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フォレストサイドハウスの住人達(その12)

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2015/09/11 (金) 14:26 ID:UJ4zW1Bo No.2747

山口の問題は片が付いたのですが、今回の事件の元を質せば、それは千春の体に芽生えてきた堪え
がたい疼きのせいだと言えます。万人に一人の感性に恵まれた千春は、夫、杉浦三郎と愛人、佐王
子保に交互に抱かれ表面上は穏やかな生活を続けていたのですが、子供が幼稚園に入学し子育てに
一区切りが来たことで、本来の女性機能がより活発に動き出したのです。

幸恵のアパートで出会った運転手の杉下にあっさり抱かれ、彼の仲間である隆司と山口を交えた5
Pの遊びに溺れたのも、全て千春のたぐいまれな性感が活発に動き出した結果だと思います。この
先、千春はどこへ向かうのでしょうか・・、もう少し千春を追ってみます。相変わらず、大きな変
化の少ない市民の話題です。ご支援下さい

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その11)』
の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきます。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余脱
字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにしま
す。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した当該記事を読み直していただけると幸いです。

・〈(1)2014.5.8〉 文末にこの記事があれば、この日、この記事に1回目の手を加えたことを示  します。
・〈記事番号1779に修正を加えました。(2)2014.5.8〉 文頭にこの記事があれば、記事番号1779
 に二回目の修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。ご面倒でも当該記事を読み直し
 ていただければ幸いです。


[45] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(408)  鶴岡次郎 :2016/01/16 (土) 11:50 ID:UlkFm./E No.2795
「あら・・、彼が・・・」

「エッ・・」

最初は千春の独り言かと思ったのですが、首を持ち上げ、声のする方向を見て、山口は驚きました。
あろうことかトイレにいる人物と千春が会話しているのです。山口は反射的に起き上がりました。
千春の肩越しに女の表情を見たのです。

窓の女が山口に気が付いて、笑みを浮かべて山口に会釈しているのです。千春も振り向き、山口が
ベッドに座って厳しい表情でこちらを見ているのに気が付いて、笑みを返しています。二人の女の表
情を見て、山口の表情が柔らかくなっています。

「若くて・・、イケメンね…、
アレもよく見える・・、太くて、長くて・・・、
あら・・・、もう元気になっている・・・。
また襲われるよ・・・・

あなた・・・、大丈夫・・、壊れない・・・、
なんなら、交代してあげようか・・、ふふ・・。
余計な心配する必要はなさそうね・・・、
あなたは十分スケベーそうだから・・、彼に十分対抗できそうね…、
うらやましい・・・・・・・」

「・・・・・・」

窓の女が千春にだけ聞こえるようにささやいています。千春が淫蕩な笑みを浮かべて軽く頷いてい
ます。

「彼・・、若いのに相当テクニシャンね…、
それにあなたも・・、
こんなこと言うべきでないかもしれないけれど・・・、
あなた・・・、旦那以外に相当経験を積んでいるでしょう・・・
それに・・・、本物のスケベーだと思う・・・・
毎日誰かに抱いてほしい口でしょう・・・」

「エッ・・、そんな・・・
どうして判るのです……、恥ずかしい・・・・」

「判るよ・・・、私がそうだから・・・
こういうことって、女同志だと判るでしょう・・・・」

「はい・・・」

女二人、にっこり微笑みあっています。淫蕩な血を二人の女は認め合って、微笑んでいるのです。

「それと・・、わたしに見られていると判った後、
わざと見せつけるようにしていたでしょう・・・
スケベーなんだから・・・・」

「だって・・・、
いまさら慌てても仕方ないし、
あなたの顔を見て、この方なら安全だと思ったし・・・、
それなら・・、楽しもうと思って・・・」

「見られていると思うと・・、よけい興奮したのでしょう・・・」

「うん・・・、とっても・・・」

「そこが普通と違うところなんだよ・・・
複数の男と絡み合ったこともあるのでしょう・・・」

「はい・・・」

二人女の淫らな話はいつ終わるかわからないほど弾んでいます。


[46] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(409)  鶴岡次郎 :2016/01/18 (月) 15:07 ID:DNjUdB0I No.2796

二人の女が話しこむ様子を観察している山口は少し安どしていました。窓の女に情事を見られたの
は間違いないのです。真昼間、いくら人通りの少ない場所とはいえ、公共の場である公園内に違法
駐車したトラックの中で絡み合っているのです。普通の主婦であれば騒ぎ立て、その場から逃げ出
し、警察に通報する可能性さえあるのです。そんなことになれば良くて厳重注意、最悪の場合は逮
捕されることだってあり得るのです。

もしそんなことになれば、独り身の自分はいいとしても、家庭を持つ千春を事件に巻き込むことに
なるのです。まじめに生活している山口だからこそ、そのことが心配だったのです。

彼女の様子を見る限りその心配は遠のきました。逃げようと思えばいつでも逃げ出すことが出来るの
ですが、窓の女はこの場に居座り、しっかり二人の痴態を見届けた後も、あろうことか痴態を繰り広
げた千春本人と話し込んでいるのです。

窓の女の立場に立てば、破廉恥にも真昼間トラックの中で絡み合っている千春と山口は得体の知れな
い男と女です。普通の常識で考えればまともな人間とはとても思えないのです。そうであれば、二人
のセックスを興味半分でこっそり見るまでは出来ても、破廉恥な行為を最後まで見届けて、情事直
後、未だ淫臭がほのかに漂っている裸の千春と親しく話し込むことなどとても普通の女に出来ませ
ん。

〈上品な女だが・・、案外さばけている・・・・
面白い女だ・・・、
この女の前なら何でも許されそうだ・・・
そうであれば、何も遠慮することはない・・・・・〉

警察に訴えられる心配は消えたものの、別の心配が・・、と言うよりは窓の女への興味が山口にも湧
いてきているのです。山口はゆっくりと運転席へ下り、千春の後ろに迫りました。何事か企んでいる
様子です。

千春は窓枠に手をかけて、顔こそ窓の外へは出していませんがほとんど乗り出すようにして窓の女と
話し込んでいるのです。白いお尻が山口に目の前に差し出されています。

「アッ・・、ダメ…
ここではダメ・・・・・」

いきなり後ろから男根が千春の臀部に接触しました。そんなに近くまで山口が迫っていたのです。そ
のことに千春は気づいていなかったのです。窓の女は、もちろん、男根が迫っているのを知っていま
した。ぶらぶら揺れながら、千春の尻を目がけて迫る大物の景色を楽しんでいたのです。大物が千春
の亀裂に挿入される瞬間を見届けようと、窓の女は千春には悟れないよう、たわいない話を続けなが
ら、全身を熱くしてその時を待っているのです。

臀部で男根の気配を感じ取り、千春は山口の意図をはっきり悟りました。このままの姿勢で後ろから
貫かれる・・・。窓の女の前で挿入される・・、そう思うと、気を許しているとはいえ、目の前にい
る窓の女のことが本能的に気になり、本気で拒否しているのです。

一方、山口はもう・・、窓の女を気にしていません、むしろ挑戦するように窓の女を見つめながら、
千春の尻に両手をかけて、腰を突き入れようとしているのです。窓の女は笑みを浮かべ、余裕で山口
と千春を見ています。

「恥ずかしがることないよ・・、
こんなことはめったにないよ・・・・、
女だって・・、時にはやりたいようにやるのよ・・・」

窓の女が自分自身にも言い聞かせるように千春に言っています。

「ほら・・・、お尻を上げて・・、
思い切り脚を開いて、チ○ポを迎え入れなさい!・・・」

窓の女が猥雑な言葉で千春を励ましています。上気した表情で千春が頷いています。もう・・・、普
段ならとても受け入れられない猥雑な言葉もすんなりと千春に届いています。千春は全身の力を抜
き、尻を上げ迎撃態勢を整えています。


[47] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(410)  鶴岡次郎 :2016/01/21 (木) 14:25 ID:.hOKaEHY No.2797

「ああ・・・、そんなこと言わないで・・・
とっても恥ずかしい・・」

その気になったものの目と鼻の先に名前さえ知らない他人がいて、その人の顔を見ながら男根を受け
入れるのです。思い切り楽しむのだと自分に言い聞かせても体が今の情勢を受け入れようとしないの
です。お尻を振って、嫌々のそぶりを見せているのです。無理強いする必要はないと悟っているので
しょう、攻めの姿勢を保ったまま、山口は腰を止めています。男根は女陰の入り口手前で止められて
います。

「何をためらっているの・・?
入れてもらったら…」

「だって・・・」

「私が気になるのなら・・・、
消えてもいいよ・・・」

「ううん・・・、
あなたにはそこにいてほしい…」

「困ったわね・・・・」

苦笑いをしながら窓の女は千春の後ろに立っている山口を見て、顎を二度、三度前後に振りました。

〈・・この女は抵抗しているけれど、本気で嫌っていない…、
かまわないから、一気に突き入れなさい・・・〉

窓の女は山口にそう・・、意思表示しているのです。勿論山口も窓の女が示す合図の意味を理解して
いました。二、三度うなずきにっこり笑いました。

千春の尻にかけた男の両手に力がこもり、男が強く腰を前に押し出しました。千春がのけぞり、悲鳴
を上げています。

「ああ・・・ン・・・、
ダメ・・・・・・・ェ・・・、
入った・・・、入った・・・・
チ○ポ・・・、入った・・・・・・
ああ・・ん、もっと・・、もっと・・・・、奥へ入れて・・・・」

顔をしかめて甘えた声で絶叫しています。もう・・、憚る物は何もない様子の千春です。窓の女もう
れしそうです。笑みを浮かべて千春を見ています。

窓に両手をかけて尻を高々と持ち上げているのです。千春の腰に両手をかけて山口が腰をゆっくり動
かしています。音を立てて男根が出入りしています。その湿った音は窓の女の耳にも届いたと思いま
す。

「ああ・・・ン・・・・、
見て・、見て・・・・、
チ○ポ入っている・・・ぅ・・」

「・・・・・・」
 
窓の女が左手を伸ばし、千春の頬をやさしく撫ぜています。上気したうれしそうな表情で窓の女の手
に頬を寄せています。両脚を開き、頭を下げ臀部を高く差し上げ、山口を迎えているのです。男の腰
が激しく打ち付けられています。その反動で千春の上半身が窓から外へ押し出されています。

運転席の窓とトイレの窓はほとんどくっつくほどですから、千春が顔を窓から出すとトイレの中に顔
を入れるようになるのです。もう上半身がトイレの中に入り込んでいるのです。千春の喘ぎ声がトイ
レの中に響いています。窓の女がやさしく千春の頬に唇を付けました。

千春はちゅうちょしないで女の唇に吸い付きました。女も大胆に千春の唇を吸い始めました。二人の
女の様子を見ている山口も一気に駆け上がっています。窓の女に唇を吸われ、後ろから男根を打ちこ
まれ、悲鳴とも、呻きとも判別のつかない声を上げて千春は悶えています。

やがて時が来て、千春は女に唇を預けたまま深々と逝きました。今日何度目かの射精を山口は果たし
ました。窓の女は冷静に千春の体を支えています。

突然、携帯のベルが鳴りました。山口の出発時間が来たことを教えているのです。

千春が女の腕の中で正気を取り戻し、恥ずかしそうに身を引いて運転席へ体を戻しました。のろのろ
と山口も体を動かし、手にタオルを持ち男根の始末をしています。

「さようなら・・、
とってもいいものを見せてもらった・・・
ありがとう・・・
それと・・・、帰りの運転は気を付けてね・・・・」

窓の女が二人に向かって微笑み、二人の返礼の笑みを受けながら窓をゆっくりと締めました。トイレ
の中で女は紙で股間を始末して、何事もなかったような表情でその場を離れました。


[48] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(411)  鶴岡次郎 :2016/01/25 (月) 15:45 ID:XYqUAp4o No.2798
山口との激しい性交を終え、体のほとぼりも、体のいたるところから発散される性臭もはっきり
残っている状態で千春は帰宅してきたのです。夫、三郎は当然妻の異常に気が付いています。夫の
質問に答える形でかなり詳しく山口との交わりを千春は報告しました。千春の浮気報告を三郎が楽
しんでいることを千春はよく承知しているのです。

夫に一通り報告して千春はテーブルのコップを取り上げ、その中の水を一気に飲み干しました。白
い喉がそこだけ別の生き物のように動いています。彼女の前に座っている三郎はかなり興奮してい
ます。

「その女の人に見られているのに二人とも気が付かなかったんだ…、
それほど夢中だったんだね…」

「はい・・、申し訳ありません・・・、
彼も私も・・、
しばらくぶりのセックスで、ものすごく興奮していました・・・」

「しばらくぶりと言ったって・・、
千春と僕は二日前にはやっただろう・・・、
そうは言っても千春が飢えているのは、いつものことだから驚かないが・・・
千春を相手にして一時間以上彼は良く頑張ったね・・、それが驚きだよ・・・・」

「・・・・・」

千春が三郎を睨んでいます。三郎の言葉は本音です、千春の性欲は尋常でなく、最近では佐王子と
三郎が必死で頑張っても千春の性欲は底が見えない状態なのです。彼女の相手をしていると、千春
が彼女自身の性欲をかなりセーブしながら絡んでいることは判るのですが、それでも、彼女と絡ま
り合って一時間対等に相手するのは三郎には難しいのです。もし、千春が本気になれば、数分で天
国に送られるだろうと三郎はいつも恐れているのです。それで、一時間以上山口が千春の相手をし
たと報告を受け、単純に山口を礼賛する気持ちになっているのです。

「いや・・、いや・・、これは失礼なこと言った・・、
ことセックスに関しては、千春は懐が深いから、どんな時でも、どんな処でも、
十分にセックスを楽しめる才能があるといいたかったのだよ・・・
そして、千春と対等に戦った山口さんに敬意を抱いているのだよ・・・」

「まるで、色情狂のような言われ方ですね…」

「ああ・・、そんな意味ではないのだが・・」

「いいの・・・、そう言われても仕方がないと思っています」

にっこり微笑んでいる千春です。妻の笑みを見て三郎がホッとしています。


[49] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(412)  鶴岡次郎 :2016/01/29 (金) 15:36 ID:TaaEzdDI No.2799

「ところで・・・、
彼には特定の女性はいないのか・・・」

「ハイ・・、多分・・・」

「二十代の男性がそれでは溜まるよね・・」

「はい・・・、多分・・・」

千春があいまいに答えています。

「プロの女性にお世話になることも可能なはずだが・・・」

「・・・・・・」

千春に意見を求めている訳でもないようですから、だんまりを決め込んでいます。

「彼・・、仕事が忙しいのと・・、
その・・・、
こんなことは三郎さんには言い難いのですが・・」

「・・・・・・」

千春が思い切った様子を見せて口を開きましたが、そこで言葉を飲んでいます、何か迷いがありそ
うです。三郎が何事かと姿勢を正しています。

「こんなことを言うと誤解されるかもしれませんが・・・」

「聞いてみないと判らないよ、
そこまで言って、黙っているのは罪だよ・・・、ハハ・・・」

三郎が陽気に笑っています。その笑いにつられて千春が口を開きました。

「私を知って以来、私以外の女性は抱けなくなったと・・・、
彼が言うのです・・・・。
その通りだとすると・・・、
彼・・、しばらく女性と接していないはずです・・・」

「そうか・・・、そういう背景があったのか…」

そこで言葉を飲み込み三郎が、宙に視線を泳がせています。心配そうに千春が三郎を見つめていま
す。

「私・・・、変なことを言いましたか・・、
気を悪くさせたようだったら、許してください・・、
何でも、正直に言っていいと三郎さんから言われていたから、
つい、その言葉に甘えて・・、スミマセン…」

「ああ・・、そんなに気にすることではないよ・・・、
本気で千春に惚れているその山口と言う男の・・・、
その若さがちょっとうらやましくなったんだ…、
僕も、頑張らなくてはいけないと思っている・・・」

「三郎さんは今のままがいいのです・・、
今の三郎さんが私は一番好きです・・・」

「ありがとう・・・、
彼にとって、千春は女神なのだね・・・、
公園の中だろうが、他人に覗かれようが、
偶然掴んだチャンスは逃すわけにはいかなかったのだね・・」

「ハイ・・、多分そうだと思います・・」

「激しい戦いだったろうね・・・
男は若いし、千春が相手であれば、それこそ世紀の戦いだったろうね、
出来ることなら、私も覗き見したかったよ・・・、ハハ・・・・」

「そんな・・、世紀の戦いなんて・・、
そんな大げさなものではありませんが、
それでも、過去に覚えがないほど激しい交わりでした・・・・。
終わった後、二人ともトラックの中でぐったりしていました・・」

おそらく男も女も全裸で、愛液で濡れた局部を曝して、肩で息をしながら、体を投げ出していたはず
です。その光景を頭に描いて、三郎はまた全身を熱くしています。


[50] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(413)  鶴岡次郎 :2016/01/30 (土) 16:17 ID:1e1Myf9. No.2800
「彼の出発予定時間を知らせるベルが鳴って、窓の女性と別れました。私は勿論ですが、彼も疲れ果
てていました。とても車の運転が出来る状態ではありませんでした。それで少し休むことにしまし
た。出発までの猶予はぎりぎり引き延ばして、30分間ほどでした・・」

「事故でも起こしたら大変だからね、休みをとったのは正解だよ」

「ハイ・・、わたしもそう思います。
目覚ましをセットして、二人とも死んだようにその場に横になりました。

出発予定時間が来て、ベルで起こされると、さすがに若い彼は元気で・・、
さっと起き上がると、そそくさと服装を整えて、
元気に手を振って、フェリーの港へ向かいました・・・。

私は・・・、まだ、全身が弛緩していて、車から降りるのがやっとでした・・。
彼のトラックが去った後も、しばらく公園のベンチで休んでいました・・・」

「千春がそんなになるのは珍しいことだね、
何度逝かされたの・・・?」

「一時間余りの間に、何度逝ったか数え切れないほどでした・・・。
彼も三度か、四度逝ったと思う・・・・。
あっという間に時間が過ぎていた・・・」

好色な笑み浮かべて、うっとりした表情で千春は夫に答えています。

「偶然とはいえ、トイレにいた人はとんでもないものを見てしまったのだね・・、
それにしても・・、良い人で良かったよ・・、
もし・・、悪い人だったら、ただでは済まなかったはずだよ・・
そして、その方は度胸の据わった人だね…、只者ではないね…」

「そうね…、
その時はそうは思わなかったけれど、今考えると・・・、
不思議な女性だった・・・」

窓の女のことを千春は思い出している様子です。千春より年上で、両家の奥様然とした女性だけれ
ど、どこか普通とは違う雰囲気を最初から感じ取っていたのです。会話を交わして確信したのは、
彼女もまた千春と同じようにスケベーで、毎日でも男が欲しいタイプの女性だと言うことでした。
勿論、そのことは女同士の秘密情報ですから三郎には伝えません。

「私達の淫らな姿を見てもそれほど驚いていなかった…、
男と女の乱れる姿を、普段から、何度も見ているのかもしれない…」

「水商売の人かな・・・」

「そうではないと思う…、
良い処の奥様然としていた。
それでいて、人を引き付ける不思議な魅力があって、
死ぬほど恥ずかしい姿を見られているはずだけれど、
あの人は平然としていて、私達の姿を心から楽しんでいる様子だった・・」

「それで千春は声を掛けるつもりになったのだね…」

「普通なら、その場でカーテンを引いて隠れ、服装を整えて、
さっさとその場から逃げ出すべきだったと思うけれど・・、
私は見られているのを知りながら、わざと見せつけたりしていた・・、
その上・・、裸のまま・・、
何となく彼女の傍へ行き、気が付いたら窓を開けていた…」

「彼女も下半身裸だったのだろう・・・」

「ええ・・、
今考えるとショーツを引き上げ、胸を隠す時間は十分あったのよ、
でも、彼女はそうしなかった・・、
そうすることで私の羞恥心をやわらげるつもりだったのだと思う・・

心配しなくてもいいよ、私も恥ずかしい格好をしているから・・と、
私を安心させるため、ほとんど裸のままでいてくれたのだと思う…」

「そうかな・・、ソコまで考えるかな・・」

「きっとそうだと思う…、
そして、自分のアソコに指を入れて一緒に楽しんでくれて・・、
最後まで付き合ってくれた・・。

私は・・、勿論、山口さんも・・、
セックスを覗かれていたにもかかわらず、嫌な思いをしなくて済んだ、
それどころか、彼女が側に居てくれたおかげで、死ぬほどいい気持になれた・・・。

今日、公園で起きたことは一生忘れないと思う。
そうなのよ、一生忘れない良い思い出を彼女は与えてくれたのよ・・・」

「なるほど・・・、
単なる覗きで終わらせなかったのだ…、
若い恋人同士の昼下がりの情事に彼女は花を添えてくれたわけだ・・」

三郎がしたり顔で一人頷いています。千春も笑みを浮かべて頷いています。千春にとっても、山口に
とっても、そして三郎にとってさえ、トラックの中での若い二人の情事は心温まるいい思い出に
なったようです。


[51] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(414)  鶴岡次郎 :2016/02/01 (月) 11:46 ID:NTCPMEw2 No.2802

「花を添えるとは・・、さすが三郎さん・・、
うまいこと言うわね…、

そう・・、あの方は私の指輪を見て人妻だと判っていたはず、
そして相手の男が夫でないと最初から気が付いていた・・・、

私のいけない行為を見て、軽蔑するわけでもなく、
勿論、嫌がらせをすることもなく、じっと見つめていてくれたのよ・・・」

「ほう・・・、浮気だと最初から知っていたのか…」

「そうなの・・・、女の浮気には女はことさら厳しいからね、
軽蔑されて当然なのよ、それがあの方は優しく見つめてくれた・・」、

「確かに浮気のつけは、男の場合より、
女性がその罪を犯した場合の方が世間の風当たりが強いね・・・、
女性たち自身でさえ、男の罪より、女の罪を強く追及する傾向があるね・・」

「『女だって、やりたい時は、自由にやるべきだよ・・・』と・・、
あの方は私をやさしく諭してくれた・・・」

「その方は・・、
日頃から女性の置かれた不公平な立場に不満を持っているのかもしれないね・・・、
そうは言っても、千春は自由に楽しんでいるけれどね…」

「三郎さんのおかげです…、感謝しています・・」

「いや、いや・・・、知っての通り・・、
僕の場合は高遠な思想があって、千春を自由に泳がせている訳でない、
僕一人では千春を満足させられないから、千春を愛しているから、
この道を選んでいるわけだ・・・。
何時も、焦げ付く思いで千春の浮気話を聞いている・・」

「スミマセン…」

「いや、いや、千春が謝ることではない…、
僕が好きでやっていることだから・・、
最近、やっと、千春の浮気話を心から楽しめるように成った・・」

「本当にそうだと嬉しいのですが・・・、
もし・・、すこしでも嫌な思いをするようだったら・・
そう言ってください・・、私・・、覚悟を決めますから…」

少し改まった表情で千春が話しています。三郎が笑って手を振り、千春の懸念を否定しています。

「興奮していたとはいえ・・・・、
私・・、あの人にキッスをしてしまった・・・。
女の人にあんなに夢中でキスをするのは初めてだった・・・。
あの方もそれに激しく応えてくれた・・・。
恥ずかしかったけれど、気持ちよかった・・・・」

「女同士で激しいキッスか・・・
うん・・、猟奇的なシツエイションだね・・・、
近くに住んでいる人なら、また会えるかもしれないね…、
街で偶然会ったなら、どうするの・・」

「私・・、声を掛けて・・・、
これからはお友達になってくださいと言う…、
三郎だって、会えば虜になるよ、きっと・・・
絶対・・、仲良くなりたい方だよ・・」

「ほう・・、相当惚れこんだもんだね・・」

窓の女に浮気の現場を見られたにもかかわらず、あろうことか、その女と千春はすっかり打ち解け
あって話し込み、心を通い合わせ始めているのです。女同士そんな付き合い方もあるものだと・・、
心温まる思いで三郎はその話を聞いていました。


[52] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(  鶴岡次郎 :2016/02/03 (水) 12:43 ID:R7WpyLXg No.2803
+
謎の女性に浮気を覗き見られたこと以外に、千春の話の中で三郎の気になる話題がもう一つあるよ
うです。

「・・・で・・・、
欲しいと言われて、切り取らせたのか…?」

「ハイ・・・
今日の記念にしたいと言っていました・・・・
それに・・・、アソコの毛は安全運転のお守りにもなるんですって・・・・・
毛がない・・が転じて、ケガしないっていうことかしら・・、フフ・・・・」

「見せろ・・」

「ここでですか・・、
でも・・、そのまま帰ってきたから・・汚れていて・・」

「そんなに汚れているのか・・・・
中に出させたのか・・・」

「ハイ・・、ピルを飲んでいますし・・、
お店に出る前とその後はいつもの医院で洗浄してもらっていますから・・・
中に出すのが、お店でも習慣になっていますから・・・
つい・・、そのまま・・、いけませんでしたか・・・・」

悪戯っぽい笑みを浮かべてからかうように千春が三郎に訊ねています。実のところは店では絶対中
出しはさせないのです。そう言えば三郎が慌てると思っているのです。案の定、不愉快そうな、そ
れでいて興奮した複雑な表情を浮かべています。

「いいから見せろ・・・」

「酷く汚れていますよ・・・、
それでも良いですか・・」

「いいから・・」

「ハイ・・・、では・・・、どうぞ・・・」

他の男に汚された直後の局部を見るのを三郎が嫌っていないのを千春はいつ頃からか知るように
なっているのです。この日も、話の展開しだいで、最後には三郎にソコを見せることになると判って
いたのですが、わざとシャワーを使わないで汚れたままにしておいたのです。

ソファーに座ったまま、両脚をゆっくり開いています。スカートの下には何もつけていません。少し
乾いた愛液が股間にこびりついています。勿論、強烈な香りがあたりに発散されています。

商品ですから、日頃から綺麗に剃毛され、亀裂はつるつるの地肌を曝し、内部のひらひらや、時には
ピンクの内壁が亀裂の隙間から顔を出しているのさえ見ることが出来るのです。そして、アクセント
をつけるため、割れ目の上部に茂みがわずか残すように管理されています。この管理は三郎の大切な
仕事で、わずかな変化にも三郎は気が付きます。

今見ると、わずかに残された茂みが明らかに短くカットされているのです。どうやら、ハサミかカミ
ソリでその部分を刈り取ったようです。千春の説明通りだとすると、今日の記念にと山口が下の毛を
欲しがった結果なのです。

無残に刈り取られた跡を苦々しい表情で睨み付けています。その三郎の表情を、笑みを浮かべて千春
は見つめているのです。大きく両脚を開き、指で亀裂を開いているのです。亀裂から何やら白濁液が
流れ出しているのさえ見えます。

「ショーツはどうした・・、彼に与えたのか・・・?」

「ハイ・・、彼が欲しいと言うので・・」

「毛も、ショーツも取られてしまったのか・・・
これではまるで空き巣狙いか、泥棒だね・・・、
いや・・、それ以下だな・・」

憎らし気な口調でそう呟いています。

「いけなかったですか・・・、スミマセン…、
これからは、もう・・、こんなことしませんから・・、
許してください…」

ここは謝っておいた方が良いと千春は判断したようで、笑みを抑えて神妙に謝っています。

「まあ・・、太くてかたい棒を中へ突き入れられて、
散々に蹂躙され、おまけに男の汁まで注ぎ込まれているのだから・・・、
ショーツや、周りの毛がとられた程度で騒ぎ立てても始まらないがね…」

「スミマセン…」

両脚をいっぱい開いたままの姿で千春は謝っています。男も女もそれほど真剣ではなく、言葉遊びを
楽しんでいる雰囲気です。


[53] フォレストサイドハウスの住人達(その12)(416)  鶴岡次郎 :2016/02/10 (水) 14:18 ID:T6I9F1Dg No.2804

突然、三郎が行動を起こしました。

「ああ・・、ダメ・・・、
ソコは汚れている・・・、汚いよ・・・」

必死の声を上げていますが、男は止めません。股間に頭をうずめてその部分にかぶりついているので
す。女は必死で男の頭を離そうとしていますが、男の力は強く、逆にますます強くその部分を吸われ
ているのです。やがて、女の抵抗が弱まり、遂には男の頭を股間に強く押し付けるようになったので
す。

「三郎・・・、来て・・、来て・・」

男の体が女の腰を割り、いきりたった肉棒が陰唇に突きこまれました。

激しい性交が終わり、男と女はぐったりと裸体をソフアーに投げ出しています。

「その男・・・、転勤したとはいえ・・、
これから先・・、
仕事でこちらへ来る度、頻繁に店に顔を出すことになるな・・・」

「心配・・・?」

「ああ・・、心配だよ・・、
若いし、気立ても良さそうだし・・・、
何より本気で千春に惚れているのが怖い・・・。

今日のように遊びの段階なら、まあ・・、我慢できるが・・・、
千春が本気で惚れてしまわないか心配だよ・・、本当に・・」

真顔に戻って三郎が言っています。

「私も・・、自信がない・・・・
彼が毎回今日のように迫って来たら・・、
本気になるかもしれない・・、そんな私自身が怖い・・・」

笑みを忘れて千春がつぶやくように言っています。

「その時は・・、その時だよ・・・、
男に惚れるなとは言えない・・、
惚れ過ぎないことが大切なんだよ・・・、
捨てられないように、僕も頑張るから・・・、
千春も・・、出来る限り、自分を抑えてほしい…」

「ハイ・・、
佐王子さんからも、そのことを毎回言われています…。

浮気と本気の区別がちゃんとできないようでは、浮気をする資格がない・・、
浮気を許してくれる亭主が第一で、それ以外の男には適当に付き合えと・・、
佐王子さんはそう・・、私に教えてくれています。
まだまだ、修行が足りませんが、これからも実践を通して勉強します・・」

「よろしく頼むよ、ひ弱い亭主で申し訳ないが、これでもお前のことを愛していて、お前なしでは生
きてゆけないと思っているのだから・・・」

「三郎さん・・・、抱いて・・、
もう一度・・・、思い切り強く抱いて・・・」

二人は固く、固く抱き合っていました。ぼつぼつ4歳の長男がお昼寝から目覚める時間です。忙しい
母親に戻る時間が迫っています。


[54] 新しいスレへ移ります  鶴岡次郎 :2016/02/11 (木) 14:57 ID:jgHGFsJo No.2805
新しいスレを立てます。ジロー


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