、どうして良いか、よく判らないのです、自分の力で十分満足させてやりたい、
その上で浮気をするなら、いくら浮気をしても許せるのですが
自分に力が無いと、不安で、いつか明子に捨てられそうな気がするのです
隆さんは、由美子さんに救われて、男の自信を回復したそうですが、
自分も、出来たら、自分も・・、そんなチャンスが欲しいですね」
暢が声を潜めて、鶴岡に切々と訴えています。鶴岡は隆の話を聞いている暢の様
子から、彼が隆と同じ様に女性経験がほとんどない時に明子に遭遇して、そして
その魅力に参って結婚したと推察していました。その推察があたっていた事にな
ります。
一般的に、女性経験が乏しい男は年上の女性とか、異性経験の豊富な女が好きに
なる傾向があると言われていますが、隆と暢の場合もこの一般論が当て嵌まりそ
うです。
「鶴岡さん、お恥かしいのですが、よく言われるような、めくるめく快感を私は
感じた事が無いのです。明子を抱くより、自分でやるほうが深く逝くと思う事が
あるほどです、別にその事自体、不満は無いのですが、私が深く感じていないと、
明子も同じ状態になって、それで二人の関係がギクシャクするのが怖いのです」
暢はこの際、全てを告白して、結婚以来、いえ、初めて女性に接して以来抱き続
けている男の悩みを鶴岡に打ち明けるつもりになっています。
「暢くん・・・、初めて会ったばかりだが、そう呼ばしてもらうよ、
男は外部から性的な刺激を受けると直ぐに興奮するが
実際に女性に接して、めくるめく快感を得る事はそんなに多くないよ
これは、僕の少ない経験からでも言えるし、
いろいろの文献や、その道の権威者も言っていることだよ
自分で自由に制御できる自慰行為の方により快感を感じる、
そんな男は少なく無いと言われているよ」
男として絶対に触れたくない話題に、暢が踏み込んだ事に鶴岡は驚きながら、そ
れだけ、鶴岡を信頼してくれるこの腕の良い料理人が、すっかり好きになってい
ます。できる事なら、何でも力になってやりたいと、鶴岡にしては珍しく、お
せっかいな気分になっています。
「君の話で一番気になるのは・・、
君がいつも明子さんの事を気にしながらセックスしていることだね、
勿論、愛する女を良い気持ちにさせてやりたいと思う気持ちは大切だけれど、
君の場合は、君自身が性的に未熟だと思っていて、明子さんはかなり経験豊富な
成熟した女性だと考えているから、それが焦りになって、君にストレスを与えて
いるのだよ、そして、このことに多分君は気が付いていないと思うけれど・・、
明子さんも同じ様にプレッシャーを感じていると思うよ・・・」
暢は鶴岡の眼を見つめて、尊敬する先生の意見を聞くような姿勢で、一言も聞き
漏らさない様子で鶴岡の説明を聞いています。そして、明子も同じ様にプレッ
シャーを感じていると言う鶴岡の言葉に少なからず衝撃を受けています。そのこ
とに暢は十分に心当たりがあるのです。
「明子さんは、君の女性経験が少ない事は最初から十分知っていたと思うよ
そして、男を立たせるのは、自分の責任だと彼女は思っているはずだよ
それでいながら自分の豊富な異性経験を君に知らせたくない
この矛盾した二つの行為をするため、寝室では彼女は緊張の連続だったと思うよ、
君に全てを告白した事は、その意味で、二人にとっては、この上ない良い事だよ
君達夫婦は、もう何も心配する事は無いと思うよ、
何が起きても揺るがない磐石の信頼関係が出来たことだし・・・・
セックスだって、一番大切な心の繋がりが完璧になったから
もう、何かちょっとしたきっかけがあれば、
君達は、誰も行った事が無い天国に逝く事が出来ると思うよ」
妻は触れられたくない過去を隠し、夫はその秘密を知っていながらどうする事も
出来ないで、愛し合う二人が互いを思いやり、生活して来たこの二年を鶴岡はあ
る感慨を持って推察しています。二年間の苦悩が二人を大きく成長させた事は確
かで、そして、明子が暢に全てを告白した事で、二人は今まで以上に互いを信頼
する事が出来るようになり、二人の関係はこの先、理想的な展開が期待できそう
だと、鶴岡は考えています。
「ここへ、間もなく由美子がやってくるから、
君の眼で由美子という女を良く確かめてごらん、
その上で、男と女の流れに従って、素直に動くことだよ
隆君も、由美子との単純な出会いから始まって、
その後、由美子がでしゃばって、彼をベッドに連れ込んで、
二人でいろいろ話し合い、その上で絡み合ったようだよ、
彼女は・・と言うより、一般に熟女は若い男が好きだからね・・・・
女と男の事はいろいろ考えるより、思い切ってその中に飛び込んで、
体で、感じることだね・・、そうしなさい」
鶴岡は暢の肩を叩いて、こと、由美子に関しては意味不明のことを言っています。
鶴岡が由美子を抱く事を了解してくれたと暢は受け止めて、感謝の気持ちを込め
て神妙に聞いています。
夜の勤めを終えた、由美子達が寮を出て来ました、定刻を2時間も過ぎています。
由美子の冒険〔W〕、・・・21 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/23 (月) 12:00
夜の勤めを終えた、由美子達が寮を出て来ました、定刻を2時間も過ぎています。
男達との激しい絡みを済ませた後ですが、元気です。例のとおり、下着は全員つ
けていないようです。側に寄れば、精液と愛液の官能的な香がむせ返るほどに、
3人の体から立ち上がっています。三人の女は、コートの裾から、素足をちらつ
かせ、時にはハッとするような青白い大腿部まで曝して、大股で歩いています。
道行く男達が思わず振り返り、中には、声をかける者も居ます。夫達と連絡を
取って、酒場で落ち合うことにしていて、寮から10分ほどの道程を騒がしくお
しゃべりしがら歩いています。
「お待ちどうさま、待った・・・、つい遅くなって、ごめんなさい」
由美子が女たちを代表して、男達に遅くなった事を詫びています。そして、貴子
が鶴岡と隆に、明子を紹介しています。貴子と同年齢で、貴子に比肩するほどス
タイルも良く、理知的な輝きを持つ瞳の綺麗な明子に二人の男は満足しています。
続いて、隆が、由美子と貴子に暢を引き合わせました。隆と同じ様に190セン
チに近い長身で、料理場で終日働いている暢は、腰がきりっと締まり、全身がば
ねのようなしなやかさを感じさせる青年で、眉の濃い、良い男の暢に由美子も貴
子も、大満足で、握手を交わしながらさっそくいろいろと身元調査をしています。
暢は由美子と握手を交わしながら、この人が隆にいろいろ教えた女性だと、足元
から頭の先まで仔細に眺めながら、ぜひお世話になりたいと体を熱くしています。
「明日が休みなので、彼らも凄く頑張って、特別に二時間延長したのよ、
3人とも、一周り半は相手にしたわ、
ええ・・、三人とも10人以上を相手にしたと言う意味よ、
驚いたでしょう・・ふふ・・・、ああ・・・、疲れたわ・・・・」
由美子が男達の前に座りながら、今晩相手した男の数を教えています。円形テー
ブルを前にして、男女がお見合いをする格好になりました。テーブルには男達の
ためにウイスキーとブランデーのボトルが並んでいます。今晩相手した男の数を
聞き、呆れた顔している男達に妖艶な笑みを与えて、さっそく女達は生ビールを
注文しています。
テーブルが十分低く、腰が深く沈む構造の椅子で、男達の視線の先に女達の下半
身が十分に露出していて、女達の股間が少しでも緩むと、ストレートに男達の視
線がポイントに到達するようになっています。気のせいか、女達の股間は少し緩
んでいて、その奥になにやら暗い影が見え隠れしています。
出されたビールを由美子が一気に喉に流し込んでいます。白い喉がごくごくと
鳴って、白い泡が唇から少し垂れていて、由美子を見つめる男達にはこの上ない
艶っぽい眺めです。疲れたと由美子は言っていますが、三人の女には疲れなど何
処にも見えません、むしろ輝いて見えます。
「ねえ、あの子、憶えている、丸刈りの坊主頭の子よ、
裸で部屋に入ってきて、いきなり、あそこにしゃぶりついて来たのよ、
先輩に教えられていたようなの、いきなり入れてはだめだとね・・、可愛いわね。
濡れている私のあそこを指と舌で何回も確かめていたわ、指でいっぱい開くのよ、
そんなに見なくても良いのよね、入り口だけで良いのに、少し痛いといったわ
そしたら、突然入れて来て、それから何度も、何度も濃い液を出して、
良く続くかと思うほどね、ドアーを叩く合図の音で、あわてて私から引き抜いて、
そのまま、由美子さんの部屋に行ったわ、どうだった」
「明子さんの部屋から来たと言っていたわ、
私のものにも教えられたとおり、しゃぶりついてきたの、
私、前の人が出て行って、すっかり良い気持ちで、
もうシャワーも面倒だから、そのまま寝ていたのね。
部屋に入るなりいきなり、開いていた股の間に頭を入れてきたの、
あの坊主頭が、あそこの周りを擦って気持ちよかったから、
少し股で頭を締めて遊んだわ、あの子の頭はもうベトベトよ、
そしてあそこを舐めだしたのよ、前の人のものも入っていて、
随分汚れているはずだけれどそれでも舐めまわして、
そして、突然入れてきたわ、元気ね、
量は少なくなっていたけれど何度も出していたわ。
わたしもそれに合わせて何度も逝ったわ、
やはりドアーの音を聞いて、私からむりやり引き抜いて、
最後まで行けば良いのに、仲間の決まりに従って真面目に途中で抜くのよね、
ぶらぶらさせて、汁を床に落としながら貴子さんの部屋へ行ったわ」
「私も、最近はシャワーを使えないほど毎回逝ってしまうの、
男が出て行っても、そのまま、股を開いて、あそこに風を当てているの
火照ったところが気持ち良いし、次の男が入ってきて、
私を見て一気に興奮するみたいで、直ぐ飛びかかってくるわ。
それでもう、このスタイルで行こうと決めたの、中にはきれい好きな人もいて、
蒸しタオルできれいに体を拭いてくれる人もいるけど、
ほとんどの男は全身ベトベトに濡れて、ぐったりしている女が好きみたいね。
皆、日に日にセックスが上手になるから、私もう濡れ濡れ、ふらふらよ、ふふ・。
彼、裸で入ってきて、私の開いたあそこを見て、相当濡れていると思ったよう
ね、タオルで優しく拭ってくれたわ、少し余裕が出来てきたのね。
その後、しゃぶりだしたの、私の時は、唇から首、胸、あそこ、お尻から足先
まで丁寧に舐めてくれたわ、気持ちよくて、そしたら突然入れてきたわ、大き
いのね、硬くって、なかなか逝かないのよ、脚を肩に担いで、入れたり、後ろ
から入れたり、何処でおぼえたのかしら、先輩達に教えてもらったのかしら、
私すっかり弄ばれちゃった。一番得したいみたいね」
淫らな話を亭主達が聞いているのを承知で、いえ、むしろそれを聞かせる作戦
のようで、手振り、腰ふりも交えて、女達は大声で話しています。
深夜12時を過ぎた、テーブルの周りは誰もいなくて、このグループがいくら
騒いでも、迷惑になることは有りません。亭主たちは、聞き耳を立てて、黙っ
て聞いています。由美子は三人の男が極限まで勃起させて、汁さえ垂らし始め
ているのを感じ取っています。そのことは、既に女達に教えています。女達は
それを知って、ますます淫乱な気分になっています。
「避妊の事・・・、ええ、私は、一日おきに病院へ行って、洗浄と傷の手当を・・
由美子の冒険〔W〕、・・・22 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/24 (火) 20:50
「避妊の事・・・、ええ、私は、一日おきに病院へ行って、洗浄と傷の手当てを
してもらっているわ、もちろんピルの調整もお願いしているの。病院では私のこ
と風俗勤務の女と思っているから、そのつもりで、先生やナースにもいろいろ相
談しているわ、先生は変人だけれど、意外と親切よ、良かったら、私の病院を紹
介して上げるわよ」
この話が決まった時、由美子と貴子は話し合って、今度のボランテイア活動では
ピルを使用して、原則コンドームを使用しないことにしました。遅れて参加した、
明子はその準備が間に合わなくて、男達にそれを装着をさせていて、それで由美
子に避妊の事を問い正したのです。由美子はここ以外でも、男と接する時はほと
んどの場合ピルのお世話になっていて、男にゴムを着けさせないようにしていま
す。
「実は今日も病院に寄ってから、寮へ行ったのよ、そうしたらね先生がね・・・
『少し男をセーブした方が良いですよ、
ここが・・、すこし皮下出血していて、このまま続けると・・・、
ここに色素が沈着しますよ、良い薬が有りますから、少し続けて使って下さい
ああ・・、薬を塗った後は、2時間は安静にね・・・』
そう言ってね、内診しながら、ビラビラをピンセットの先でつつくのよ、
失礼よね・・、でも・・、あまり黒くなるのも嫌だわ・・
ああ・・、そうだ薬塗らなくてはいけないわね、忘れていたわ、ふふ・・・・」
貴子も明子も決まった病院がないようで、由美子が二人を連れて、その病院へ行
くことになりそうです。
「貴子さん、貴方、あの時凄い声出すわね、隣の部屋へ筒抜けよ、
裏の通りにいても聞こえるかもよ、今に、お巡りさんが来るよ、ふふ・・・」
明子が、少し酔ったようで、貴子に絡み始めました。
「何言っているのよ、明子さん、貴方はどうなの、まるで実況放送よ、
『チ○ポの先が触れている、それを入れて・・、入った、亀頭が中で擦っている、
毛が中に入って痛い・・・、ああ・・・出た・・・出た、熱い、
もうだめなの・・・、そう舌を中に入れるの、
ああ・・ん、マン毛もしゃぶって、ダメ・・、痛い、ダメ・・毛を抜いてはダメ』
と全部しゃべるのだから、今、何しているか聴いているだけで判るわよ、
あれだけ大声で実況放送すれば疲れるでしょう。
あれ、旦那さんの趣味なの、・・・・へえ・・、そうなんだ・・・・、
以前、付き合っている人に教え込まれたの・・・、
えッツ、その人、言わないとあれを入れてくれないの、それで癖になったの、
旦那さんもそれを喜んでいるの・・・、あら、あら、ご馳走さま・・・」
「由美子さんは凄いよね、私達のように大声で騒がないけれど、
絞り出すような声が出るのね、あう・・ん、とか、ああ、い・・・い、とか、
抱いている男にだけ聞こえる呻き声なのよね、あれが感じている女の声ね、
本当は由美子さんが一番楽しんでいるのよ、きっと
聞いていて、女だって感じるから、男なら声だけで逝ってしまうわよ」
貴子も明子もすっかり酔ったようです。酔うとさらに淫乱になるようです。もう
話題は下半身に集中しています。
「由美子さん・・・、生意気なこと言うようだけれど、
私ようやく男と女の事が少し判ってきたわ・・・」
貴子が酔いの回った、やや朦朧とした表情で由美子に話しかけました。
男達はこの場では、先ほどからもっぱら女達の艶っぽい話の聞き役です。グラス
を傾けながら、女達の話を楽しみ、時には男同士の話題を楽しんでいます。男達
が何やら格闘技の話題で熱くなっているのを、横目で見て、このチャンスに女同
士、秘密の話をしようと思った貴子が二人の女にひそひそ声で話しかけています。
「初めてあの寮に行って、知らない人に次から次に抱かれた時は
恥かしいけれど、とんでもなく興奮していて、無理やり次から、次とあそこに、
おちんちんを突っ込まれるといった感じで、気持ち良い事は気持ち良いのだけれど、
男は皆、一緒だとその時は思ったわ。あまり差を感じなかったわ。
それが、何度か通っている内に、男の子達とも親しくなり、余裕が出来てきて
男の癖や、体なども良く判るようになり、自然と好みの子も出来たわ・・・、
そうなると、一人、一人、男によって、随分味が違う事に気が付いたのよ
中には、本当に良くて、ぴったり・・・・・・・・、ふふ・・・
そう、とっても感じる事が多くなったわ、ふふ・・・・・・」
貴子はここまで話して、前の席に座っている夫も含めて男達が格闘技の話題を
打ち切って、じっと貴子の話に聞き耳を立てているのに気がつきました。そこ
でそれ以上の言葉を濁しました。
男達が聞いていなければ、もっと赤裸々に、燃え上がる体と心の動きを由美子
に打ち明けたかったのです。
貴子は何度も寮に通って沢山の男達と情交を重ねている内に、体の相性が良い
相手が出来て、その男と交わると、明らかに他の男と違う快感を感じて、毎回
深く逝くようになっていたのです。その男はことさら好男子でもなく、平凡な
青年ですが、その男に会うと自然と体が濡れて来て、抱かれて挿入されると、
悶えて、悶えて、その男が部屋を出てゆく時、貴子はいつも失神しているので
す。
こうした現象を「体が合う相手」だと貴子は考えるようになっていて、次第に
貴子はその男を意識するようになり、好意に近いものを持つようになってい
て、離れた所にいても、その男の事をいつも考えるようになっていたのです。
貴子はそのことを由美子に打ち明けあけようとしていたのです。
由美子の冒険〔W〕、・・・23 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/25 (水) 11:30
「ねえ・・、貴子さん、それって、
目隠しをして、あれを入れられても
それが誰のものか判るって言う意味なの・・・・
私は自信が無いわ、皆同じものに思えるのよ
ほら、居るでしょ・・、特別あれが長い人・・、
確か、松原さんといったわ・・・、あの人は判るわね・・・・」
明子が、弁護士らしい、実証的な質問をしています。
「ゥ・・ん、そういう意味ではないのよ・・・、
勿論、目を閉じていても美味しいものは、それが誰のものか判ると思うわ、
嫌ね・・変なこと言わせないでよ、明子さんは本当にエッチね、ホホ・・・
何というか・・、そう・・、おちんちんだけの話ではないのよね・・・」
「体が合う相手が居たと言いたいのでしょう・・・、
この人は特別だと思いたいのね・・・
貴子さん、その感情は一時的なものよ、沢山の男と頻繁に交わっていると
時々、これはと思う男に、遭遇する事があるのよ、
運命的な出会いと思い込みたい貴方の気持ちは判るけど
でも、それは一時的なもので、
男と女のどちらか、または両方の気持ちに変化があると
体の相性は直ぐ変わるわ、これが男と女の不思議なところね
だから、貴子さんが感じている相性の良さは、ほんの一時的なものよ」
由美子が覚めた調子で、二人の女の顔を交互に見ながら話しています。男達が聞
き耳を立てているので、由美子は話を少しぼやかして話しています。貴子に忠告
したい事があるようですが、それは後でも良いと思った様子で、当たり障りの無
いコメントをしています。
表面上はそれほど関心を持っていない素振りを見せていますが、由美子は貴子の
話を聞いて本気で心配しています。好意すら感じていない男に、何かの弾みで抱
かれて、それが今までに感じた事が無いほどの快感を呼び込む絡みであった場合、
女性はその相手に特別の感情を移入する事が少なくありません。
体の喜びを感じた時、単純な肉体だけの関係だと思えなくて、その相手に運命的
な繋がりを感じる習性が女性に多く見られます。どうも貴子は、興味以上の好意
を特定の青年に感じ始めているようです、抱かれる度に、その青年にぴったり感
じるものがある事を知り、この青年とは何か見えない赤い糸が存在していると貴
子は思い込み始めているようです。
「そうね、女はどうしても、体で・・、子宮で物事を判断する傾向があるから
たまたま、体の相性が良いと、気持ちも通じ合う相手だと思いたくなるのよね
本当はその逆が望ましいわね・・・、先ず気持ちが通じ合うことが大切よ
貴子さん・・、最愛の旦那さんとのセックスが最高なのよ・・・
旦那とのセックスを最高にする義務が私達女に課せられているのよ、
ごめんなさい、生意気なこと言って・・・・」
さすが賢明な明子は、由美子が言外にほのめかしている事を的確に理解して、
貴子の気持ちに警告を与えています。前に居る男達は神妙な顔をして、女達の
一寸と危険な会話に耳を傾けています。
「明子さん、ありがとう、その通りよ・・・あなたの言う通りよ
由美子さん、心配しないで、私も・・、それは判っているのよ・・・、
セックスに溺れても、男に溺れてはいけないのね
でも、なんだか私・・・、凄く感じ易くなったみたいで
今なら、誰にでも抱かれて、そしてその人を好きになりそうで・・、
怖いわ・・・・、自分の体を恐ろしいと思うことがあるわ・・・」
貴子は自身のあまりに感じる体に少し当惑している様子です。
「貴子さんは今、女として一番良い時期に差し掛かったのよ
明子さんもいずれ、そう感じる時が直ぐ来るわ
男が欲しくて、欲しくて、いつも体が疼いていて
抱かれると見境無く乱れて、ちょっと親切にされると、
その男が最高と思うのよ・・、貴子さんは今、そんな女の盛りに居るのよ
そんな時は、心も乱れやすくなっているのよ
だから、今、あまりきわどい火遊びはダメよ、
体にも、心にも良くないのよ、ふふ・・・・
ねえ、それでどう、明子さん、短時間に沢山の男を経験したご感想は・・・」
これ以上この問題をここで話し合うには場所も時間も条件が整っていないと判断
して、由美子は貴子の話をここで切り、明子に話題を振りました。
戯れに抱かれた男に強く惹かれることは由美子にも毎度のことのように起きてい
て、今回もチョッと気になる男の子が居て、その子に抱かれると明らかに由美子
の中で一段とテンションが上がり、判っていても、その青年が貴子や、明子の部
屋に行く事が何となく面白くなくて、嫉妬に焦がれる自分の気持ちを持て余して
いるのです。由美子の中でもう一人の由美子がそうした感情を危ないと忠告して
くれていて、由美子は一人になった時、幾つなればこんな感情と別れる事が出来
るのかと、そっとため息をついているのです。そうした気持ちがあるだけに貴子
の事も自分の心の中を覗いているように由美子にはよく判るのです。
どんなにそれに抵抗しても、体に喜びを与えてくれる男に惹かれて行く、騙され
ていると知っていながら、その罠に落ちて行く、時には暴力で犯されて、憎しみ、
蔑んだ後でも、体の疼きと男に抱かれる喜悦の感動がそうした憎しみを癒してく
れて、その憎いはずの男に好意を感じるようになる事さえ珍しくないのです。
それは女性の宿命のようなもので、そうしたもろい感情を持っている事が女性を
この上なく魅力的にしていると言えます。
由美子は貴子と一緒になって、貴子の問題を、そして自分の中にある女の性を
じっくり話し合いたいと思っているのです。貴子も由美子の気持ちが良く判った
ようで、にっこり笑って、その問題から離れることを無言で了解しました。
由美子の冒険〔W〕、・・・24 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/26 (木) 23:16
「6時間で10人とやるのは、初めての経験だったけれど、何とかできるものね、
私、自信ついちゃった、でも少しここがひりひりするわ・・・、
でも、後5人は大丈夫よ。だいぶここも強くなったようだから、フゥッ・」
相当飲んだ明子は、やや怪しくなった口調で、そう言って、確かめるように、ス
カートの裾を思い切りよく持ち上げて、ひりひりすると言うその部分に手を添え
て、覗き込んでいます。下着の無い股間が露出して、べっとり濡れた亀裂が一瞬、
露になりました。男達がハッとして、一斉にそこに注目しています。明子が淫ら
な表情で男達を見て、からかうような笑みを男達に送りながら、ゆっくり脚を閉
じ、亀裂は白い大腿の陰にその姿を隠しました。
「あら、履いてないのよ・・・そうよ、
あの子にショーツ取られたのよ、中からいっぱい出ているわ、ふふ・・・
貴子さん、由美子さん・・、ほら・・・、良い匂いでしょう・・、
思い出すでしょう・・、うずうずしない、欲しくなるでしょう・・」、
指が白い液でべっとりと濡れていて、強い精液の匂いがそこから漂っています。
スカートは腰に絡まった状態で、大腿部が露になり、男達から暗い陰毛の一部が
見えます。もう少し脚が開かれると、濡れた亀裂も見えるはずです。男達はグラ
スの手を止めて明子の次の動作を待っています。側に居る女性達はニヤニヤ笑っ
ているだけで、明子の大胆な行動を止めようとしません。
「あらあら・・、こんなにシートが汚れて・・、お店の人に叱られるわ、
ああ・・・ん、ダメ・・あなたここ見て、こんなに流れているのよ・・・・・
貴方の大切な、私のここが、こんなに泣き出しているのよ、
貴方のおかげよ、ここがこんなに喜んでいるのよ・・・」
明子がゆっくり両脚を開いて、その部分に指を添えて夫に見せています。濡れた
部分が奥までよく見えます。もうスカートを腰近くまで捲り上げて、その部分は
完全に露出しています。明子は空ろな眼をして、男達に向かって脚を広げ、その
部分に指を添え、いっぱいにそこを曝しています。
側に居る女たちはさすがにこの様子にびっくりしていますが、ここに居る男三人
以外この景色を見ている者がいないこともあって無理に止めようとしません。
明子はもう完全に興奮して、自分で感情のコントロールが出来なくなっています。
自分の股間を男の目に曝す事で、悶える体の疼きを押さえ込んでいるのです。こ
のまま興奮が続けば、この場で男に抱きつき、絡み始めるかもしれません。由美
子と貴子は明子が異常に興奮している事に気付いていて、もうその大胆な露出を
止める事は出来ないと思っています。それどころか、その興奮に引きずられて、
二人の女も、限界に近く淫らな気分でいっぱいになっていて、自分たちも早く明
子のように股間を曝したいとうずうずしているのです。
真っ赤に充血した膣壁がはみ出て、そこから白い液がシートに流れ出しているな
んとも猥雑な亀裂を明子は男達に曝しています。こんな姿は暢にさえ見せた事が有
りません。恥らうどころか明子はむしろ得意そうに、男達に向かってさらに大き
く脚を拡げています。ついこの前までは、明子はこんなことはなく、むしろ人前
での露出は嫌っていました。酔っ払った妻の淫らな姿を見ながら、暢はうんうん
と、頷きながら、驚き、そして密かにそれを喜んでいます。
「明子さん・・、凄いわ・・、でもとっても素敵よ・・、綺麗だわ・・・
私も、由美子さんも、彼にショーツを取られたのよ・・・・」
「エッ・・、由美子さんも、貴子さんもそうなの・・・、取られちゃったの
あの人、ショーツ集めてどうするつもりかしら、
じゃあ、二人とも今は、ノーパン、見せて、見せて・・、あら、ほんとうだ、
凄い、中から出ているわよ、凄い量よ、触っていい・・・」
明子が乱暴に由美子と貴子のスカートを高く捲り上げて、二人の股間を男達の目
に曝しました。二人の女はそれを嫌がっていません、明子の手で掻き揚げられた
スカートを下ろそうともしません。
少し開いた脚の間から、黒々とした茂みが覗き、それが濡れて、赤い膣壁がはみ
出しているのさえよく見えます。明子がそこに指を入れて、液を掬い取り、匂い
を嗅いだり、しゃぶったりしています。男達は陶然として、女達の淫らな戯れに
見入っています。
「ねえ・・・・、
私達を遊ばせてくれる優しい旦那さんに、特別サービスしましよう・・、
さあ・・、貴子さん・・、由美子さん・・、うんと開いて
そう・・、もっとよ・・、ダメ、ダメ、由美子さん・・、もっと開いて・・
さあ殿方は・・、もっと近くによって、よく見てちょうだい・・、
さお・・、どうぞ・・・・、触っても良いわよ・・」
由美子の楚々とした陰毛、へその下まで陰毛が押し寄せて、それが黒々と渦巻い
ている貴子の陰部、ピンク色の膣壁が大きくはみだしている明子の部分、三人三
様の猥雑な姿を男達は息を呑んで見つめています。そんな男達の様子を女達は悪
戯っぽい笑みを浮かべて楽しんでいます。
淫乱な笑みを浮かべて、三人の女は、男達を見つめながら、ゆっくりと脚を大き
く開いています。貴子と、明子は片足をテーブルに載せて、両手を両脚に添えて、
思い切り脚を開いて、そこがもっとよく見えるようにしています。由美子は両手
を亀裂に添えて、そっとビラビラを開いています。愛液がドクドクと流れてシー
トを汚しています。
男の視線を感じて、次第に女達の息遣いがせわしくなり、今はもう、そこから愛
液が滴るのが男達の目にもしっかり確認できます。そして徐々に女たちは首を後
にそらし、腰を前に突き出し始めました。女達の頭の中は真っ白になり、ただ股
間を男達に曝すことしか頭に残っていません。
男達は身を乗り出して、女のそこを見つめています。もう男達の眼前30センチ
も離れていないところに亀裂が蠢いています。愛液と精液の入り混じった、なん
ともいえない淫靡な香が男達の鼻腔を刺激しています。男達も女と同じ様に、頭
が白くなるほど興奮して、思わず股間を押さえ込んでいます。
「ああ・・・ん、良い気持ちだわ・・・、ああ・・ん」
貴子が我慢できなくなったようで、指を亀裂に埋没させてゆっくりと動かし始め
ました。あたりに、淫靡な香りが立ち込め、貴子の指使いの音がさらにその雰囲
気を盛り上げています。女達の荒い息遣いが木霊し、このままでは終わりそうに
無い雰囲気になってきました。明子が亀裂に指を入れながら、興奮した皆の様子
を見回し、口を開きました。
「ああ・・ん・・、なんだか、変な気持ちだわ・・・
ねえ・・・、どうかしら・・
皆さんさえよろしければ、このまま、私のアパートに来ませんか
由美子の冒険〔W〕、・・・25 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/27 (金) 17:22
「ああ・・ん・・、なんだか、変な気持ちだわ・・・
ねえ・・・、どうかしら・・このままでは私、我慢できない
皆さんさえよければ、このまま、私のアパートに来ませんか
もう、終電車も行ってしまったし、明日はお休みでしょう・・・
2DKの狭い家だけれど、全員、雑魚寝すれば・・・何とかなるわ、
あなた・・・、良いでしょう・・」
明子の大胆な提案に全員が顔を見合わせて、びっくりしていますが、誰もすぐに
は反対しません、むしろ淫靡に盛り上がった雰囲気のまま明子のアパートに泊り
込む事を全員が望んでいるように見えます。暢は驚いた顔で明子を見て、そして
盛り上った明子に反対する事は出来ないと思ったようで、まず暢が苦笑しながら
頷いています。暢にしても由美子を抱くチャンスができたのです、その意味で彼
自身も少し期待を膨らませています。
「いいわ・・、私は賛成・・・、大賛成よ、このままでは帰れないわ・・・・
貴方、いいでしょう・・、泊まりましょう・・、
ねえ、ジローさん・・、いいでしょう・・」
貴子が文字通り、両手を上げて賛成しています。貴子は燃え上がった体を鶴岡や
暢と絡ませる事を期待して、もうすっかりその気になっています。
隆は由美子が泊まってくれれば、他に言う事が無いという素振りで由美子の様子を
じっと見ています。鶴岡夫妻はタクシーで自宅に帰れる距離ですが、鶴岡が泊ま
りにあっさり同意しています。鶴岡にしては珍しい事で由美子はそれに異論は有
りません。こうして、全員明子のアパートに泊まる事が決まりました。
アパートに向かう道を皆の後から、ゆっくり辿りながら、鶴岡が何事か由美子に
話していて、由美子が笑いながらその話を聞いています。由美子は鶴岡の説明に
頷きながら、直ぐ前を歩いている暢の背中を見ています。どうやら鶴岡が由美子
に暢の告白内容を説明しているようで、由美子はこれから始まる絡みの中で、暢
の面倒を見るつもりになったようです。
そこは、2DKのアパートで、ベッドルームは明子夫婦が使用し、6畳の間に二
組の夫婦が雑魚寝することになりました。6畳の畳の間に二組の布団を敷いて、
4人の男女がこれからと思った時、みんなの耳に明子が暢に抱かれているらしい
例の実況放送が聞こえてきました。
「貴方・・・、もっと・・、強く・・・、ああ・・、当るわ・・、奥に当るわ」
居間の二組の夫婦は、その声を聞いて、にっこり笑いながら、先ず女たちが丸裸
になりました。鶴岡と隆は、妻たちが望めば、交換することを暗黙に了解してい
ますから、妻たちの動きに任せています。
貴子が、由美子を見て、頷き、貴子が鶴岡の側に寄ってきて、鶴岡の衣服を脱が
せています。そして、丸裸にした男を布団の上に寝かせました。店に居る時か
ら高まっていて、もう二人は十分です。貴子は鶴岡の体の上に這い上がり、両脚
を開いて、男を跨ぎ、中腰になり、天を突いている男根を右手に握り、愛液が滴
り落ちている亀裂に、亀頭をゆっくり擦りつけ始めました。愛液がポタリポタリ
と滴り落ちて男の体を濡らしています。亀裂の中から、サーモのピンクの内壁が
はみ出て、てらてら光る亀頭を狙って蠢いています。
「ああ・・、これよ・・・、これが欲しかった・・、
私・・、私どうしてこんな体になったの・・、ああ・・堪らない
入れるわ・・、ジローさん・・、いいわね・・、ああ・・ん、ムム・・・
いい・・、奥が、奥が、痺れるわ・・・、ああ・・ん、いいわ・・・」
一気に鶴岡のものを挿入して、腰を上下しながら、貴子が声を出し始めました。
隆は自分で衣服を乱暴に脱ぎとり、由美子を横抱きにして、畳に寝かせて、彼女
の両脚をいっぱいに開いてその間に体を入れています。
「ああ・・ん、隆さん・・・、乱暴ね・・・、ああ・・ん、
そんな・・、そんな事されたら、私、私・・、ああ・・・ん
お願い・・、入れて・・、入れて・・・、チ○ポ、入れて・・・ェ・・・」
女の片足を持ち上げて、股間をいっぱいに開いて、蠢いている亀裂に指を二本入
れて、その中をゆっくりかき回し始めました。緩く、強く、抑揚をつけてその部
分を刺激しています。隆は由美子の教えを忠実に守って、女が狂うほど男根を欲
しがるまで挿入しないつもりです。
由美子が男根を求めて、悶えて、悶えて、絶叫し始めるのを確かめて、男は腰を
使って一気に挿入しました。ズブズブと音を立てて、隆自慢の業物が由美子の亀
裂に食い込んでいます。
糸を引くような低い悲鳴を上げて、由美子が両脚を痙攣させています。隆は中腰
の姿勢で激しく腰を打ち付けはじめました。由美子がうねるようにして体をくね
らせ、耐え切れなくなって、「ムム・・・・」と低い唸り声を出し始めました。
二人の接点から、白い泡が溢れ、それが激しい男根のポンピング動作で泡となっ
て飛び散り、6畳間に白い花びらが飛び交っています。
「暢・・、あれが噂の『女神の花弁』よ、
由美子さんにしか出来ない事ですって、不思議な眺めね
ああ・・、皆ほんとに夢中ね、何もかも忘れて・・・
セックスって、こうして見ると、本当に楽しいものなのね・・・・」
明子はそこまで言って、側に居る暢の事を思い、言葉を呑みました。二人は由美
子達が絡み合っている部屋を覗きこむ位置に立っています。二人とも丸裸で、激
しく絡み合う、4人の姿に刺激されて、互いの性器に触れながら、じっと二組の
男女を見つめています。
鶴岡の上で激しく体を動かしていた貴子が、絶叫して鶴岡の上に倒れこみました。
二人の体が重なり合った所から大量の愛液が流れ出して、畳の上に大きな染みを
作っています。
片脚を持ち上げられ、男の腰を受け止めていた由美子が低い呻き声を出し、痙攣
しています、暢が唸り声を上げて、由美子の中に放出しました。金属的な破裂
音がして、乳濁液が二人の体から、糸を引いて飛び散っています。隆がばったり
と由美子の上に倒れて、その体を由美子が優しく抱きとめています。二人の体か
ら、驚くほどの愛液が流れ出し、由美子の体を濡らし、畳の上に大きな水溜りを
作っています。由美子が例のとおり潮を吹いたようです。頭が白くなるような官
能的な香が当りに立ち込め、絡みを見つめている明子と暢は、互いの性器に手を
添えて、体をヒッシと寄せ合って、ただじっと淫靡な景色に見とれています。
ようやく貴子が明子達に気がついて、声をかけようとして、その声を飲みました。
二人のあまりに深刻な雰囲気に、貴子は軽口を閉じたのです。由美子は先ほどか
ら明子と隆が自分たちの絡み見ているのに気が付いていました。そして、由美子
は優しい笑みを浮かべて、明子と暢をじっと見上げています。
由美子の冒険〔W〕、・・・26 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/29 (日) 15:09
ふと、由美子の視線に気が付いた暢が、由美子を見つめて、少し顔を赤らめて、
口ごもりながら、何か話しかけたい様子ですが、その言葉が出せないようです。
由美子は体の上に居る隆に何事か囁き、自分の指を隆の肉棒と亀裂の隙間に差し
入れ、隆が腰を引き、ポンと音がして、肉棒が抜けました。
由美子は体を起こし、畳の上に脚を崩して座りました。隆の体液が亀裂から垂れ
流れています、それを隠そうともしないで、暢の大きな体に由美子は向き合いま
した。
暢は居間の入口に立ったまま、畳の上に膝を崩して座り込んでいる由美子を見下
ろしています。ゆるやかに崩した脚の間に暗い陰毛が見え、その奥にサーモンピ
ンクがはみだした由美子の亀裂が隆には良く見えます。そこから白い液が垂れ流
れて、グニョグニョとゆるやかな動きをしています。まるで暢の男根を呼び込ん
でいるかのようです。
暢は、その亀裂の呼びかけに誘われて夢遊病患者のように、一歩、二歩由美子に
歩み寄りました。ほとんど腹に付くばかりに勃起したジュニアが彼の股間に立ち
上がっています。暢は由美子の亀裂に奪われていた視線を由美子の顔に移しまし
た、彼女と視線を合わせると、さらに顔を紅潮させています。そして、決心した
様子で少し腰を落として、由美子の顔を真っ直ぐに見つめて話しかけました。
「実は・・・・」
暢が何か言おうとしたとき、由美子が立ち上がりました。そのまま、暢のところ
に歩み寄り、暢の手を取りました。暢はびっくりして次の言葉を出せないで、
じっと由美子を見つめています。背の高い暢を見上げるようにして、由美子は暢
ににっこり笑い、暢の顔から視線を外し、暢の後に立っている明子に視線を移し、
彼女に低い声で話しかけました。
「少しの間、暢さんをお借りしても良いかしら・・・」
明子がゆっくり頷くのを見て、由美子は明子に笑みを残して、暢の手をひいて、
寝室へ向かって歩き始めました。暢は驚き、喜びを隠し切れない表情を浮べて、
由美子に手を引かれています。
鶴岡と抱き合っていた貴子と、由美子を抱いていた隆は、何が起きているのか判
らないといった表情で床に座ったまま、ぼんやりと二人の裸体を見送っています。
貴子を抱いていた鶴岡が、いつの間にか明子の側に来ていて、そっと彼女の肩を
抱いています。
明子は由美子が暢を誘った時、漠然と由美子の意図を感じ取っていたようで、鶴
岡が側に来て、明子の肩に手を置いた時、女神が降下したと評判の由美子が教育
が目的で暢を誘ったとはっきり悟りました。そしてその仕掛けをしたのが鶴岡で、
多分、暢が鶴岡にそのことを頼みこんだと推測しました。そこまで推測しても、
明子は悪い気分ではありません。
明子は自分たち夫婦のセックスに、以前からかなり不安を感じていました。そし
て今晩、由美子や貴子のセックスを見て、それが自分達夫婦の絡みと全く次元の
違うものである事を知りました。その思いは暢も同じだと、明子は感じています。
それだけに、暢が自分たちのセックスを改善するため、女神のパワーを持った由
美子を抱きたいと思った気持ちが明子には良く判るのです。できる事なら由美子
達のようにおおらかにセックスを楽しみたいと明子は考え始めていて、明子も鶴
岡と絡み、由美子夫妻の絡みを体験したいと思い始めています。
明子は今夜が自分たち夫婦にとって、素晴らしい転換期になると楽しい予感を感
じて、少しはしゃぎだしたい気分です。
「お疲れでしょう・・、お茶でも入れるわ・・、それともコーヒが良いかしら」
明子が明るい声で、貴子と隆に声をかけました。そして、肩を抱き寄せている鶴
岡の手に、そっと彼女の手を置いて、鶴岡を見て、感謝の気持ちを込めて軽く頷
いて、キッチンの方に歩いて行きました。
明子がコーヒの準備をして、居間に戻ってきました。全員丸裸ですが、そのこと
を気にしないでおいしそうにコーヒを飲み始めました。
間もなく、寝室から、ピチャピチャと淫靡な音が響き始めました。由美子が暢の
男根をしゃぶっている音です。
「暢さん、もう十分ね、私のものに入れて・・・」
由美子がベッドを背にして寝ていて、両脚を大きく開いて、その間に暢が膝を付
いて由美子を見つめています。暢の男根に手を添えて由美子はその先端を亀裂に
あてがっています。由美子が合図すると暢が腰を使って、肉棒を送り込みました。
音もなく男根が亀裂に吸い込まれています。
「いいわ、暢さん、凄く固いのね・・、私こんなに固いもの初めて・・、
私のものは少し緩いでしょう、ごめんなさいね、今日はやり過ぎたみたい・・・、
でも直ぐ締まるわよ、どう、これで・・・、ああ・・・、いいわ 」
由美子のささやくような声が居間にまで届いています。
居間にいた4人は、互いに顔を見合わせて、淫蕩な笑みを交換して、立ち上がり、
足音を忍ばせて、寝室に向かっています。こっそり寝室を覗き見るつもりです。
暢が由美子の脚の間に入って、ゆっくり腰を使っています。由美子は暢の首に両
手を回して、暢の顔に唇を近づけて、しきりに何事か囁き、脚を男の腰に絡めて
ゆっくりと腰を上下左右に揺り動かしています。
膣の中でも絶え間ない刺激を暢の肉棒はその全身に受けているはずです。暢が突
然我慢できなくなった様子で、臀部を緊張させました。膣の中にある男根が、由
美子の括約筋の洗礼を受けて、自在に弄ばれ、極大に膨張して暴発寸前になって
います。
「ああ・・・、締まる、自分のものが、中で、中で舐められている・・・、
我慢できない・・・、由美子さん・・、逝きます・・・・・」
「暢さん、大きい・・、もう少し我慢して・・・、私、もう少しよ・・・・、
いいわ・・、もう・・、そう・・、もっと、強く・・、ああ・・・ん、
もうダメ・・、いいわ・・・、暢さん・・・、ああ・・逝く・・・」
由美子は、大量の潮を吹いて逝きました。暢も低い呻き声を出して、全身を痙攣
させて放出しています。暢は女性に潮を吹かせた事は初めてです。知識ではその
ことを知っていても、現実に股間を濡らす大量の愛液の噴射を受けると、暢は驚
き、そして、その後、女を征服した充実感をいっぱい感じる事が出来ました。
まさに男になった気分です。泣き出したくなるほどの満足感を全身で感じて暢は
由美子を強く抱き締めています。
由美子の股間には、まだ暢のものが咥え込まれたままです、自分のものが優しく、
由美子の中で、摩られているのを感じながら、暢は由美子を抱きしめています。
由美子が暢の耳を舐めるようにして、暢に話しかけています。
由美子の冒険〔W〕、・・・27 鶴岡次郎 投稿日:2006/01/31 (火) 14:19
「よく自分のものは大きい、小さいと男の人は気にしているけど、
男が思うほど女は男の大小を気にしていないのよ。
考えて御覧なさいよ、女は直径10センチ以上の赤ちゃんの頭を、受け入れる事
が出来るのよ、5センチのものも、3センチのものもそれから考えれば同じよう
なものよ、長さだって同じことが言えるのよ。
男が自分のもののサイズを気にしすぎるのね、女から言わせていただけば
サイズの事は気にしないで、それを硬くすることだけを考えて欲しいわ。
抱いてもらった時、カチンカチンのものを肌で感じた時が女は一番嬉しいのよ。
入れた時、緩く感じるのは女がまだ不十分なのよ、
決して男のものが小さいからではないのよ、
入れる前に、弄ったり、舐めたりして、うんと女を焦らせると良いわ、
女は欲しがって、悶えるわ、そうするとあそこも締まっているのよ、
その時入れてやればいいのよ、
ほら、こんなに硬くなったわ・・、私の中も狭くなってきたでしょう
それにしても、暢さん、本当に硬いわね、私こんなの初めてよ・・」
二人は抜かないで、話し込んでいます、暢が由美子の中で蘇り、二人はそのまま
絡み合いを始めました。
今度は暢が、由美子の脚を肩に乗せて、思い切り脚を持ち上げ、お尻も浮かせて、
上から垂直に差し込む形になっています。そしてその姿勢のまま、暢は腰を使い
始めました。まさに鋼鉄を凌ぐ硬いもので突かれて、由美子のあそこは悲鳴を上
げて、変形しています。
下腹部の表皮や、陰毛の生え際が亀裂に差し込まれた肉棒でかき回されて、普通
では考えられないほど異様に変形しています。通常は多少とも肉棒がしなり、こ
れほど女性器が変形する事は無いのですが、暢の場合はまるで鋼鉄製の棒そのも
のです。その部分の表皮が異常な動きをしています。由美子はもう、悲鳴に近い
叫び声を上げて、先ほど男にセックスを解説して、教えていた余裕は吹き飛んで、
今は貪欲に男根を漁っています。
愛液が肉棒に絡み白い泡を作り出し、その泡を全身につけて、肉棒が単調に上下
しています。ここまで肉棒の硬度が増すと、もう技とか、緩急の上下動などは問
題でなくなり、それが動く事で女は天国に送られるようです。
膣壁の予想もしないところを硬い棒でつつかれ、子宮をガンガンと叩かれ、由美
子は悲鳴を上げて、暢の肩にかじり付き、そこから血が滲み出しています。暢の
一突き、腰の一振りに由美子が甲高い絶叫を発しています。おそらくアパートの
通路でもその声は聞こえるほどです。
遂に終わりがやってきたようで、由美子はもう大声を出すこともできないで、し
わがれた低い声をゼエゼエと発しながら、全身を脂汗で光らせて、四肢を男の体
に絡めて、腰を男の腰に擦りつけ、眼を吊り上げ、そして遂にガクンと逝きまし
た。
大量の潮が二人の体の間から流れ出しています。由美子の強い締め付けに暢は耐
えて、肉棒にパワーを集めて、一気に大量の精液を由美子の中に吐き出しました。
女神パワーを持った由美子が本気で逝った時の締め付けに耐えて、精液を放出で
きる事自体、これは稀有の事です。それほど暢の肉棒は稀な強さを持っているの
です。
グスグスと破裂音がして、二人の股間から、白い泡が舞い上がっています。そし
て由美子の上に暢は力尽きて倒れ込みました。二人はほとんど気を失って抱き
合って、軽い痙攣を全身に見せながら、眼を閉じています。ただ、二人の接点が、
そこだけが独立した生き物のように、グジュグジュと音を出しながら二人の性液
を吐き出しています。
部屋の外で見ていた4人の男女は言葉も出すことができないで、側に居る異性の
体や、性器を弄くりながら、じっと由美子と暢の絡みを見ています、そして、二
人が絶叫して逝くと、ほっと、と息をついて、全身の力を抜いています。
特に明子は、慣れ親しんできたはずの暢の肉棒が異様な大きさに膨張している事
に驚いています。いままで、十分だと思っていたのは、暢にしては半立ちの状態
だったのです。暢の膨張率が他の男に比較して、異常に高い事にも明子は驚いて
います。そして、暢の力を十分搾り出していなかったことに明子はようやく気が
つきました。
まだ、ぐったりして抱き合っている由美子と暢を残して、4人の男女はここへ来
た時と同じ様に足音を忍ばせて、その場を去りました。
ベッドで余韻を楽しんでいた二人がようやく目覚めて、由美子が笑みを浮かべな
がら繋がったままになった部分に指を入れて、腰を引くとコポンと音が出て、二
人の体が離れました。由美子が暢にキッスしています。暢が優しくそれを受けて
います。腰を抱き合って、皆が待つ居間に二人は戻って来ました。
裸のままでコーヒを呑んでいた4人の男女は笑顔で暢と由美子を迎えています。
明子が二人に熱いコーヒを勧めました。
「暢、由美子さん良かったでしょう・・、少し妬けたわ、でも許してあげる・・、
由美子さんだから特別よ・・、でも、どうしてあんなに大きく出来たの
憎らしい・・・、私の時も・・、もっと頑張りなさい・・・・」
明子が笑みを浮かべて、暢の側に座り込み、彼の肉棒を強く握り締めました。暢
がその痛さに悲鳴を上げて、しかめ面をしています。皆がどっと湧いています。
由美子の冒険〔W〕、・・・28 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/01 (水) 15:17
初めて接した商売女に馬鹿にされて以来、暢は自分のものが小さいと気にしてい
て、これでは明子を十分喜ばせられないと思い込み、それがプレッシャーになっ
て、さらに萎縮して、明子と交わる時はいつも不十分な状態でした。
明子はそんな暢に気を使って、ことさらに実況中継して感じる様子を暢に伝えよ
うとしたのです。二人は互いに思いやり、その優しい心が二人のセックスにスト
レスを与えていたのです。
皆で落ち合った酒場を出るとき、暢がセックスに自信がもてなくて悩んでいる事
を鶴岡からこっそり囁かれていた由美子は、暢と明子を注意深く観察していて、
二人が互いに相手を思いやり、結果として、それが二人のセックスにストレスを
与えている事を知りました。先ず、暢に自信を持たせることが大切だと由美子は
考えたのです。
女神が由美子に与えた最高の性器に男根を挿入して、その中で優しく刺激されて
暢は自分でも信じられないほど肉棒が膨張するのを体験しました。さらに、一度
深々と果てた後、由美子の中で暢は再び蘇り、由美子を失神させ、大量に潮を吹
かせる事が出来ました。由美子の股間から大量に吐き出された愛液を下腹部に感
じた時、あまりの出来事に一瞬何が起きたか暢には判りませんでした。そして事
態が判ってくると、暢は女を征服できたと確信できました。そして、いい知れな
い、興奮が体の中に湧き上がってきました。
「見てくれ、この女の乱れた姿を・・
今日初めて抱いた女を完全に逝かせて、俺は潮を吹かせる事が出来た」
暢はほとんど泣き出したいほど感動しています。そして、男は大小でなく、固さ
だという由美子の説得も、言葉どおり信用する事が出来ました。
若い暢が自信を持つと、彼の男根はすばらしい業物に変身しました。確かに、暢
の男根は、サイズはごく普通ですが、その硬さは尋常では有りません。経験豊富
な由美子が驚く硬さです。
今まで、明子と不十分ながら絡み合えたのも暢だから出来たのです。半立ちでも
普通の男並みの硬度になるため、明子はそれで十分だと思っていたのです。いわ
ば、明子は名刀を持ちながら、その価値を知らないで、鈍らな状態で使用してい
て、暢のセックスはその程度だと思っていたのです。
それが由美子と交わっている暢のものは、鶴岡と同じかそれ以上の大きさで、な
んとも頼もしい姿になっていました。久しぶりに帰省した我が子の成長振りを見
た母親のような心境に明子はなりました。これなら何も心配する事はありません、
自分の手を離れても立派に一本立ち出来るようになったと明子は思いました。明
子は暢に突き崩されて悶え狂う由美子を見て、嫉妬よりも感謝の気持ちでいっぱ
いでした。
一休みして、明子が鶴岡を選び、貴子が強くなった暢を選びました。隆は由美子
ともう一度出来ると知って、喜びを露に表に出しています。
貴子は由美子と交わっている暢を見て、あの硬い肉棒で突き崩される自分のあそ
この事を考えて、男に接する前からもう十分に濡れていました。由美子の教えを
実践する機会を与えられた暢は、貴子の亀裂を弄り、舐めまわして、貴子がそれ
だけで高まって、入れて欲しいと言うのをさらに焦らせて、焦らせて、貴子が泣
き出すほど焦らせています。
「暢さん・・・、いじわるしないで・・、入れて・・、私は十分よ・・、ねえ・・
ほら・・、締まるでしょう・・、ああ・・ん、入れて・・、おねがい・・・ああ
むむ・・、いいわ・・、これ、これよ、硬い・・、凄い、凄いわ・・ああ・・ん」
貴子のそこは、肉棒がその中に入った時から暢を強く締めています。鋼鉄のよう
な暢のものが暴れ周り、貴子はその硬さと、意外な所に当る肉棒の攻撃に、眼を
白黒させて驚いています。貴子にとって、これほど硬い男根は初めての経験です。
ついに貴子は、その攻撃に抗し切れないで、目を剥いて、失神しました。そして、
大量の愛液を垂れ流し始めました。
貴子まで失神させたことで、暢は完全に男の自信を掴みとりました。自分のもの
が異常に硬いと言う女達の評価も、そのまま受け取り、それが自信に繋がってい
ます。暢はまだ逝かないで、貴子の中でじっと待機しています。貴子はその部分
をヒクヒク動かしながら、気をやって、眼を閉じ、何事がぶつぶつ言っています。
暢は貴子を一度逝かせて、さらに次の攻撃をするべくじっと待機しているのです。
次の攻撃で貴子は完全に逝って、もう立ち上がれなくなるはずです。暢は完全に
女性を克服したようです。
女性に対面すると暢は今まで何やらおどおどしていて、極力女性との接触を避け
てきたのですが、こうして、二人の女を失神するまで逝かせた事で、女性への恐
れは跡形も無く消え去りました。そして、鋼鉄のように硬いと言われた自分のも
のに、強い自負を感じています。もう、暢は大丈夫です。
鶴岡に串刺しにされて、明子はただ唸るだけで、体をくねらせています。ゆっく
り、深く、浅く鶴岡は明子をえぐっています。明子は口をパクパクさせて、声も
出せません、鶴岡が一突きしました、明子は体を反らせて、痙攣して、ガクンと
失神しました。明子も実況中継出来ないほど感じるセックスを知ったようです。
暢が由美子の中で、深く逝き、暢のものが驚くほどの業物に変身している様を見
て、女が十分高まれば、男もそれにつられて良くなるものだと明子は悟ったよう
です。
これからは過剰な演技は止めようと明子は思いました。男の体を感じ、それを股
間に受けることだけを考え、感じるままに男に体を預けることが大切だと明子は
悟ったようです。
そう考えと、自分の体が突然変わったように感じ易くなっている事に明子は気が
ついています。本当に男と女の絡みは、計り知れない事が起きるものです。明子
は心の赴くままにセックスする事の大切さを知りました。そして、心の赴くまま
にセックスできる環境を夫婦が工夫して作り上げ、その環境を夫婦協力して維持
していく事の大切さを、由美子夫妻から実践で学び取ったのです。
朝日がリビングに差し込んでいます。全裸の男と女が6人、深い眠りの中にいま
す。明子がゆっくり起き上がりました。その股間に鶴岡の頭が浅く乗っています。
明子はゆっくりその頭を持ち上げました。鶴岡が目を覚ましたようです。明子は
にっこり笑い、脚で軽く鶴岡の頭を挟み込みました。
明子の股間から流れでた白い液が、鶴岡の髪の毛に、そして額に付着しています。
寝返りをして鶴岡は陰毛で飾られた明子のものにそっと口づけしました。男が奮
い立つ香が、鶴岡の口中に広がっています。明子が身をくねらせて、鶴岡の頭を
そこから離そうとしています。
「ああ・・ん、ダメ・・・、止めて・・・お願い・・、出そうになるわ・・・
由美子の冒険〔W〕、・・・29 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/02 (木) 13:58
「ああ・・ん、ダメ・・・、止めて・・・お願い・・、出そうになるわ
おトイレに行かせて・・、ねえ・・、お願いだから・・」
「良いよ・・、そのまま僕の口に出しても・・、
ムム・・・、さあ・・・、どうぞ・・・」
「ああ・・ん、ダメ・・・、汚いわよ・・・、ああ・・ん、いじわる・・・
ダメ・・、そんな・・、舐めたら・・、出るわ、出るわ・・、ああ・・ん」
「ねえ、だったら・・、向こうで・・ね、僕も行くよ・・、一緒にね・・
明子さんの聖水を体に掛けて欲しいな」
「エッツ、ダメ・・・、そんな、そんなこと、私、初めてだわ・・・、
でも・・、でも・・・、ああ・・、ダメ・・・、ああ・・ん、
そんな・・舐めないで、ジローさん・・、いじわる・・・・ああ・・
ああ・・ん、我慢できない、出そうよ・・・・ああ・・・ん
行くわ・・、行くから・・、かんにん・・、堪忍して・・・、ああ・・ん
そんなに・・、ああ・・、もう、ダメ・・・、そこを、舐めないで・・・
一緒に・・、一緒に、お風呂場にね・・・・そこで・・、ああ・・、いいわ」
明子は苦痛に顔をゆがめて、今は恥かしさも忘れて、股間に両手を強く押し当て
て、へっぴり腰で立ち上がりました。彼女を抱き抱えて、鶴岡も立ち上がり、二
人絡み合いながら、よろめきながら、風呂場に入りました。
鶴岡がタイルに背をつけて上を向いて寝そべり、その上に明子が大きく股を拡げ
て跨りました。興奮と、激しい尿意で、今は、恥かしさも消え失せて、明子が呻
きながら両手でビラビラを大きく開いています。鶴岡の視線の先に大きく開いた
明子の亀裂が見えます。
「ああ・・・ん、ダメ・・・、出る・・・、ダメ・・ああ・・・ん」
淫核が膨らんで、そこから、透明な液がにじみ出た、そう思った瞬間、鶴岡めが
けて黄金色の液が噴出しました。明子がほっと大きな吐息をついて、眼を閉じて、
恍惚の表情を浮かべて、それでも指で大陰唇を押し広げて、中腰のまま、シャ
ワーを鶴岡に浴びせています。
芳香を発散させながら、生暖かい大量の液体が、鶴岡の顔と言わず、体といわず、
一面に降り注いでいます。男は口を開いて、シャワーを受け止め、せわしくそれ
を嚥下しています。
「ムワワ・・・、明子さん・・・、いいよ・・・、暖かい・・・」
「鶴岡さん・・、ああ・・・ん、いいわ・・・・
私にも、私にも、鶴岡さんのものをかけて・・・・」
鶴岡の股間から明子をめがけて、液が発射されました。明子の股間に激しく、鶴
岡の小水が当り、しぶきが周りに飛び散っています。
「ああ・・・ん、ジローさん・・・・、いい・・・もっと・・・」
明子は乳房を両手で抱き締め、体をくねらせて、大きな声で唸り声を出していま
す。両脚をしっかり開いて、股間から、黄金色の液体を鶴岡にふりかけています。
二人の液が混ざり合って、二人を濡らし、二人は眼を閉じ、呻き、まさに極限ま
で高まっています。鶴岡は完全に勃起しています。
明子は股間から小水を出しながら、放水している鶴岡のものに座り込み、肉棒を
一気に膣へ挿入しました、二人の液が接合部から音を出し流れだしています。強
烈な噴水に刺激されて明子が一気に逝き、鶴岡に倒れ込み、また失神しました。
続いて鶴岡も強い締め付けに耐えられなくなって、白濁液を放出しています。二
はそのまま重なり合って、眼を閉じて、痙攣しています。
あたりに静寂が訪れ、二人の激しい息遣いだけが風呂場に木霊しています。
由美子と隆は繋がったままで寝ています。放出して元気がなくなった男根をその
中に保持して、男も女も眠るのは由美子の特技です。男根の寸法に関係なく、由
美子の亀裂は眠っている間も男根をくわえ込んで離さないのです。これが出来る
亀裂はまさに名器です。
隆が目覚め、男根が亀裂の感触を感じて蠢き始めました、由美子が目覚め、隆の
それはさらに大きくなり、彼は腰を使い始めました。由美子は完全に目覚め、隆
を締めつけ始めました。女の両手が男の腰に絡まり、男の振幅に合わせて、腰を
使い始めました。性器の擦り合わせる淫靡な音が、そこから響くようになりまし
た。
由美子はうめき声を必死で押さえ込んでいるようで、真っ赤に顔面を紅潮させて、
両手で口を押せえ込んでいます。二人の直ぐ側に、貴子と暢が重なり合うように
して、まだ眠っているのです。由美子は二人を気遣って、起こさないようにして
います。
貴子は暢を口に咥えたまま寝ています。暢は、貴子の股間に頭を入れています。
暢の顔が貴子の亀裂に押し付けられていて、多毛な貴子の陰毛が暢の顔をほとん
ど覆い隠しています。疲れ果てて眠り込んでいる暢の鼻息が貴子の陰毛をなびか
せています。
側で呻いて絡み合っている由美子の忍ぶ声に貴子が眼を覚ましました。由美子の
亀裂に挿入されている隆の男根がゆっくり動いて、早、白い泡を出しているのが
貴子の目の前に見え、愛液の飛沫が貴子に降りかかっています。
貴子は口に入っている暢の男根をゆっくりしゃぶり始めました。精液が舌に膠着
して、男根が舌に張り付いている奇妙な感触に、貴子は戸惑いながら、唾液を搾
り出し、ようやく暢の男根を自由にしました。
貴子の刺激に暢が目覚めて、貴子の亀裂に噛り付いています。元気なもので、寝
起き早々ですが、亀裂の中に舌を挿入して、激しく愛液を吸い取っています。貴
子が興奮して、暢の頭を両脚で締め付けています。暢の男根が一気に膨張しまし
た。暢は男根を一気に膨張させる術を既に身につけたようです。
暢が貴子の口から男根を抜き取り、貴子の脚を肩に担いで、貴子の腰を折りまげ
て、亀裂を顔面に曝し、そこを嘗め回しています。貴子が夢中で挿入を求めてい
ます。
「ああ・・・、暢さん・・・、入れて・・、チ○ポ入れて・・チ○ポ欲しい
ああ・・ん、入れて、入れて・・、ああ・・ん、欲しい、欲しい・・・
アアン、むむ・・・、ああ、いいわ、いいわ、もっと、もっと・・・あああ」
貴子は一気に高まって、白眼を向いて、もう頂点近くを彷徨っているようで、暢
の男根を求めて叫んでいます。
暢は中腰になって、硬い肉棒を一気に差し込みました。消え入りそうな声を出し
て、貴子が悲鳴を上げています。
由美子の冒険〔W〕、・・・30 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/03 (金) 13:08
二組の男女は競争するように高め合い、もだえ、蠢き、頂上を目指しています。
二組の男女から飛び散った愛液が互いの体を濡らし、4人の体液が混ざり合い、
飛び散り、すさまじい性臭を当たりに撒き散らしています。もう、敷き詰めら
れていた布団はずぶ濡れで、蹴散らされ、巻き上げられて、掛けも、敷きも団
子状に丸まって、壁際にはね飛ばされていて、元の姿は何処にも見る事が出来
ません。4人の男女は畳の上に直に体をつけて、全身をうねらせています。
そして二人の女が同時に逝き、高い悲鳴を上げています。続いて男が女の中に
放出しました。二組の男女の体から流れ出た愛液と精液が畳の上で混ざりあい、
大きな水溜りを作り、それがゆっくり流れて、巻き上げられた布団にその一部
が吸い込まれています。
4人の男女は全身を愛液と脂汗でてらてらと光らせて、軽い痙攣を起こしなが
ら、長々と体を伸ばし、それぞれの性器を朝日に曝して、四肢を広げて横た
わっています。休日の朝が、ゆっくりとその時を刻んで、生きる喜びを全身で
表している4人の体を暖かい日差しが舐めています。
シャワーを使い、近くのファミレスで6人は遅い朝食を摂っています。互いに
体の隅々までまさぐりあった仲ですが、明るい朝日の中では、何となく気恥ず
かしくて、顔を見合わせて、言葉もなくただ意味無く微笑んでいます。
男達は特に寡黙で、下を向いて、ただ食事を口に詰め込み、時折、不思議そう
な顔で女たちを見つめています。その男達の視線の先に、昨夜の乱れようが別
人のように、淑女然として、綺麗に化粧した女たちがにっこり微笑んでいます。
上品にフォークとナイフを使い、食物を口に運び、それを小気味よく噛み砕い
ている白い歯が真っ赤なルージュに映える健康な景色を見ながら、男達はあの
唇に自分たちの黒い肉棒が咥えられ、その中に樹液をたっぷり注ぎ込んだとは
とても信じる事が出来ない気持ちです。
女達は桜の花の開花時期や、冬物のバーゲン情報などを話題にしながら、優雅
に微笑んで、時折声を出して笑っています。いつもの事ですが、男達はこの女
の変身ぶりに付いてゆく事が出来ないで、取り残された気分になります。
若い頃、夜の淫靡なムードのまま、昼間の女に接して、ひどい失敗をした苦い
経験を持つ鶴岡は、昼間の女達と、寝室の女たちとは別人だと考える事にして
いて、昼間は心して女達に付き合うようにしています。
「鶴岡さん、由美子さん、ご存知だったのですね、
私達が仮面のセックスをやっていたことを・・・、
おかげで、明子も私もこれからは楽しいセックスが出来そうです
時々は、お宅に修行でお邪魔して良いでしょうか」
暢が、フォークの手を止めて、明るい顔で由美子と鶴岡に話しかけました。暢
はまだまだ、男と女の修行が足りないようで、昨夜の思い出に浸りきっていて、
そのことを話題に出しました。しかし、真面目な暢の話ですから、女たちも嫌
な顔をしないで、笑みを浮かべて暢の顔を見つめています。
鶴岡が笑いながら頷き、由美子が何か言おうとするのを、貴子が由美子の口を
手で押さえながら、暢に向かって笑みを浮かべて、由美子に代わって返事して
います。
「暢さん、貴方、もうそれ以上修行の必要はないわよ、
私が卒業証書を発行してもいいわよ、
でもね、あなたがその上を望むなら私だって修行のお手伝い、いつでもOKよ
由美子さんのように行かないけれど、私も捨てたものではないでしょう」
貴子がそう言って、暢の頬に軽くキッスをしました。それを見て皆が大笑いし
ています。
6人はレストランの前で別れました。よく晴れた日曜日です。鶴岡夫妻、そし
て貴子と隆はそれぞれに手を組んで、別々の方向へ歩いて行きました。それを
明子と暢が見送っています。
貴子が何か思い出したらしく、振向いて由美子達の後を追いかけています。由
美子がそれに気が付き、数歩貴子に近づきました。隆も、鶴岡も立ち止まり、
二人の女が立ち話の終わるのを待っています。
「由美子さん、私・・、私ね、今日の休みを利用して、
彼に会う約束をしているのよ、昼過ぎに、都心のデパートで・・、
でも、会わないわ・・チョッと惜しい気がするけれど、断りのメールをしたわ・・
今日会ってしまうと、それから先・・・・、私、自信が持てないの・・、
彼に溺れそうで・・、離れられなくなりそうで・・・体が、体が走りそうで・・
ううん・・、特に、彼に惹かれたわけではないのよ・・・、
どんな男が相手でも、今、深い関係を持つと、私、ダメになるわ、きっと・・・
だから、今日は主人と一緒に過ごすわ・・・
昨夜、皆に抱かれて私の体も少し落ち着いたし・・・、
どうしても我慢できなくなったら、由美子さんに相談するわ・・・
ご心配をかけて・・、いろいろアドバイス、ありがとうございました・・」
貴子はそれだけ言って、由美子の返事を待たないで、由美子に背を向けて、隆に
向かって手を振りながら、小走りで駈けて行きました。気に入った寮のあの若者
と示し合わせて、貴子はデートの約束をしていました。当然、会えば抱き合うつ
もりでした。それを彼女は先ほどキャンセルしたのです。
明子と暢があれほど苦労をして守ろうとしている夫婦の愛を、そして夫婦の営み
の意味を、貴子はゆっくり考えて見る気になったのです。そして、その結論が出
ないあやふやな状態では、例え夫が許しても、体が欲しがるままに、他の男の腕
に抱かれることは危険だと貴子は判断したのです。
抜き差しできないところまで落ち込んで行った時、そこから抜け出すことが自分
の力では出来そうも無いと思ったのです。それほど貴子は熟れ切っている自分自
身の体を恐れています。
由美子は貴子の背中を見送りながら、複雑な笑みを浮かべています。由美子もま
た、今日の午後、可愛いいと思っている寮の青年と会う約束をしているのです。
あの酒場で貴子に好みの子がいると聞かされて、同じ青年を贔屓いにしているの
ではと、由美子は少し心配していました。今の話を聞いてその心配は取りこし苦
労だと分ったのですが、そうした心配をすること事態、由美子の気持ちがその青
年に相当傾いているといえます。由美子自身、その気持ちの高ぶりに気が付いて
その扱いに戸惑っています。
経験の少ないその青年は、由美子に優しく刺激され、上手にガイドされ、呻き声
を出して、大量の樹液を由美子の中に放出して果てた時、由美子の腕の中で、そ
の青年は涙を流して喜び、乳房にかじり付き、赤子のように乳首を吸い、こんな
良い気持ちになったのは初めてだと、由美子にそっと告白して、頬を染めて、由
美子の乳房に顔を隠しました。
そこから広がる快感に、由美子はまた濡らし始め、同時にその青年への愛しい気
持ちがカーッと盛り上がり、その青年の頭を強く抱きしめました。
由美子は、自分は深みに落ちる事は無いと思っています。事実そうした難関を過
去、何回かクリアして来ました。今日も、その青年に会って、一時の息抜きが出
来れば良いと思っているのです。しかし、細い背中と、それとは不釣合いにバー
ンと張った臀部に女盛りの魅力を見せている貴子の後ろ姿を見送りながら、自分
とて貴子と同じ生身の女、何かのきっかけで、抜け出せない深みに落ち込んでし
まう女の性の脆さを十分知っている由美子です。一度その中に落ち込んでしまう
と、行き着くところまで転がり落ちる危うさをいつも感じている由美子です。
貴子が暢に追いついて、そこでもう一度由美子を振り返って、二人揃って、頭を
下げて挨拶しています。それに返礼しながら、由美子は決めました。
「そうだ、夫に相談しよう」、由美子は振向いて、歩道の真ん中にボサッと立っ
て由美子見つめている鶴岡に向かって手を振りながら、駆け寄りました。
「貴方・・、お待たせしました・・・
あのね・・、私、ここでお別れして、少し家を空けるけれど、良いかしら・・、
実は・・、あのね・・、寮の青年、斉藤君って言うのだけれど・・
背広を買いたいので、付き合ってくれというのよ・・・
デパートに行って、それから軽くお食事して・・・」
そこで由美子は言葉を切って、いつものように上目遣いで鶴岡を見つめました。
「少しゆっくりして来たいのだろう・・、
その斉藤君という青年、良い男のようだね・・君のお気に入りの子だろう、
いいよ・・、僕は家でのんびりするよ・・夕食は外で済ませておくから・・
それにしても・・、元気だね・・・、大丈夫・・十分寝ていないだろう・・
楽しんでおいで・・・、いつものように、お土産を待っているよ・・」
鶴岡がにっこり笑って、頷きながら由美子の額を指ではじいています。由美子が
少し頬を紅潮させて、嬉しそうに頷いています。
今日のデートを夫に告白した事で、由美子はその青年と一時の愛人ごっこを楽し
む事が出来そうです。そして、その青年に抱かれた後、彼が放出した精液でベト
ベトになった亀裂を夫に曝して、その青年への淡い恋心を、夫との淫ら話の中に
洗い流し、その青年への思いがそれ以上高まらないように処理できそうです。
由美子が駅のほうに向かって歩き出しました。足取りは軽やかです。鶴岡はその
後ろ姿を見送りながら、空のタクシーに右手を上げました。
これから会う斉藤に抱かれると、昨夜から10数本の男根をほとんど連続で、由
美子の細い体で受け止める事になるわけで、由美子の貪欲な性欲に、その凄さに、
鶴岡はただ呆れ、そしてそうした振る舞いをして、ますます妖しくなる由美子に
満足しています。
道路に立って、由美子夫妻、貴子夫妻を見送っている暢が明子の臀部をゆっくり
撫ぜ、明子が体をくねらせて、暢に体を密着させています。
明子と暢は昨夜掴み取った、絡みの極意を早く試したい様子です。二人はいずれ
また壁に突き当たる事が目に見えていますが、それはそれでまた、楽しい苦労で
す。
男と女、生きている限り、これで良いという境地には幾つになっても到達できな
いものです。そのことを知る事が、ある意味で男と女が一緒に過ごす人生そのも
のと言えます。
日が高く上がり、今の季節には珍しく、風も無く、春めいた暖かさです。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・30 山葵 投稿日:2006/02/03 (金) 14:13
おひさしぶりです。
ほとんど毎日、
楽しみに読ませていただいておりました。
浮気や不倫などという暗いイメージとは
かけ離れた ほとんど哲学的な域に到達
されて 本当に感動いたしました。
いつも申しますが
普段の描写の上品さと一旦性描写に入ったときの
快楽を貪りつくすような 淫らの極地といったような
表現のギャップに よけいに興奮を覚えてしまいます。
由美子の冒険〔W〕、・・・31 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/04 (土) 15:52
4 女神の性器
由美子は、貴子と明子を連れて、由美子の行きつけの医院にやって来ました。
由美子の家から車で10分足らず、徒歩だと大きな公園を横切って8分で行き
着くほどの距離です。閑静な住宅街の中に、高木医院と書かれた小さな看板が
遠慮がちに出ている、3階建ての白い木造住宅で、3階に先生の部屋が在り、
一階が診察室、2階に6部屋ほどの病室があります。先生一人の小さな産婦人
科医院です。
高木先生はもともと大学病院勤務でしたが、10年ほど前、ここに開業しまし
た。新興住宅街と異なり、この地域には適齢期の婦人が少ないため、院内はそ
れほど混雑していなくて、先生は悠々と仕事を楽しんでいるように見えます。
50歳ほどでやや痩せ気味、中背で、度の強い黒縁のメガネをつけ、いつもに
こにこ笑みを浮かべていて、ここへ来る患者達は先生と話していると心休まる
思いになるようで、親切な名医として評判の高い先生です。
最初、先生の診察を受けた時、オッペンハイマー博士の名前が由美子の頭を過
ぎりました。風貌がこの高名な科学者に似ているわけでは有りませんが、雰囲
気がそう思えて、それ以来由美子はオッペン先生の名を彼に与えています。
ナースが二人居て、金子さん、妙子さんと先生は二人をそう呼んでいます。二
人とも30歳代の優しい、可愛い人です。
玄関を入ると掃除が行き届いた、家庭的な雰囲気で、中に入るだけでホッと気
の休まる感じです。しばらく待っていると受付で呼ばれて、3人一緒に診察室
へ入りました。
「先生、二人とも私と一緒に働いている人達です。
明子さんと、貴子さんです・・・・・。
私と同じように、今日からこちらに通うことにしました、よろしくお願いします」
由美子はここでは都心にある風俗店に勤務をしている事になっていて、貴子も
明子もその同僚として紹介されたことになります。その紹介を受けても、先生は
勿論、ナースたちの態度も全く変わりません。当然の事とはいえ、このこと一つ
取り上げても、先生の人柄がしのばれます。さすが由美子が贔屓にして通ってい
るだけの医院です。
3人ともナースの指示で、診察着に着替えています。由美子が最初に診察を受け
ることになり、診察台に乗りました。他の二人は椅子に掛けて、順番を待ってい
ます。先生と由美子のやり取りがカーテン越しに二人にも良く聞こえます。
「最近はどうですか、商売の方は・・」
「ハイ、おかげさまで、そこそこです」
「昨日は何人ですか、相当充血していますが」
「ハイ、・・15人ほどです。若い方が多かったので・・・、
少し激しかったと思いますが」
先生は15人の数字には驚いたようで、その数をカルテに記入し、前歴をしらべ
ています。由美子のカルテにはそのつど絡み合った男の数が記録されているよう
で、先生の記録を見る限り、今回は新記録のようです。
「一晩で15人ですか、それなりにやれば良いのですが、あまり気を入れすぎると、
ここが強く収縮して傷がつき易くなりますから・・、
以前から言っていることですが、適当に気を抜いてやるようにしてください、
今回は少し過ぎるようですね。やり過ぎは良くないですよ、
15人ですか・・・、15人は多いね・・うん」
診察台にいる由美子の患部に向かって、今日も、先生はその部分が由美子本人で
あるかのように真面目な顔で見つめて、親切な口調で、諭すように忠告を与えて
います。その部分が一人歩きして、淫乱にも15人の男を食べてしまったかのよ
うに、先生は深刻な顔で、その部分に向かって話しているのです。
いつも由美子の体を心配して、先生は親身な忠告をしてくれますが、できる事な
ら、その話しは由美子の顔を見て直接話して欲しいと由美子は時々、不満に思う
ことがあります。
先生が話している相手は、由美子の意志で男達を受け入れているわけで、その部
分には何も責任はないのです。先生はどうもそのあたりが良く分っていないので
はと診察台の上で由美子は笑いを噛み殺しています。
その部分には饒舌に話しかける先生ですが、由美子と面談する時は、早くこの場
を終りたいとあからさまに態度にあらわすのです。由美子はそんな先生が好きで、
先生も由美子に好意を待ってくれていると由美子は感じ取っています。
「ああ、それから・・・・、
中に精液を出しているようですが、この方法を続けてください。
男の体液は女の体に良いですから・・・、ピルは間に合っていますか」
先生は膣内射精の信望者で、男性の体液が女性の体に及ぼす影響について、大学
病院勤務の頃からかなり興味を持っていて、それなりにデータを集めて、学会に
も何度か発表しています。
患者から聞かれれば、可能な限り精液を膣に直接受け止める事を推薦しています。
「昨夜、何か硬いものをここに入れましたか、
膣壁に擦り傷が目立ちます・・・・・エッツ、男性器以外は入れていない・・・、
ほう・・、由美子さんの場合、体液分泌が少ないはずはないし
そうすると・・、相当硬くて、大きいものですね・・彼のものは・・・、
今度、彼と接する時は、あまり乱暴に動かさないように、彼に言って下さい・・・、
そう言っても聞かないだろうな・・・、男は女の体を考えないから・・・」
最後の言葉は独り言のように呟いて、先生は、その部分の洗浄に取り掛かり始め
ました。
先生は顔がその部分にほとんど着くほど近づいて、治療しています。先生は近眼
で、この様子では愛用しているメガネより少し度が進んでいる様子です。股間に
あたる先生の吐息を感じながら、由美子は安らかな気分で治療を受けています。
ここへ来て治療を受けると、心身ともに由美子は救われた気分になり、先生には
夫にさえ言えない体と心の悩みを話していて、そのつど、適切な治療と親身なア
ドバイスを先生から与えられています。
「それじゃ・・これで・・。洗浄して、傷に薬を塗っておきましたから・・・、
ああ、それから、男性の体液検査はどうしますか・・ああ、必要ない・・
性病の心配がない方々なのですね・・・常連さんですか、これは失礼・・・
・・・・ハイ結構です、異常は有りません。
いつもの所で、ナースが日常の注意事項をお話します、お大事に・・・」
先生は由美子の大陰唇を手にした器具でチョンチョンと突付いて、診察の終わりを
告げました。これが先生の癖です。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・31 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/04 (土) 16:08
山葵さん、そして読者の皆様
お元気ですか、
いつもご支援ありがとうございます。皆様からの声が届くと、またやる気になって
書き続ける気が湧いてきます。正直なもので、風邪などで体調を崩しますと、文中
の人物も元気が無くなり、異性と接しても今ひとつ盛り上りません。
同じ様に、皆さんより声が届くと、読んでいただいていると思って、より頑張って
見ようという気がわき上がってきます。
今回は、寮のボランテイア売春で親しくなった、由美子、貴子そして明子の三人が
由美子が贔屓にしている医院に行く大人のお伽話です(そのつもりです)
ご支援ください ジロー
由美子の冒険〔W〕、・・・32 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/05 (日) 13:06
先生は手にした器具で由美子の大陰唇をチョンチョンと突付いて、診察の終わり
を告げました。これが先生の癖です。
由美子の次に明子が診察台に上る事になりました。明子にとって初めての診察台
で、彼女はその前からかなり緊張していて、いつもの軽口が出ません。ナースの
金子さんと妙子さんがその様子を見て、明子が初めて内診を受ける事を知ったよ
うで、優しく面倒を見ています。明子の次に貴子です。彼女もまた初めての受診
です。二人は先生の優しくて、丁寧な診察を受けて、異常が無いと診断されまし
た。
由美子に勧められ、一大決心をしてここへやってきた二人で、無事大仕事を終
わって、ほっとした様子で、由美子が待つレクチャー室に入ってきました。二人
とも頬を紅潮させて、神妙な顔をしているのが、かわいい感じで、二人を見て、
由美子が立ち上がり、にっこり笑って、二人の手を握りました。その瞬間、二人
は申し合わせたように、涙を滲ませて、泣き笑いの表情で、由美子に抱きつきま
した。
二人の大きな体をもてあまし気味に抱きとめて、由美子は二人の背中をポンポン
と叩いています。辛い思いをしたのではなく、今までの緊張が由美子を見て一気
に解きほぐされて、その安堵感が涙となって表に出たのです。
女性特有の体の悩みを感じる事が有り、明子は幾度か婦人科の門を叩こうと思っ
た事が有りましたが、足踏みして今日まで過ごしてきました。こんなことなら、
もっと早く来ればよかったと明子は由美子にお礼を言っています。貴子も同じ思
いがあるらしく、今日の経験が自分にとって大きいものであったことを由美子に
説明して、また涙を見せ、お礼を言っています。
「よく頑張ったわね、えらいわ、良い子だったわね、ふふ・・・
でも、よかったわ・・、喜んでもらえて、
私も初めて内診を受けた時は随分緊張したわ、でも、その時思ったの、
女性は出来るだけ早い機会に婦人科の診察を経験して、少しでも異常があれば、
ううん・・、定期的に検査してもらうことが必要だとその時感じたのよ。
だって、私達の体は自分達だけのものではないのよ、ねえ、そうでしょ・・・・」
貴子がしきりに頷いて、由美子の説明に少し淫靡な笑みを浮かべて賛同してい
ます。
「あら・・、貴子さん何か勘違いしていない、
いやらしい目つきをしているわ、何を考えているの、ふふ・・・
勿論、貴子さんが思っているように、
私達の体は、優しい旦那様にとっても大切なものよ、
でも、それだけじゃないのよ・・・・、
私達は生まれたその日、神様から一生分の卵を授かる事は、知っているわよね、
長い時間をかけてその宝物を育て上げ、赤い糸に繋がる約束の殿御と結ばれて、
元気な赤ちゃんをこの世に送り出す使命が女にはあるのよ」
由美子はここで言葉を切って二人を見つめています。貴子も明子も神妙な顔で、
由美子を見て、次の言葉をじっと待っています。
「そうなのよ・・、体内に大切な子宝を持っている事を少女の頃から意識して、
その日のために完璧な心と体を準備する責任が女にはあるのよ。
だから、中学生の身体検査で、女子は必ず婦人科医の診察を受けるようにすれ
ば、その後の人生で、随分役に立つことが多いと、
私は常々そう、思っているのよ・・・・
でも、その気になっても若い女性には、この種の病院は敷居が高いのも事実ね」
由美子は二人からお礼を言われ、我が意を得たといわんばかりに持論を展開し
ています。
由美子はこうした話が好きで、夫、鶴岡にも時々話すことがあります。それが鶴
岡の女性観を形成する一助になっていることを由美子は勿論知りません。
女性と生まれたその時に、一生に使用する卵細胞が神様から授けられて、彼女は
それを長い時間をかけて体内で大切に育み、やがて成人すると初潮から、閉経ま
で営々とその卵子を一つ、一つ送り出し、精子との結合にその運命を掛けるので
す。その行為がまぎれもなく人類の歴史を支えているのです。
人知を超えた、神秘の営みが全ての女性の体内で進行している事を由美子から初
めて教えられた時、鶴岡は言い知れない感動に体を震わせました。それ以来、鶴
岡の女性を見る目が変わりました。
診察の終わった3人は、このレクチャー・ルームで、生活指導を受ける事にな
りました。これから始まるナースの生活指導がこの病院では売り物です。今日
は、ナースの金子さんが担当です。
「それでは、最初は3人の方に共通の項目から申し上げます。
性交後、出来るだけ早く、局部を洗浄してください。特に不特定の男性器と接
触した時は、忘れないように、必ずその直後に洗浄してください。専用の洗浄
機があれば一番良いのですが、シャワーで代用する時は、屈み込んで、脚を開
いて、こうして、膣口を指で広げながら丁寧に10分間以上シャワーをその部
分に当ててください。効果があります」
ナースは両脚を広げて、その時の格好を示しています。三人の女は笑みを浮か
べた、擽ったそうな顔でナースの奇妙な動作を見つめています。ナースの金子
さんは三人の女達の反応に構わず事務的な口調でどんどん話を進めています。
「・・・・・それから、先生からも話があったと思いますが、
一晩に15人は多すぎます。・・・・・」
由美子の冒険〔W〕、・・・33 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/06 (月) 13:33
「それから、先生からも診察中、話があったと思いますが、
一晩に15人は多すぎます。
一人に一時間近くかけていると聞きました、若い人が多いとも聞きました、
そうすると、その累積性交時間、
すなわち男性器が女性器に挿入されている累積時間ですが、
それは平均的な主婦が体験する二ヶ月分に相当します。
私の場合に換算すると6ヶ月分、いや一年分近くです。
本当に、良くやるわ、といった気持ちです・・・・・」
最後の言葉は、愚痴のように聞こえました。金子さんは結婚15年で、二人
の子持ちです、お互いに仕事が忙しい年齢になっていて、サラリーマンの夫
とはすれ違いが多くて、そう頻繁に肌を合わせる事が出来なくなっています。
「ピルを調合しておきました。使い方は詳しい冊子がありますので、
それをよく読んでください。
ご存知のように、性交の後で飲み始めたのでは効果はそれほど期待できません。
犯されるわけではなく、自分で好んで男に抱かれるわけですから、
生理の時期と、男に抱かれるタイミングを良く考えて、
計画的に、継続的に服用をお願いします・・・」
三人の女はそれは当然のことだという顔をして、小さく頷いて、神妙な笑顔
を浮べています。
「皆さんの場合だと、その気になれば毎日男と接触することになりますから、
生理予定日を先ず固めて、それに合わせてピルを服用するのが良いですね
生理期間も取れないほどお忙しくて、ほんとに、うらやましい限りです。
私など、ピルは全く必用としません・・・これ、本当の話よ」
そこまで話して、山田さんは三人の女をじろりと強い眼で見て、次の言葉を
出しました。
「ここへ来るご同業の方で、失敗して、やむなく中絶をする方が時々いるのです
が、そうした女性の多くは、男性器が中に挿入されてから、その準備をしていな
いのに、どうしても中に出して欲しくなって、結果として失敗した方がほとんど
です。プロとして、これは恥かしい行為ですね。
どんなに興奮して、快感に悶えていても、自分を忘れてはダメですね、
自分の体を守る意識を忘れないようにしてください。
中に出させるか、避妊具を装着するか、これは女性が前もって計画することが基
本です」
山田さんは少しきつい顔で三人の女を見回していますが、三人はそれをしっかり
見返して、私はそんな事はしないと、無言で言い返しています。
「尚、膣外射精は非常に不安定な避妊法で、私達はそれを避妊法とは認めていま
せんので、それも付け加えておきます」
明子と貴子は夫と絡む場合、ほとんど膣外射精で凌いできたのですが、それが実
に不安定な避妊方法だと知らされて、少しびっくりしています。
「金子さん・・、質問が有ります。
私は、コンドームを使用しない時は、外に出すようにしてもらっていますが
今の話では、外に出す方法は危ないということですか・・・」
明子が手を上げて、質問しています。貴子も思いは同じらしく、うんうんと頷き
ながら、二人で金子さんを見つめています。
「ハイ、そうです。膣外射精で避妊できると思っている方が、
男性にも、女性にも多いのですが、基本的にはこれは間違っています」
金子さんは、にこりともしないで、しかし、優しい口調で明子の質問に答えてい
ます。
「一部の男性は自分の射精をコントロールできると思っているようですが、
それはほとんどの場合、彼らの思い込みに過ぎません。
特に、あなた方のように、魅力的な女性が相手ですと、
男が射精を完璧に制御する事は、先ず不可能と言って良いでしょう。
男性はその直前に、引っこ抜くことを考えていて、
男も女もギリギリまでその瞬間を引き伸ばしますから、
摘出と同時に射精のケースがほとんどで、少しでもタイミングが狂うと
結果として、精液が膣内に残される可能性が高いのです」
ナースの説明に、貴子も明子も反論できません。思い当たる事が多いのです。
もう少しで頂点だと思った時、あの強い射精感を子宮で感じ取れると期待し
た時、スーッと抜け出してゆく肉棒の感触を、肩透かしを感じるように苦々
しく思うことを二人は良く経験します。
快感を引き伸ばしすぎて、慌てて抜き出された肉棒を良く見ると、その先端
から少し液を垂らしているのに気が付くことが有り、今回は危ないと思い、
次の生理まで不安を抱きながら過ごした事が少なくないのです。
「それに・・、これは先生の持論ですが、膣外射精は、男女共にその直前で
中断するので、その行為を頻繁に繰り返すと、深刻な不感症に陥る危険性が
あると言われています。・・・・・・
由美子の冒険〔W〕、・・・34 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/07 (火) 13:28
「膣外射精は避妊方法として不安定なだけでなく、愛し合う二人の精神状態へも
悪い影響があると言われています。男女共にその直前で中断するので、その行為
を頻繁に繰り返すと、深刻な不感症に陥る危険性があるとも言われています。
男と女が高まりあって、我慢できなくなって、遂に膣内に男性が射精するその瞬
間、男根の激しい脈動、そしてそれに続いて精子が膣壁に当たる熱い感触を感じ
取って、女性はこの上なく幸せになるもので、これこそ男女の営みがクライマッ
クスに到達した事を表すのに最も相応しい行為で、この貴重な行為を捨て去った
男女の交わりは邪道だと・・・・・、
先生は患者さんにいつもそう言っております・・・・・・・・」
ナースの説明は少し熱を帯びてきて、やや神がかり的託宣に近くなっていますが、
由美子をはじめ三人の女達は、ナースの言葉に頷きながら、聞き惚れています。
由美子はもともと膣内射精信望者ですし、明子も、貴子も日頃の経験から、金子
さんの言う事に反論する材料を持ち合わせていません。貴子と明子がこの日から
ピル党になった事は言うまでもありません。
「先ほどの内診で、三人の膣内に大量の精液が確認されました、皆さんが十分に
セックスを堪能されている事は、これからも良くわかり、先生もその点感激され
ていました。今後ともその姿勢を貫かれるよう先生は望んでおります。
しっかりピルさえ飲んでいれば、精液が膣内に多量に残っているのは問題なく、
むしろ良いことで、精液は不思議な事に膣壁を保護する働きもするそうです。
それに勿論ご存知ですよね・・、その放出を直に感じると女の機能が高まって、
ホルモン分泌が良くなり、女性の体にもとっても良いのです」
この医院では、性病の注意を促しながらも膣内射精を奨励していて、それは
先生の方針だとナースは言っています。
「あの・・・、チョッとお聞きしたい事があるのですが、・・良いですか」
明子がナースの説明を聞いていて、そのことを思い出したようにおずおずと手
を上げています。
「直に男性を迎えるとどうしても病気のことが気になるので、そのことで良く
友達同士話し会います。金子さんの話を聞いていて、その時話題になった事を
思い出しました。良ければお聞きしたいのですが、良いですか」
金子さんはにっこり笑って頷き、明子の質問を促しています。
「ハイ、ありがとうございます。
男性器を、こうして強く握って、相手が凄く痛がり、その上、その痛みが長く
続いている様子なら、その男性器は異常だから、挿入しない方が良いと、友達
は言うのですが、この方法は正しいのですか」
明子は右手を目の前に出して、男根を強く握る格好を見せています。それを見
た貴子が喜んで、両手を突き出して、同じ様に太い男根を両手で絞る格好を見
せています。
「隆だったら、こうして絞る事になるわ、チョッと太いからね・・」
「嫌だ・・、貴子さん・・、でも、それはやり過ぎよ、
隆さんのものは確かに太いけれど、両手で握れないほどではないわよ、ふふ・・」
二人の話は妙な方向にずれています。
「えへん・・、お馴染みさんの大きさの検証は後にしてください、
でも・・、本当にそんなに太いのですか、一度拝見したいわ、ふふ・・・
ここは婦人専門の医院ですから、男性器の事にはそれなりのことしかお答えでき
ませんが、確かに今おっしゃったような診察方法が泌尿器専門医の間で行われて
いると聞いたことが有ります。正確なことは、そうした専門医にお尋ねになるの
が良いと思います。ただ、これだけは言えると思います。
握った時その症状が現れる男性器は、かなり危ないもので、それを避けることは
賢明なことだと思います。しかし、その症状が出ないものが全て安全かと言うと、
そうだとは言い切れません、ここではこの程度の回答しか出来ません」
二人の女がふざけて隆の男根の大きさで争っていても、金子さんはそのことにも
適当に相手になりながら、明子の質問に丁寧に答えています。貴子と明子は、男
を絞る姿勢をまだ続けながら、それでも親切な金子さんの対応に満足して頷いて
います。この医院が相当気に入った様子です。
「明子さんと、貴子さん、お二人はいわゆる毛擦れによる傷が膣口に見立ちます。
由美子さんを見習って、陰毛の手入れを定期的にしてください。
陰毛が長く伸びすぎると、あなた方自身も傷つく事は勿論ですが、あなた方に
とっても大切な男性器を傷つけることになります。特に、ホールの周りはいつも
丁寧に剃って下さい。
えっつ・・、手入れはここではいたしません。
旦那様か、恋人に頼んでください。喜んでやってくれると思いますよ」
美容院のように今流行の形に陰毛をカットしてくれる店がどこかにあっても良い
と貴子が言い出して、ナースのひんしゅくをかっています。
「貴子さん、貴方の膣の中から、胡瓜の破片が出てきました・・・・。
由美子の冒険〔W〕、・・・35 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/09 (木) 14:12
「貴子さん、貴方の膣の中から、胡瓜の破片が出てきました。
その破片を注意深く見ると生の胡瓜でなくて、お漬物でした
どういう理由で、それがあそこへ入ったのか想像するしか術はないのですが、
今回は発見できて助かりましたが、そのまま放って置くとやはり危険です。
定期的に来診されるとそういった異物挿入プレイの事後処理も出来ますので、
覚えておいてください」
貴子は真っ赤になって下を向いています。昨晩、そのことに思い当たるプレーを
したらしく、言い訳も言わず、ただ赤くなって恐縮しています。
「由美子さん、これは質問ですが、昨年診察した時、そう2ヶ月前と比べて、膣
の筋肉が異常に発達して、きれいになっているそうです、何か良いトレーニング
をしているのか、聞いておくようにと先生が言っておりますが・・・。
・・エッツ、年末年始、男といっぱいやったから・・・、
冗談でしょう・・・、本当に先生にそう伝えていいですか、ホホ・・・・」
由美子はそのことに勿論心当たりが有りますが、女神の話をしてもナースが信用
するとは思えないので、冗談を言って、その話を聞き流しました。
「由美子さん、本当に良い先生を紹介していただいたわ
あそこなら、私、次から一人で行けそうだわ
ねえ、あの生活指導が楽しかったわね、Hな話も、平然としゃべるのね・・・
私、これから心配なことは全部相談するわ、これで本当に安心できるわ・・」
「安心できるって、それって、どういう意味なの・・明子さん
後顧の憂い無く、安心して他人棒を食べることが出来る言う意味なの・・」
貴子がすかさず明子の言葉尻を捕らえて、ふざけています。明子が勿論その意
味よと開き直って、三人は大きな声を出して笑っています。その声にびっくり
したのか、遠くの席に座っているサラリーマンらしき男たちがこちらを見てい
ます。
三人は医院の帰り道、通りにある喫茶店でお茶をいただきながら、先ほど経験
した診察の事をあれこれ話し合っています。ここは、表通りが見通せる小さな
店で、簡単な食事も出してくれます。
「ねえ、貴子さん・・・、あそこの毛を剃る話だけれど
ビーナスラインの手入れは普通だけれど
男のために、あそこの毛を剃ることなど、考えたことあった・・
ねえ、無いでしょう、それが普通よ・・、
由美子さんはいつ見ても綺麗に手入れしているわね、
ねえ・・、由美子さんは誰に剃ってもらっているの、
エッツ・・、愛人、愛人にあそこの毛を剃ってもらうの・・・・、
良いな・・・、そんな人、私もほしい、
・・・・で、どんな格好で剃ってもらうの、こういう格好かしら・・」
明子が通路に立って、相撲の四股を踏む姿勢をしました。貴子が笑って明子の背
中を叩いています。由美子はただ笑っていて、しばらく会っていないUを思い出
して遠くを見る目つきをしています。
「貴子さん・、あなた、胡瓜のお漬物をあそこで食べる習慣があるの、
変わっているわね・・・、私はそんなもの、あそこでは食べないわよ・・・」
「バカ、明子さん・・、変なこと言わないで、そんなはず無いでしょう・・・」
「分っているわよ・・、旦那さん、美味しい、美味しいと言って、
あそこから胡瓜を取り出したのね、さど、美味しかったでしょうね、ふふ・・・
貴方その時、こうして開いていたのでしょう、目に浮かぶようだわ」
明子が椅子に座ったまま、脚を持ち上げて、それを大きく開いています。その気
なって前から見れば、明子の下着は丸見えです。
「恥かしいわ・・・、昨夜ね・・・、二人とも酔っ払ってね、
お酒のつまみ代わりに出した胡瓜の漬物を、
私の中に入れて、彼、それを箸でつついて取り出して食べたのよ、
その後は・・・、もちろん・・、ねえ、ふふ・・
全部取り出したつもりだったけれど残っていたのね」
昼時で店にはかなりの客が居るのですが、三人の座っているところは部屋の隅で、
他の席とは離れていて、聞き咎められる心配が少ないせいか、貴子と明子は同性
同士の開けっぴろげな話しを声高に楽しんでいます。
「ねえ、ところで明子さん、内診して貰っている時、
あそこに先生の息がかからなかった、私、感じちゃったわ・・・」
「ええ、感じたわよ・・、相当近くまで顔を寄せているようね」
「先生、近眼だからよ、ほとんどあそこに口を寄せるほど、近寄っているわよ、
だけど先生あれで冷静よ、全然、男性に変化はないもの」
由美子は診察台に寝ていても、先生の勃起具合が判るのです。
「じゃ、先生は女性のあそこを見ても感じないのね、
気の毒といえば、お気の毒ね・・・・、
家の人なんか絶対、婦人科医にはなれないわ、直ぐ犯罪者になるわよ」
貴子は、夫、隆の脂ぎった体を思い出しています。
由美子の冒険〔W〕、・・・36 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/09 (木) 23:59
「そうでもないのよ、先生ね、確かに女性のあそこを見ても変化しないけれど、
服を着て問診を受けている時、結構元気になることがあるのよ、女のあそこを
見ても興奮しないけれど、服を着た女性を見ると興奮するのよ、
一種の職業病ね・・、ふふ・・・」
由美子は笑いながら先生が男として現役である事を明子達に説明しています。
あの医院に通うようになって直ぐに、先生が由美子に好意以上の感情を持つよ
うになっていることを由美子は感じ取りました。そして彼女の風俗勤務を、親
身に心配してくれていることも由美子は十分承知しています。成り行きでそう
思い込ませたのですが、親切な先生にいつまでも本当の自分を隠している事に、
重荷を感じ始めています。由美子は次の機会に本当のことを言うつもりです。
「あら、先生よ、・・先生!」
明子が新しく入ってきた客が先生だと目敏く見つけて、声を出し、手を振りま
した。
その男は、自分が呼ばれたと気がついたらしく、ゆっくりと三人の女の席へ歩
いて来ました。最初は不審そうな顔をして、三人を見ていましたが由美子を見
つけて、愛想の良い笑顔を浮かべて会釈しています。
「やあ、これは失礼しました、確か鶴岡由美子さんでしたね
ああ・・、そしてそちらの方は・・・」
「明子と貴子です・・・」
先ほど内診をした二人が名乗ったのに、先生は二人を初対面の相手と思ってい
る様子で、丁寧に他人行儀な挨拶をしています。
街で会った患者の顔を見てもその女の名前を思い出せない産婦人科医が、診察
台で患部を見るとその女の名前を思い出す、という笑い話がありますが、この
先生はどうもその笑い話どおりの人物のようです。まさか、患部をここでは見
せる事は出来ませんので、二人は笑いながら初対面のような挨拶をしています。
「先生、散歩ですか、あら・・、お昼ですか・・・、
この店、カレーライスが美味しいそうですよ、私達もご一緒して良いですか」
由美子の言葉に、先生は多少迷惑そうですが、それでも付き合う気になったよ
うで、女三人のテーブルに着きました。全員がカレーライスを注文しています。
「先生、先ほどはありがとうございました、
由美子さんに良い先生を紹介してもらったと、お礼を言っていたところです、
これからもよろしくお願いします」
明子と貴子のこの挨拶を受けて、まじまじと二人の顔を見て、そして、ゆっく
りと彼女たちの腰の周りに視線を移し、そのあたりに見覚えがあるらしく、よ
うやく二人が先ほどの患者だと先生は気がついた様子です。
「女性のあそこ、いえ性器はいろいろあると思うのですが、私のものは標準と
比べてどうなのでしょう、いえ、私の商売柄、俗に言う名器とはどんなものか
知りたいと思っているのです。先生は大勢の女性を診察されていますから、何
かご意見があるかと思いまして・・・」
弁護士家業の習性で、何でも知りたがり屋の明子が風俗の女になりきって、と
んでもないことを言い出しています。もちろん他の二人も興味ある話題です。
三人の女は少しまぶしそうな表情を浮べて、じっと先生の顔を見つめて次の言
葉を待っています。
「その質問は貴方に限らず、来診者から時々訊ねられます。
ええ、名器にする薬とか手術はないかと、時々、患者から訊ねられます」
一般的にはかなりきわどい話ですが、先生は至極落ち着いた様子で、にこりと
もしないで、事務的に明子の質問に答えています。むしろ、この質問をした明
子のほうが先生にからかわれているのではないかと一瞬疑ったほど真面目な答
えが戻ってきました。先生の真面目な表情を見て、明子は淫らな笑みを急いで
消しました。
「男性の巨根願望ほどではないのですが、女性の名器願望もかなり強いですね。
基本的には、男も女も、相手を喜ばせることを願ってのことですから、
その気持ちを否定するつもりは有りません」
先生は明子が名器願望を持っていて、それに悩んでいると理解したようで、優
しい目で彼女を見て丁寧に答えています。
「一般的に名器と呼ばれる現象を分析すると、
分泌液の量と、括約筋の収縮力の問題に行き着きます。
ご存知のように膣はかなり自由度の高い筋肉で構成されていますから、
女性の気分が高まれば、その中の括約筋は強く緊張します。
性交時、男性が事前に女性を十分高めれば、膣の働きが活発になり
いわゆる、三段締めと呼ばれる現象を起こすことさえ出来ます。
こう申し上げると、次に私が何を申し上げたいか、もうお分かりですね・・・」
先生はそこで言葉を切り、ゆっくり三人の女を見ました。そのことを由美子か
ら教えられた直後ですから、明子は先生が次に何を言いたいか良く判っていま
した。
「先生、先日由美子さんに私の悩みを相談して
男を迎える前に女が十分高まることが大切だと、彼女から教わりました
先生がおっしゃりたいことはそのことですか」
「そうです・・、それです・・・
全ての女性器は名器またはそれに近いものになる可能性を持っていると、私は
考えています。ただ、女性が十分高まった時に、その実力が発揮されるもので、
不十分な状態では、不満足な結果となります。
そうなると、私のものは名器でない、俺の女はダメだと考えるのです。
特に、この問題に関しては男性の責任が重いですね」
先生は、ゆっくりとコーヒで喉を潤し、じっと聞き耳を立てている三人の女を
満足そうに見ています。
「そうは言っても、確かに、男性器に大小があるように、女性器にも・・・
由美子の冒険〔W〕、・・・37 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/14 (火) 13:58
「そうは言っても、確かに、男性器に大小があるように、女性器にもそれぞれに特
性が有ります。出来ることなら、全ての女性に名器と呼ばれるものを持っていただ
いて、それを駆使して、セックスを十分楽しん欲しいと私は思っていますから、名
器を作り出す医学的改善手段があれば、それをぜひ勧めたいところです。
残念ながら、現実には、決定的な方法はありません。
補足的に、手術をして弛んだところを切り取ったりしますが・・・・」
ここまで話して、先生は何か別の事に考えが行っている様子で、そこで言葉を切っ
て黙り込んでいます。そして思い切ったように由美子に顔を向けて言い出しました。
「鶴岡さん、単刀直入に聞かせていただきます。
先ほど内診していて気が付いたのですが・・
貴方の性器の筋肉が飛躍的に強くなっているのですが、
あなた自身に、何か思い当たることはありますか、
差し支えなければ、ぜひ聞かせて欲しいのですが・・・、
ああ、医者がこうして切り出すと、何か重要な病気のことが心配でしょうが、
貴方の性器はまったく正常です。それどころか大変立派な、綺麗な性器です。
この質問は単なる医学的興味と考えてください」
「先生、それって、由美子さんのものが、稀に見る名器だと言う意味ですね、
それで、先生、興味を持たれたのでしょう」
由美子に女神が降臨したハワイの事件に立ち会った貴子が鋭いところを衝きま
した。
「医学的には名器と言う表現はありません。名器は男性側から見た表現で、婦
人にとってはあまり意味の無い表現です。確かに由美子さんの性器は、男性に
とっても稀に見る名器と言えます。大きな筋肉から小さな筋肉まできれいに発
達していて、粘膜、分泌腺が活発に、十分に機能していて、まるで『女神の性
器』そのものです」
「エッツ、先生、先生、今なんて言われました。確か『女神の性器』と・・」
貴子が上ずった声で訊ねています。貴子はその時背筋に戦慄を感じるほどの
ショックを受けました。
「ええ、そうですよ・・・、女神の性器と言いました。
私の出身大学の医学部に、女性性器の実物大模型があります。
内部も詳細に模擬されていて、ただ、いろいろの構成部分を判り易くするため、
かなり誇張して作ってあります。いわば理想の女性器の模型です。
それをわれわれ医学生は、『女神の性器』と呼び、尊敬と憧れの対象にしてい
ました。しかし、この性器は、この世には存在しないものと思っていました」
先生は淡々と女神の性器にまつわる説明をしながら、敏感にその言葉に反応す
る貴子にむしろ驚いています。
「先生、センセイは・・・、
由美子さんの・、由美子さんの性器が・・・・
彼女の性器がその女神の性器と同じだと言うのですか・・・」
貴子は声を上ずらせて質問しています。明子も事情が何となく判ってきた様子
で、固唾を呑んでじっと先生を見つめています。その中にあって、一番驚くは
ずの由美子はむしろぼんやりとした表情で、夢見るようにやさしい目つきで、
先生を見つめています。貴子と明子は、この場の雰囲気にふさわしくない、
ゆったりした由美子の表情にまだ気がついていません。
「ハイ、先ほど拝見させていただき、直感的にそう思いました、正確に言えば、
由美子さんの性器は粘膜が十分潤っているし、昨日、15名の男性を迎えて充
血していて、模型よりはもっとカラフルで、濡れて光って、それは美しいもの
でした。長い間幻と思っていたものがそこにある、と我を忘れるほどでした・・」
先生は貴子の質問に答えながら、ここで宙を見つめて言葉を切りました。先ほ
ど内診した由美子のその部分を思い出しているらしく、さらにそのイメージを
鮮明にするため、そっと、眼を閉じています。
女性の性器を頭に思い浮べ沈黙している50男を、貴子と明子は美しいと思っ
て見惚れています。男の表情には劣情を感じさせる欠片も無く、ただ、究極の
研究対象に遭遇した学究が見せるあの真摯な表情が現れているのみです。
「・・さすがオッペン先生だわ・・」
貴子は先生の横顔を見つめて、そっと声に出しています。眼を軽く閉じた先生
の横顔は貴子が声を掛けることも出来ないほど、真剣で、その道一筋に掛ける
男の厳しさに満ちています。
先生は眼を閉じたまま、頭に思い浮かべたイメージを声に出して、描き出し始
めました。それは女達に話すというより、頭に浮かぶイメージをさらに確かに
するため、言葉にしているような雰囲気です。
「漆黒の艶やかな陰毛に守られ、女性の唇のように妖しく美しく色づいた大陰
唇から、小陰唇にいたるふっくらとした曲線、大陰唇にはエロスの証である黒
子まで存在していて・・、由美子さんは右、女神は左ですが、そして、やや上
に大きくも無く、小さ過ぎでもない尿道口が、十分に発達した淫核に守られて
優しく息づいています。
あくまでも固く閉ざした小陰唇をそっと開くと、この世のものとは思えない小
宇宙が展開します、そこは正に女神の宮殿です。魂を揺るがすような香りが漂
い、幾重にも重なる大小の筋肉が、こんこんと湧き出る愛液に濡れて、妖しく
うごめき、この宮殿を訪れる全てのものを、優しく抱きしめて、そのものを天
国に導きます。正に幻の性器に私は遭遇したのです。医者になって初めての衝
撃的経験でした・・・・」
先生は、目の前に当の由美子がいるのに、それを無視した感じで、先ほど見た
由美子の性器を思い出し、うっとりした顔をして、我を忘れて話しています。
[Res: ] Re: 由美子の冒険〔W〕、・・・37 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/14 (火) 14:10
読者の皆様
すっかり風邪をこじらせてしまったことと、トリノ・オリンピック
のために投稿出来ませんでした。
日本選手の苦戦を見ていると、オリンピックで勝つのは難しいこと
だと改めて感じています。
由美子の冒険〔W〕、・・・38 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/15 (水) 12:45
性器と目の前にいるその性器の保有者由美子を先生は切り離して、全く別人格を
持った生物のように取り扱っているのです。さすが由美子がオッペン先生と呼ぶ
にふさわしい名産婦人科医です。
貴子は異常な陶酔状態に陥っている先生の態度に感動しながらも、先生の語る内
容に驚き、あまりの偶然に、背筋を走る戦慄をはっきり感じ取っています。
「こんなことってあるのだろうか・・・・、偶然とは思えない・・
ハワイでエロスの女神が由美子さんに与えた『女神の性器』が、
日本の大学に保存されている『女神の性器』の模型と瓜二つであるという。
偶然というにはあまりに不思議な、目に見えない力が働いているとしか思えない」
日頃、軽口を発する貴子ですが、この時ばかりは凍りついたように、それでいて
心の中で大きな声で絶叫しながら、先生を見つめて、固く口を閉ざしています。
貴子ごときが、軽はずみに口にすべき事実でないと彼女は咄嗟の判断でそう思っ
たのでしょうか、いえ、それとも、あまりの衝撃でそのことを言葉にする事が出
来ないのでしょうか、いずれにしても、貴子はじっと黙り込んでいます。そして、
先生を見つめていた視線を、ゆっくり由美子に移しました。その視線の先に貴子
はまた、この世のものとは思えない景色を見つけ出すことになりました。
由美子は、女の貴子から見ても理解を超えた透明な表情を浮かべて、濡れた瞳を
優しく先生に向けて、そっと微笑んでいます。日の光が、街路樹に反映して、由
美子の顔を照らし、薄暗い店内に彼女の白い顔がくっきりと浮かび上がっていま
す。貴子はほとんど気を失うほどの感動で、由美子を見ています。
貴子はこれと同じ景色を思い出しています。間違いなくあの時と同じ光景です。
そうです、あのハワイの洋上で由美子に降臨した女神が再びそこに登場している
のです。明子も心を奪われたかのように、ポッカンと口をあけて由美子を見つめ
ています。
「そうよ先生・・・・、
先生には隠し通せないと思っていたわ・・・・、私がエロスの女神です・・・」
そう囁いているような表情で、女神に戻った透明な表情をうかべ由美子は先生を
優しく見つめています。先生は眼を閉じ、女神の性器のイメージに取り込まれて
います。貴子と明子はただ、心を空白にして、凍りついたようにして、じっと二
人を見つめています。
長い、長い時間がその場を流れて、このまま夢の国に迷い込んでしまうような気
分に明子と貴子は陥っています。このまま夢の国をさまよって、女神のいる花園
に行き着くことになると明子と貴子は思いました。しかし、現実には数分の沈黙
の時間が過ぎ去っただけでした。
表通りを通る車のクラクッションが高く鳴りました。その場にいる全員がその音
に反応して、元の状態に戻ったようです。
「先生、私の体を検査して、写真や、データを取りたいとご希望でしたら、
ご遠慮なさらないで・・・・。協力できると思います」
由美子は先生を見つめながら、優しく言いました。先生は、現実に引き戻され、
急に赤くなって、しどろもどろの様子です。どうやら、本人の前で、その性器の
すばらしさをとうとうと説明した自分の非礼さにようやく気が付いて、あわてて
いる様子です。
「先生、かまわないですよ、少しも気にしていませんから
先生が変な意味で私の性器に興味をお持ちなったとは思っていませんから、
勿論、一人の男性として、興味を持っていただけたらもっと嬉しいわ、ふふ・・・」
由美子は艶然と笑っています。先生はますます恥じ入っています。誰か助けが
欲しそうです。
「センセイ、先生は、女神の性器を見ても興奮しないのですって・・・
だとしたら、奥様のあそこを見てどうなのですか・・、興奮するのですか」
普段の調子に戻った明子が、露骨な質問をしました。
「いや、私は未婚です。女性経験も一度だけです」
「えっつ、一度だけですか」
先生は、「しまった」という顔をしています。
由美子のことで動転していて、明子の露骨な質問にまともに答えたのです。
しかし、取り返しがつきません。先生はあきらめて、ここは正直に答えること
にしたようです。
「ハイ・・・、インターンの時、初恋の人を病気で亡くして、
それ以来、女性とは無縁の、いや、女性に取り囲まれていますが、
私的な女性関係は無縁の人生を送ってきました」
先生は明子の露骨な質問に正直に答えた事で、かなり落ち着きを取り戻したよ
うで、由美子に向かって用件を話せる余裕が出来たようです。
「ところで鶴岡さんの先ほどのご好意は、よろしければ、
ぜひお受けしたいのですが、ええ、純粋な学術的興味からです
いかがでしょうか・・・・」
「結構ですわ、先生のご都合に合わせますから、予定を知らせて下さい」
「センセイ、そうと決まれば・・・、学術的興味はともかく、
この際、二回目の女性経験を由美子さんにお願いしたらどうですか、
私が頼んであげましょうか・・」
明子が、先生をまた、からかっています。先生はとたんに赤くなりました。
先生は先ほどから、由美子を見て、珍しく劣情に苛まれている様子です。先生の
股間が異常に勃起しているのを由美子は感じ取っていて、彼女はもう、そのつも
りになっていてかなり濡らし始めています。
「先生、性器がうずくようにすこし痛みます。
それに、ちょっと濡れているようです、どうしたのかしら・・、
ここでちょっと見ていただきたいのですが・・・、
だめですか・・・・、よろしければ向こうで・・、
ええ、私はお手洗いででも・・・、ええ、結構ですが・・・・」
由美子は先生を誘っています。
由美子が先生の返事を待たずに席を立って、洗面所の方向へ歩いて行き、途中で
立ち止まり、先生を手招きしています。先生がしかめ面を作って立ち上がり、意
外と早足で由美子の側に歩み寄りました。由美子が先生の手を取って壁の陰に消
えました。貴子と明子がニヤニヤして二人を見送っています。
20分も経過したでしょうか、先生がしょんぼりして、少し肩を落して戻ってき
ました。
由美子の冒険〔W〕、・・・39 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/16 (木) 15:47
20分も経過したでしょうか、先生がしょんぼりして、少し肩を落して戻ってき
ました。貴子や明子が笑顔で声をかけても、先生はそちらに顔を向けないで、頑
なに、ただ黙って下を向いたまま席に座りました。明子と貴子は先生にそれ以上
声をかけるのをためらって、笑を堪えてカレーを食べています。先生は宙に眼を
泳がせて、ほっと、深い溜息を吐き出しました。そこへ、由美子がニコニコしな
ら戻ってきました。
明子が由美子の顔を見ながら、その結果を無言で尋ねています。由美子は明子に
向かって軽く頷きました。先生は成功していたのです。それならもっと嬉しい顔
をすればいいのにと明子と貴子は思っています。由美子が先生の頬に軽くキスを
して、先生の側に座りました。
無理に笑顔を作って、先生は由美子に笑いかけていますが、どうもそこに居づら
いようで、遂には、午後の診察があるからと言って、カレーライスには口を付け
ないで、三人に挨拶をして急いで席を立ち、逃げるようにして店を出ました。食
事代の支払いも忘れているようです。それだけショックが大きいのでしょう。
口の中で一回、性器の中で一回、先生は短い時間の間に二度も放出しました。しょ
んぼりして、何となく悲しそうにしていたのは、憧れていたものをやっと手にし
た少年の心境に似たものです。照れくさくて、嬉しくて、それでいて恥かしいよ
うな、もやもやとした気持ちだったのです。
とにかく、これで、先生は憧れていた由美子を抱くことが出来ました。女神の性
器を十分味わい尽くすには、今回は場所も悪く、時間も不足でしたが、先生さえ
その気になれば、次のチャンスは由美子が作ってくれるはずです。
女神のように憧れていた女を遂に抱いた時の、あのもやもやとして、それでいて
何かしら物悲しい男の気持ちは、女性には永遠に理解できないもののひとつです。
先生から連絡があって、由美子はその指定時間に出かけることを快諾しました。
貴子も、明子も当然のように付いて来ました。その日は、午前中で一般診察が終
わり、午後は由美子の検査にあてられました。由美子は診察着に着替えて先生の
前に座りました。レストランで束の間の関係を結んだ時に見せた、初心な、少年
のような雰囲気は、ここでは消えて、いつもの先生に戻っています。
検査内容とその方法を先生が由美子に説明しています。内部の写真をとり、後は
いろいろ器具を使って、性器の生殖機能データを取ると先生が説明しています。
「センセイ、先生は性器の内部ばかりに関心をお持ちのようですが、世の中の男
達は性器の外側にも随分興味を持っています。それで女達も、いろいろ気を使っ
て、下着を工夫したり、陰毛を剃ったり、愛液を穿り出して、それとなくあの周
りに塗りつけたり、香水をつけたりします。
だから、あそこの外部のデータも集めてほしいわ・・・」
由美子は少し淫乱な笑みを浮かべて、先生を見つめて甘えた声を出しています。
「子供を作ることが性器の一番重要な役割だと承知していますが、
私は性器で男を喜ばせることもそれと同じ様に大切だと思っています、
だから、先生の研究データとして、
男を喜ばせるための性器の機能もぜひ調べて欲しいわ。
私が欲情して男の性器を欲しがって愛液を吹き出す瞬間の様子とか
私の性器が男性器を咥えて、そこがどう変化するのか、
そして最後には逝ってしまって潮を吹いているところとか、
写真つきのデータが必要と思うのですがどうでしょう」
貴子と明子が傍で聞いていて、思わず笑い出しています。先生は、少しうろたえて
いますが、ここは診察室ですから、我を忘れることはありません。
「鶴岡さん、あっツ、いや由美子さんの言われるとおりです」
先生は、レストランで由美子を抱いた時、これからは由美子と呼んで欲しいと言わ
れたのを思い出したのです。
「男性器と女性器の関係は生殖作用を考える上でも重要なことです。
その観点でも、出来るだけデータを集めましょう。
ただ、男性器を挿入したデータを採取する件は、
今日は検体を準備しておりませんので残念ながら出来ないのです」
「あら、センセイ、男の検体でしたら、そこにいるでしょう、
私達も手伝いますから、由美子さんの希望するデータを取りましょうよ」
貴子が先生を指差しました。先生はすっかり追い詰められています。診察室の中で
も3人の女性に対しては旗色が悪いようです。ナース達も先生の味方してくれません。
「判りました、私が検体に成るわけにもいきませんので、皆さんに適当な検体を探し
ていただく事にします。近くに公園がありますから、今から、そう、8時間拘束で交
渉してください、1万円も出せば良いでしょう。
ああ、貴方がた二人で行っても、良い検体かどうか判断できないでしょう、由美子さ
んを連れて行きなさい」
「ええッツ、先生、先生は由美子さんが男性のあそこ、いえ男性器の状態を読めるこ
とをご存知なのですか」
「由美子さんの性器を見れば、その程度の能力があると考えて当然だよ、
女性生殖機能が数倍になっている仮定で推論すれば、
由美子さんがその気になれば・・・・、男根の状態把握だけでなく
おそらく膣内に放出された精子の選択受精も可能だろうね。
それよりも検体を早く見つけて、帰ってきて下さい、時間が少ないですから
ああそれから・・、無理に立派な男性器を捜さなくても良いよ、
ただ女性器に挿入できるものがあればいいのだからね、
まあ・・、そう言っても無理か・・・・」
三人は近くの公園へ急いで行きました。今日はウィークデイで、男は少ないようです。
由美子の冒険〔W〕、・・・40 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/20 (月) 16:42
そこは近隣でも有名な大きな公園で、休日ともなれば老若男女が大勢集まり、由
美子達が求める検体も選り取りみどりの状態ですが、あいにく今日はウィークデ
イで、幼い子連れの女性が目立ち、妙齢の男は少ないようです。それでも、その
気で探すと検体の対象に成り得る男達を所々で見つけることが出来ました。
一休みしているサラリーマン、高校生、大学生らしい若者、散歩している中年過
ぎの男性、そして浮浪者、そうした男達を三人ははしゃぎながらチェックしてい
ます。
「やっぱり学生がいいわ、あの子なんかどう、可愛いわ、私あれに決めた」
「明子さん、浮気相手を探すのではないのよ・・・、でも目移りするわね、
こんな楽しい事ないわね、ねえ・・・、一人だけなの、
私達の分も選んじゃダメかしら・・・・」
明子も、貴子もこんな経験は初めてですから、かなり興奮しています。
「あの方にしましよう、強くて、良いものを持っているわ」
由美子が指差した方向に、年齢不詳の浮浪者がいました。
由美子がその男に近寄り事情を説明すると、三人の女にからかわれていると思っ
たらしく、初めは話の内容を良く聞こうともしませんでした、そこで、由美子が
スカート持ち上げ、ショーツの無い股間を見せると、その男は眼を丸くして驚き、
急に股間を大きくして、とりあえず由美子に付いていくことには納得したようで、
三人の後から、何かに怯えたような様子で、それでも大人しく付いて来ました。
産婦人科医院の看板が見える所まで来ると、その男は少し怖くなったらしく、そ
こで動かなくなり、帰ると言い出しました。明子が一万円札を見せて、やっと承
知させました。金の力は、やはり強いようです。
シャワーを使わせ、髭を剃り、先生の指示で、陰毛は全てそり落とされました。
約束が違うとその男は最初の内こそ抵抗していましたが、ナースが二人掛かりで
剃りだすと観念して、終わりの頃には、かなり勃起させて、ナースたちがくすく
す笑って、肉棒を手で弄繰り回していました。
診察着を着て診察室に入ってくると、その前が大きく盛り上がっています。なぜ
か診察着に着替えた明子も、貴子もその場にいて、その男の前を無遠慮に見て、
好色な笑みを浮かべています。
検体も準備できました。さあ、いよいよ検査開始です。診察室内にピーント緊張
した気配が張り詰めています。誰も口を開くものはいません。
由美子が裸体で診察台に乗って、内部の撮影から始めました。高精細なビデオ撮
影機を使用します。先生はいろいろな器具と両手指を使って膣口を広げ、内部を
あらゆる角度から、丁寧に撮影しています。時々ナースに湧き出た性器の液をふ
き取らせています。
由美子の希望だった、外部の撮影もしました、臍から性器に沿って下へ降り、お
尻にいたる外観の詳細も撮影しました。撮影を進めていくに従って先生が貴重な
映像だと喜んだカットがいくつも撮れました。由美子は局部を弄られ、そこをク
ローズアップ撮影される異常な経験で、かなり感じて来たようで、声を絞り出し、
悶えています。
当然、膣内の筋肉の動きが活発になり、分泌液が凄まじい勢いでそこから湧き出
ました。その瞬間も確実に撮影されました。勿論、大陰唇の微妙な動きもキャッ
チされました。
ついで、各種の筋力データを採取します。大型のデルドーに直径5mmの人造真
珠が無数に貼り付けたれたもので、一見よく出来たバイブのようですが、先生が
特別に開発した膣圧計です。真珠一つ一つに歪み計が内臓されていて、その出力
がコンピューターにインプットされます。これを膣に入れると、膣壁の動きとそ
の強さの三次元データが完璧に掴めます。真珠一つ一つに加わる力と動きが、動
的に測定され、それがコンピューターで映像化され、モニターに膣内の動きが
バーチカルに生々しく映し出される仕組みです。
「ナースがやるより、その男にやらせた方が、臨場感があって良いだろう、
君・・、その男をここに呼んでくれるかな、・・・」
ナースが男の手を取って、由美子の側に座らせました。男の視線の先に由美子が
裸体で大きく股間を拡げて、濡れた亀裂を男に眼前数十センチの所に曝していま
す。男は明らかに勃起していますが、その場の異様な雰囲気に圧倒されて、視線
を何処に持っていったら良いのか途惑っています。
「ああ・・・、君も裸になって・・・、そう丸裸だよ・・」
ナースの手で男の診察着がはぎ取られました。男は発作的に股間を手で被ってい
ます。男の大きな手から、肉棒が溢れて、その先端が顔を出して、光っています。
「ハイ、そこに座って・・、そうだ、もうすこし前・・
君、その器具を持って、ああ・・、そのゴムの手袋をして、そう、そう・・」
数本のコードが着いた、バイブレータ状の計測機器を手渡され、男はその形状を
見て、その計器が何処へ挿入されるのか、本能的に察知したようで、少し笑みを
浮かべて先生の顔を見ています。
「それをそこに挿入するのだ、うん・・・、優しくな・・・、
そうだ・・・、由美子さん痛くないですか・・・、
由美子さんもう少し脚を開いてくれますか、ハイ、そこで固定して・・・」
由美子は診察台の上、丸裸で大きく脚を開き、亀裂に極太のデルドーを挿入して、
もうその気になっていて、かなり局部を濡らしています。男は股間をいっぱいに
膨張させて、由美子の亀裂に挿入したデルドーを右手に握っています。その指が
愛液でべっとりと濡れていて、男はもう極限まで高まっています。
由美子の冒険〔W〕、・・・41 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/23 (木) 12:34
「由美子さん、それでは始めますよ、通常状態から興奮状態、
できれば喪心状態まで行ってもらって、そのデータを取ります。
ビデオで、全身、そして局部の撮影をします。
由美子さんは出来るだけリラックスして、親しい方とセックスするつもりで、
自由に振舞ってください、声も自由に出してください。
そうは言っても、この環境では、普通にやれと言っても無理かな・・・・
ああ・・、その男に局部を触らせたり、舐めさせたりする事も可能です・・・」
先生がそこまで話すと、由美子がもう喘ぎ声を出しながら、何事か先生に囁い
ています。
「ああ・・、そこを舐めて欲しいですか・・、ハイ、ハイ
君・・・、そこを舐めて、いやそこじゃなくて、もう少し上、そうそこだ・・・」
男が椅子から立ち上がり、由美子の股間に頭を埋めて、デルドーが挿入された亀
裂の上部に舌を沿わせて、かなり上手にゆっくり舌を上下し始めました。断続的な
破裂音が響いて、大陰唇から白い泡が湧き上がっています。
「由美子さん感じますか・・・・、エッツ・・、握りたい、
ああ、握りますか・・、ハイ、ハイ・・
君、その側に横になって、そう、体の向きを奥さんと逆にして
そう、そう、奥さんに軽く乗りかかってもいいから
奥さんに君のものを・・、うん、それでいい・・・」
由美子は、全裸で診察台に乗っていて、股間にデルドー型計測器を挿入していま
す。診察台に並べて置かれたベッドに男が裸で横になり、由美子の顔のところに
男がその股間を曝して、男根を由美子の手に預けています。
これ以上は開かないまでに、いっぱいに開かれた由美子の股間と全身を狙ってテ
レビカメラがセットされ、照明が真昼のような明るさに点灯されました。先生は
診察台から少し離れた所に置かれたモニターと計算機の傍にいます。
デルドー計測器の電動スイッチが入り、由美子の膣内を刺激し始めました。
順調にデータが記録されているようです。先生は刻々に変わる膣圧をチャックし
ながら、男と由美子に指示しています。
男は、先生の指示で由美子に体を寄せて、デルドーが挿入された由美子の局部を
丁寧に舐め、愛液を飲み干しています。由美子はだんだんに高まって行きます。
男は必死で局部を舐め、もう由美子の上に乗りかかるようにしています。由美子
の手は男根を激しくしごいていて、その先端から透明な液がたれ流れています。
男と由美子はこの異常な環境に次第に慣れたようで、もうそのことをあまり気に
しないで互いの体を楽しむ体制に入ったようです。そのことをモニター上で確認
して、先生はにんまりと喜んでいます。
「由美子さん、よろしかったら、その男の性器を咥えてください」
由美子の両脚が固定されている不自由さはありますが、由美子と男は互いの性器
を口で刺激し合っています。
由美子は口唇を絞り、陰毛が綺麗にそり落とされて、ことさら長く、太く見える
肉棒を懸命にしゃぶっています。ピチャピチャと淫靡な音が診察室内に響き、由
美子の口から、精液と唾液の入り混じったものが溢れ、由美子の顔を濡らし、そ
の液は彼女の頭髪を濡らし始めています。
由美子は目を閉じて、両手で男の袋を揉み上げ、低いうめき声を上げながら、恍
惚の表情で男根をしゃぶっています。由美子の乱れに乱れた様子を見つめる貴子
と明子、そして先生の助手をやっている二人のナースはかなり感じている様子で
す。二人のナースは時々生唾を飲みながら、目の周りをほんのり赤くして、明ら
かに欲情した感情を隠しきれない様子で、濡れた股間が気になる素振りを見せて
います。
診察台の側近くに座っている明子と貴子は、由美子がおいしそうに頬張っている
肉棒をじっと見詰めながら、診察着の前をほとんどはだけて、乳房を露出して、
両脚を硬く合わせて、脚を小刻みに振動させて、局部を刺激しています。
遂に二人は我慢できなくなった様子で、ナースの金子さんに目で合図して、側に
ある診察器具を取り上げ、診察着を巻くり上げ、デルドー状の診察器具を股間に
挿入しています。金子さんは仕方が無いという様子で苦笑しながら貴子と明子に
頷いています。
二人の女は、もう誰憚ることなく、大きく股間を開いて、激しく器具を動かし始
めました。淫靡な水音と、二人の出す呻き声が由美子の喘ぎ声に重なり合うよう
に響き、診察室内は一気に女達の嬌声に満ちた楽園に変わりました。
由美子の上に重なるようにして、由美子の股間をなめている男は、由美子に肉棒
と袋を刺激され、女達の嬌声を聞き、極限まで高まって、激しく由美子の股間を
舐めています。
こうしてしばらく激しい男と女の攻防が続き、ついに男が我慢できなくなり、低
いうめき声を上げて由美子の中に、大量の精子を放出しました。それにあわせる
ように由美子も診察台に固定された両脚を痙攣させ、上半身を硬直させ、男の体
にしがみ付いて、気を遣りました。
その時です、アックシデントが発生しました。
「先生、圧力上限値をオーバしました・・・・・。
BKポイントにせまっています・・、ああ・・・」
モニターを監視していた、ナースの金子さんが悲鳴を上げました。
真珠に内蔵されていた圧力計測器が、限界値を超える力を受けて、遂に破断した
のです。モニター上には、上限値に到達して、測定不能になったことを示す平行
な波形が走っています。特に、膣口付近と、膣中央、膣底部の真珠がリング状に
破断しているのがモニター上で確認できます。いわゆる三段締めに遭遇したので
しょう。これでは由美子の最高締め付け力の計測は出来なくなりました。
先生は驚きながらも、とりあえず貴重なデータがたくさん取れたことを喜んでい
ます。それにしても凄まじい由美子の収縮力です。由美子は異常な興奮で久しぶ
りに我を忘れて、性器を開放したようで、もし計測機器でなく生身の男根でした
ら、それはかなりのダメージ受けていたことになります。
笑顔で先生は由美子の側に歩み寄りました。由美子の股間で男が眼を閉じて、
ぐったりと彼女の腹上に頭を載せています。由美子は口中にたっぷり放出された
精液をそっと側の器に吐き出して、快感を与えてくれ、そして検査に協力してく
れた男への感謝の気持ちを込めて、少し衰えた男根に口を付けて丁寧にそれを
しゃぶっています。
予想外の突発事故で最高圧力は計測できませんでしたが、膣圧計測は終わりまし
た。一休みした後は、由美子と男の絡みの撮影です。全身の動き、局部のクロー
ズアップなどを記録に残す予定です。
由美子の冒険〔W〕、・・・42 鶴岡次郎 投稿日:2006/02/24 (金) 11:49
もともと男との絡みを撮影することは由美子の希望を受けて、実施することにし
たもので、先生自身はそれほど乗り気ではなかったのです。しかし、先ほど由美
子のおおらかなセックスシーンを垣間見た先生は、由美子主演のこの記録DVD
を女性不感症患者の治療に使いたいと考え始めています。
男を刺激するエロDVDは多いのですが、女性を興奮させるその種の映像が少な
いことを先生は日頃嘆いていたのです。今日、由美子が深く、大らかに興奮する
様子を見た貴子も明子も、そして、二人のナースさえもそれと判るほど性的に刺
激を受け、最高に興奮したのを先生は確認しました。
探していた映像がこれだと先生は思いました。由美子の大らかなセックス・シー
ンは同性をも感動させ、興奮させることを先生は知ったのです。
撮影に先立って、男のデータも参考として残しておくことになり、明子と貴子が
計測担当をやることになりました。男の平常値と興奮時のサイズとその様子を撮
影しておくことが目的です。ナースの仕事ですが、二人が特に志願して、その役
目を買って出たのです。
明子と貴子はなぜか診察着を脱ぎとって全裸で、男の体に触っています。
「センセイ、男の人の長さは何処から何処まで計るのですか、
直径は・・・、これは難しいわ、切断しないと計れません」
貴子が恐ろしいこと言って、男を驚かせています。
「ここでは、臍の下の生え際から亀頭部先端までの長さを計測してください。
3回計ってその平均値を測定値にしてください。
直径は、その周りの長さを計れば算出できますが、そこにある専用のスケール
を使用すれば直径目盛りになっているので、直接計測できます。
ああ、それから、二人でそんなに弄くったら興奮して平常値が出ませんよ、
触らないで、少し放置してください。
それにあなた方は下着を付けてください、それでは刺激が強すぎます。
平常値はそれを氷水につけて、冷やしてから計測すると良いでしょう。
興奮値は・・・、これはあなた方の専門ですよね、舐めるなり、あなた方の性
器に触れるなりして適当に大きくして、計測してください、そんなに重要な値
ではありませんから」
男のことになると、先生かなりいい加減です。
明子と貴子が男のものを、散々いじくって、計測しています。興奮値を計測す
るのに、貴子も、明子も自分のものを男に触らせたり、そこに舌を使わせたり
して二人とも軽く逝くほど男根に戯れて、非常に慎重に計測しました。勿論弄
繰り回された男根は暴発寸前ですが、由美子との絡みを控えて男は必死で爆発
を押さえ込んでいます。
測定結果は、長さ187ミリ、直径48ミリでした。膨張係数は253%でし
た。先生は普通サイズだと言っていますが、どうしてどうして、立派な肉棒で
す。さすが由美子が探し出しただけのことはあります。エラがぐんと張って、
血管の浮かび上がり方も迫力が有り、色が多少うすい以外は、理想的な検体で
す。
別室のベッドに固定カメラを3台セットし、分泌液や局部の様子を克明に撮影
するため先生が移動カメラで局部を中心に撮影する手順が決まりました。いよ
いよ撮影開始です。診察台の膣圧検査で、男も由美子もオーラルで一度逝って
いますが、燃え上がった興奮状態は不完全燃焼のままで、その時をじっと待っ
ていたようで、先生のゴーサインが出ると、二人はもう周りの視線も、カメラ
の目も忘れて、一気に二人の世界に飛び込んでいます。
由美子と男は全裸で抱き合い、悶えながら、唇を貪りあい、その固く合わせた
唇から呻き声を出しながら、両手で互いの性器を弄くりあい、腰をうごめかし
、先を急ぐように、股間を擦りあって、性器の接触を始めました。
もう完全に出来上がった二人の性器から、透明な液が迸るように沸きあがり、
周囲に淫靡な香を撒き散らしています。てらてら光る亀頭を白い泡で濡れた亀
裂が優しく舐めていますが、二人はそれでも先生の挿入許可をじっと待ってい
ます。
「ハイ、挿入して結構ですよ、その後は自由にやってください・・、
ああ・・・、これは、これは、凄いね・・・・」
先生の言葉が終わらない内に、由美子が大きく股を拡げて、男の腰を両脚で締
め付けました。両手両脚で女が男に絡み付き、口と股間の亀裂で男を食い尽く
す勢いです。
その部分が別の生き物のように、直立した肉棒を飲み込みはじめました。ズル
ズルと音がして、接合部から白濁液の泡を立てながら、茶褐色の肉棒が亀裂に
吸い込まれてゆきます。カメラを操作する先生が思わず呻きだすほどの迫力あ
る絡みです。由美子は全てを忘れて、男の体に集中しています。女の絡み合う
姿がこれほどの妖しく、美しいものだとは今の今まで先生は知りませんでした。
「ああ・・、たまらない、明子さん、何とかして・・」
その部分をじっと見ていた貴子が、診察着をはぎ取って、全裸になり、手にし
たデルドー型診察器具をグッと亀裂に挿入して、明子に抱きついています。明
子も診察着をはぎ取り、全裸で貴子を抱き締め、脚を拡げて濡れた亀裂を貴子
に押し付けて、腰を揺らしています。明子の股間が押し付けられた貴子の大腿
部が愛液でびしょ濡れています。
そんな二人の様子を見ている二人のナースたちも、明子と貴子を笑う余裕はあ
りません、二人のナースはモニターを見て、先生の指示に従ってデータを取り
ながら、もう股間を擦り合わせる動作を隠そうともしません。
男が由美子の脚をいっぱいに拡げて、それを肩に担ぎ、腰を使い始めました。
由美子は声にならない悲鳴を上げて、男を受け入れています。男根のポンピン
グ作用で愛液が白い泡になって、舞い上がり、男と女の周りを花弁のように飛
び交っています。
「女神の花びら」を初めて見る先生は、感激で眼を潤ませながら、必死でその
光景を撮影しています。二人のナースはこの世のものでないものを見るような
目つきで由美子の絡みを見ています。由美子の様子を見て「女の喜び」の意味
を改めて知った様子です。
貴子と明子は喘ぎながら、抱きあい、互いの股間に挿入した診察器具を激しく
動かし、うめき声を上げながら多量の愛液を床に流して、もう夢心地です。
この撮影で男は2度放出し、由美子は4度逝って、最後は潮を吹いて果てまし
た。
貴子と明子は他人の絡みを見る事に慣れていますが、二人のナースは生で絡み
を見るのは初めての経験のようで、異常に興奮して、仕事をしながら股間をも
じもじさせていて、かなりそこを濡らしていました。それでも予定通り、デー
タ採取を完了させたのはさすがです。撮影時間は約1時間でした。
男は先生から余分にお金を貰って、喜んで帰り、先生は由美子が失神している
間に、膣内の洗浄、消毒を済ませました。二人のナース達は、仕事が終わるの
を確かめて、貴子達が使っていたと同じ診察器具を手にして、洗面所に駆け込
み、その中でかなり激しい悲鳴を上げ始めました。
「長年あこがれていた女神の性器に会えたばかりか、その完璧なデータが取れ
て、私は幸せ者です。貴方がもともとすばらしい性器をお持ちだと最初に診断
した時点で気がついていました、今年になってそれが飛躍的に成長していました。
その理由は良く判りませんが、女性器には神秘的なところが似合いますから、
あえてその理由は聞きません。いずれにしても大変貴重なものですから、大切
に使用してください。
大切に使う分には、いくら使っても、壊れたり、機能が落ちたりする事は有りま
せん。むしろ、適当な周期で男性器を挿入する事をお勧めします」
先生は全ての検査が終ったあと、由美子にお茶を勧めて、優しい笑みを浮かべて
由美子にお礼を言っています。
「これから申し上げる事は大切なことですから、忘れないで下さい。
今までどおり、私のところで定期的に検診を受けてください、
そうしていただければ、私が貴方の性器を正しく守ります。
今日は本当にありがとうございました」
由美子は先生の大きな愛情を感じて思わずまぶたが潤む思いです。そんな由美子
の姿を先生は優しく見ています。
「データはまとまり次第、貴方に一部差し上げます。
ああ・・、それから、ご迷惑を掛けない範囲で、撮影した資料を私の治療用に
使用させてくれませんか、治療用に編集したDVDが完成したら、一度チェッ
クをお願いします、詳細はその時にお話しします」
乱れる姿を大勢の同性に見られることに由美子はチョッと戸惑いを感じていま
すが、一方では由美子のDVDを見て、沢山の女性が絡みの楽しさに目覚める
ことになると思うと、その結果も楽しみです。由美子は先生に全てをお任せす
ると答えて医院を後にしました。
三人はこの足で直接会社の寮に行き、それぞれの部屋で男達を迎えます。明子
と貴子は体の事は先生に任せて、何の心配をしないで男達を抱く事が出来るよ
うになったことを喜んでいます。三人に頭の中は、今晩、何人を相手するのか、
もうそのことに考えが走っているようです。
三人三様にそれぞれに作戦を練って、道を急いでいます。おそらく今晩、新た
な記録を作り出すことになります。三人の記録が20名を超える日もそう遠く
ないような気がします。
由美子の冒険〔W〕 完
掲示板に戻る /
戻る
由美子の冒険〔W〕 (2005年12月〜2006年2月作品)
|
---|