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フォレストサイドハウスの住人達(その18)

[1] スレッドオーナー: 鶴岡次郎 :2017/05/23 (火) 11:45 ID:elqQK3oU No.3004
ノーベル賞級の研究開発に没頭している坂上夏樹は、研究活動が佳境に入ると妻咲江との性生活が自
然と疎遠になり、そのことを気に掛ける罪悪感のせいもあり、いつしか勃起不全に陥っていたので
す。そのことが、咲江が不倫に走る背中を押したのです。

咲江夫妻の危機をすくため、由美子、愛の協力を得て、千春は立ち上がったのです。そして、千春の
捨て身の奉仕が効果を発揮して、坂上夏樹はよみがえりました。いや、以前とは比較にならないほど
すごい男に変身したのです。

親友の窮状を救うためにに抱かれた千春ですが、肉体の魅力はもちろんですが、世間の穢れを知らな
い坂上の純粋な心映えにも少なからず惹かれているのです。由美子や、愛が心配するほど、千春は夏
樹に惹かれているのです。

一方、坂上も最初から千春に惚れこんでいて、妻咲江にさえその気持ちを隠そうとしない様子なので
す。敏感に夫夏樹の気持ちを察知した咲江は千春に、これ以上は夫に触れないでほしいと懇願したの
です。さすがに、千春はプロの女です。咲江の言葉を聞き、快く咲江の願いを受け入れ、夏樹とは男
と女の縁を切ると約束したのです。

さて、残る問題は、咲江が不倫相手の村上総一郎と別れることです。性生活の不満が解消されたので
すから、この問題もあっさり片が付くはずと誰もが期待しているのです。この章では咲江のこの問題
を中心に追って見ます。相変わらず、これと言って特徴のない市民たちが織り成す風景を描きます。

毎度申し上げて恐縮ですが、読者の皆様のご意見、ご感想は『自由にレスして下さい(その11)』
の読者専用スレにご投稿ださい。多数のご意見を待っています。    

また、文中登場する人物、団体は全てフイクションで実在のものでないことをお断りしておきます。
卑猥な言葉を文脈上やむを得ず使用することになりますが、伏字等で不快な思いをさせないよう注意
しますが、気を悪くされることもあると存じます。そうした時は読み流してご容赦ください。

発表した内容の筋を壊さない程度に、後になって文章に手を加えることがあります。勿論、誤字余脱
字も気がつけば修正しています。記事の文頭と、文末に下記のように修正記号を入れるようにしま
す。修正記号にお気づきの時は、もう一度修正した当該記事を読み直していただけると幸いです。

・〈(1)2014.5.8〉 文末にこの記事があれば、この日、この記事に1回目の手を加えたことを示
します。
・〈記事番号1779に修正を加えました。(2)2014.5.8〉 文頭にこの記事があれば、記事番号1779
 に二回目の修正を加えたことを示し、日付は最後の修正日付です。ご面倒でも当該記事を読み直し
ていただければ幸いです。


[12] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(598)   鶴岡次郎 :2017/06/19 (月) 17:00 ID:pTam3cNY No.3016

「おま〇こを出したのは・・、
あの場で、突然思いついた行為だったの…?」

「ううん・・・、
自宅を出る時から・・、その覚悟だった・・、
今日こそ・・、総一郎さんのモノを立たせると決めていた…」

「そうか・・・・、
やはり‥、そうだったか・・・・
女にそんな心配をかけるなんて…、
だらしがない男だね…・」

「そんなこと言わないで…、
私は・・、総一郎さんの女よ‥‥、
何でもするわ‥」

以前の咲江は、男から要求されても、みだらなことは決して出来なかったのです。フェラ、放尿、露
出、そしてあの時みだらな言葉を発する行為など、ほとんどの女がやっていることを、どんなに興奮
してもできなかったのです。ある時から、素人の奥さんとはそうしたものだと・・、それも可愛いい
と・・・、村上はあきらめていたのです。

ところが・・、村上のモノが自立できなくなった頃から、変わりました。男が要求もしていないの
に、積極的に恥ずかしい行為をやるようになったのです。男を救いたい・・、男を立たせるのが傍に
いる女の役目だ・・、それが出来ない女は存在価値さえない・・、と咲江は思い始めた様子なので
す。

男を救うため、最初は悲壮な覚悟で始めたのですが、やってみるとそのことが意外と楽しいことだと
判りました、今では咲江は恥ずかしい行為を楽しみ始めているのです。

そして、今日、ミニのフレアースカートを選び、ショーツをレストランで取り去り、股間を外で露出
するタイミングを探していたのです。

ビルの陰でやることも考えたのですが、さすがに人通りが多く、その機会がなかったのです。アパー
トにつき、階段を上がり始めた時、ここならいい、万が一、住人が通りかかっても構わない、見られ
ていいと覚悟を決めて、おま〇こを見せる作戦を実行したのです。

腰を下ろし、両脚をM字に開いて、あの部分を村上に見せつけるところまで見事やり遂げました。そ
の時、男がその気になれば、階段で男のモノを受け入れてもいいとまで・・、悲壮な・・、覚悟を固
めていたのです。

「いきなり、スカートをまくり上げ、
濡れたおま〇こを見せるなんて・・、
それも・・、いつ人が来るかわからない階段でだよ・・・、
思いもしなかった・・、うれしかった…、
本当は、ち〇ぽが使えればよかったのだが…・
指で我慢してもらった…・」

「ああ・・、言わないで…、
恥ずかしい…」

「呻きながら・・、何度も、何度も・・、
潮を吹き、俺の指で逝ってくれたのがうれしかった…、
きれいだった…。
指が締め付けられ・・、
ああ・・、奥さんのおま〇こは凄いと思った…、
その時・・、突然・・、俺のち〇ぽが反応した・・・・」

「嫌・・、それ以上・・、
言わないで…・
口を利けないようにしてあげる…・・」

「……」

男の指摘があまりに生々しく、顔から火が出るほど恥ずかしくなり、その口を封じるために女は男の
唇にむしゃぶりついています。


[13] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(599)   鶴岡次郎 :2017/06/20 (火) 13:34 ID:i3KtCdtg No.3017

女の攻撃に応えて、男は女の体を強く抱きしめ、激しく唇を吸っています。激しい吸引音が部屋の中
に響いています。二人の接点から、唾液が糸を引いて床に落ちています。女の手が男の股間に伸びて
います。その指がわずかな変化を察知している様子です。ゆっくりと股間を揉んでいます。

「数日前は、奥さんのおま〇こを舐めても…、
ち〇ぽをしゃぶってもらっても…、
ピクリともしなかったのだが・・、
今日は違った…。
すこし・・、感じたんだ…
もう・・、少し追い込めば・・、何とかなる気がする…」

男が女の耳にささやいています。男の言葉に励まされた女が男の唇に吸い付き、舌を絡ませ、激しく
唇を吸いながら、手を伸ばし、男の股間に触れた指をかなり激しく動かせています。

「頼みがある…・
嫌なら…、断ってくれてもいい…・」

耳の中に舌を入れ、そこを十分嘗め尽くして、女がもだえるのを見ながら、男が女の耳にささやいて
います。

「ああ…、何でも言って…、
毛を剃るのだって・・、
入れ墨だって・・、総一郎さんが望むなら…、
何でも・・・、やるわよ‥‥」

「エッ・・・、それは不味いだろう…」

男がびっくりして女の顔を見ています。

これまで何度か、戯言交じりで剃毛や、入れ墨を軽く要求したことがあったのです。もちろん、本気
ではなかったのです。しかし、咲江はその都度、酷く敏感に反応し、こっぴどく断っていたのです。

村上は左肩から腕にかけて、立派な桜の花を散らしているのです。最初の頃、咲江は彼の入れ墨を怖
がっていたのですが、すぐに慣れて、その文様にいつも口づけするようになっているのです。

「そんなことをすれば・・、
旦那に・・、バレるよ…」

「いいの…、バレても…、
総一郎さんが元気になってくれるのだったら…、
私…、何だってやるつもり…」

決意を込めた真剣なまなざしを男に向けて、女が言い放っています。離婚さえも恐れない決意を見せ
ているのです。

「いや、いや…、
俺ごときのために、そこまで言ってくれるのはありがたいが・・、
今のことは聞かなかったことにするよ‥‥」

男の心境は複雑でした。女の気持ちはありがたいのですが、素人女をそこまで追い込んでしまった、
だらしがない自分自身を村上は軽蔑しているのです。


[14] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(600)   鶴岡次郎 :2017/06/28 (水) 10:56 ID:5vEdctLs No.3018
「私がそうしたいのだから・・・、
やらせてほしい・・、
総一郎さんのお役に立てるなら・・・・、
何だってやるつもりだから…・
言って…・・」

「大変な意気込みだね・・、
そんなに大それたことをしてほしいのではない・・、
ほんの遊びだよ…、
嫌なら・・、断ってくれてもいいんだよ…・・」

「ああ‥ン・・・、
顔が笑っている・・、
いやらしいことを、やらせるつもりでしょう…、
いいわよ、私…、
今日は何でもやるつもりだから…」

「ストローを使ってもいいか…・」

「ああ…、ストロー…、
そんな…、
ああ・・・、
私・・、そんなことされたら…・
ダメになっちゃう…・・」

男の言葉を聞いて、女の体が欲望ではち切れそうになっています。最近でこそ、その遊びをすること
は絶えているのですが、これまで何度かストローを使った男の攻めを受け、体がその味を覚えている
のです。この遊びは咲江が最高に興奮する遊戯の一つで、あまりに逝きすぎて歩けなくなったことが
一度や二度ではないのです。

もう・・、股間から絶え間なく湿った破裂音が響いています。ショーツをつけていないソコから、透
明な液体があふれ出て、大腿部を伝わり、足首を経て、床に落ちています。高まる欲望に堪えきれな
い様子で、男の腕の中で、咲江は体をぶるぶると震わせています。もう・・、正常な咲江ではありま
せん。

「嫌なら…、止めてもいいんだよ‥‥」

「ああ・・、意地悪…・・ゥ・・・」

抱かれている男の腕を無理やり押し開いて、女は後ずさりして、よろけるように、ソファーに腰を落
としました。まるで、男から逃げるような様子です。しかし、そうではないのです、欲情した怪しい
視線を男に当て、両脚を男に向けて突き出し、いっぱいに広げました。

女芯の全貌があらわになっています。そこは激しい運動をした後のように、全身が汗みどろになって
いて、形をとどめないほど激しくうごめいているのです。

「吸ってーーー
ここを・・・、吸って…・
全部・・・、吸い出して…ェ・・・・」

指で陰唇を開いて、サーモンピンクの中身を見せているのです。女の表情はもうすでに・・・、
逝っています。

男は冷静です、手早く数枚のバスタオルを女の臀部、そして床に敷いています。これで、多量の液体
が流れ出ても床をひどく汚すことは防げるのです。そして、いつでもこの遊戯が出来るように、
テーブルには数本のストローがコップに入れて準備されていて、そのうえ、数本の飲料水ボトルまで
が置いてあるのです。


[15] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(601)   鶴岡次郎 :2017/06/30 (金) 11:21 ID:wGGDHFIY No.3019
大きく開いた脚の間に体を入れ、男はその場にうずくまりました。男の目の前、30センチのところ
に、激しく息づく、濡れた女陰があります。ボトルのキャップを取り去り、ストローを右手で取り上
げました。

「さあ…、準備完了だ…」

「ああ・・・・」

女陰にほとんど顔をつけるほど近づいて、男が女に話しかけています。

「もっと股を開いて・・、
そうだもっと・・、開いて・・・」

「ああ・・・・」

「おま〇こが、ぴくぴく動いているよ・・、
きれいだ…・
奥さん…、とってもきれいだよ…・」

男はストローを咥えました。そして、口にくわえたまま、その先を女陰に慎重に差し込んでいます。
男の鼻息が女陰に直接当たっています。ピックと・・、女の体が反応しています。女は我慢して、開
脚姿勢を崩しません。

「さあ…、ストローを咥え込んだよ…・、
お尻をきつく・・、きつく締めて・・、
そうだ、その通りだ・・」

「ああ・・・」

「おま〇こがよく締まっている・・、
ストローが引っ張られているよ…・・」

「ああ・・・
早く・・・、早く・・・、入れて…
もう・・・、がまんできない・・・・!」

大陰唇で細いストローの存在を感じ取るほど、その部分の筋肉を限界まで使っているのです、女の神
経はその部分に集中されているのです。女はあえぎながら、次を男に求めています。男の動作は遅い
のです。焦れた女が両脚を震わせて抗議しています。

「じゃあ・・・、入れるよ・・、
まず・・、水を一杯・・、口に含んで…・」

ボトルを咥え込み、ゆっりと水を口中に流し込んでいます。500ミリ・リットルのボトル、その三
分の一程度の水が男の口中に飲み込まれました。

女陰に差し込まれたままのストローが細かく震えています。男はそのストローの先端に口をつけまし
た。

ゆっくり・・、本当にゆっくり・・、水を逆流させ始めました。

「ああ…、感じる…、感じる…
冷たい水が…、流れ込んでくる…・」

女の表情が、苦悶から、恍惚に変わり、抑えきれないうめき声をあげています。男の口中に蓄えられ
ていた水がすべて、女の膣内に移動しました。


[16] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(602)   鶴岡次郎 :2017/07/05 (水) 12:33 ID:2vBye/0I No.3021

「見事だ…、一滴も漏れていない…、
最高のおま〇こだ・・・」

男がゆっくりとストローを亀裂から抜き出しました。女は必死で堪えています。膣壁がうごめき、
胎内の水は激しく渦巻いているはずですが、一滴も水は漏れ出していないのです。

余談ですが、水漏れさせないで堪えるのは、女性にとって、これで結構難しい技だそうです。思い付
きで簡単にできる遊びでなく、女性が本気でその部分を鍛えて初めてできる技だそうです。念のた
め・・。

「さあ…、飲ませていただくよ・・・、
う‥ん、もう・・、いい香りが漂ってくる…」

男が亀裂に、直接唇をつけ、舌を差し込み、中の水をすすり始めました。

ごく、ごくと飲んでいます。当然ながら、かなりの水が床に流れ落ちています。女の尻を濡らし、床
に敷いたタオルをべっとりと濡らしています。

膣内の水を飲み干すと、男はまたストローを咥え、水を注ぎ始めました。今度はかなり勢いよく水を
吹き込んでいます。水鉄砲のように、ストローから噴出された水が、膣壁を満遍なく襲っています。
女が体をひねり、腰を振り、その快感に堪えています。もう・・、女には大陰唇で水を堰き止める力
が残っていません、膣内に貯めきれない水があふれ出て、タオルを濡らしています。男も女も、全身
濡れ放題です。

女のうめきが悲鳴に変わりました。女の両脚がピーンと突き出され、けいれんしています。

「ああ…、しびれる・・、しびれる‥…」

絶叫を上げて女が高く上げていた両脚を床に落としました。同時に、亀裂から激しい水音とともに、
液体が吹き出ました。飛沫が男の顔を襲っています。あたり一面、妙なる香りが広がっています。

準備されていた、ボトル三本が空になりました。その大部分は床に置かれたバスタオルの上に流れ出
しているはずです。女は何度も何度も頂点に達し、声が枯れ、出るべき体液さえ枯れ果てるのではと
思えるほど、激しくいきました。男はかなり冷静に・・、・・というより、自身の男根の状態を監視
しながら遊戯を続けているのです。どうやら、それなりの手ごたえを男は感じ取っている様子です。


三本目のボトルが空になった時、男が立ち上がりました。ゆっくりと衣服を脱ぎ捨て、下着を取り、
裸になりました。贅肉のない腹部に、股間のモノが・・、久しぶりに・・、くっつきそうになるまで
に成長しています。

かなり早い段階で、女は着ているワンピースをはぎ取り、全裸になっています。男根がそそり立って
いるのを確認した女がソファーから立ち上がりました。全裸の体で、床に敷いたバスタオルの上に背
をつけて倒れ込みました。両脚を開き、両手の指で女唇を開いています。サーモンピンクの内壁がぴ
くぴくと、うごめいています。

「来て・・・!
おま〇こに・・、ち〇ぽ入れて・・・・・!
ち〇ぽ、ち〇ぽ、ち〇ぽ・・ゥ・、
欲しい…・・ィ・・・・」

それまでどんなに強要されても、決して口にしなかった言葉を女が何度も発しています。

「ぎゃ…!」

男が腰を落とし、狙いすませて、一気に腰を前に突き出しました。湿った破裂音と同時に、女の悲鳴
が上がりました。そしてそのまま、気を失ってしまったのです。全身を緊張させ、四肢が男の体に絡
みついています。パクパクと口が開閉しています。男は女の上に重なったまま、じっとしています。


それから、二時間余り、男と女は久しぶりに、本当に久しぶりに、セックスを堪能しました。すべて
が終わった後、男と女は濡れた裸体を床に投げ出し、心地よい余韻を楽しんでいました。女の頬に
も、男の顔にも、涙が流れていました。絶えることのない川の流れのように、涙はあふれ出て、床を
濡らしていました。


[17] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(603)   鶴岡次郎 :2017/07/07 (金) 11:03 ID:fUP3rFMI No.3022

「良かったよ‥‥、
人生最高のセックスだった…」

裸体を大の字に開いて、首だけ女の方に向けて男が声を出しました。

「私も…、
こんなに感じたことがない…」

女もまた、男に顔だけを向けて、微笑みを浮かべています。起き上がりたいのですが、体がしびれて
自由にならない様子です。男と同様、四肢をだらしがなく広げています。股間から、白い液体が流れ
出しています。その部分は激しい摩擦を受けたせいでしょう、ピンク色に変色して、痛々しそうに見
えます。

「正直言えば…、
昨日までは・・、
ここで・・・、
俺の・・、男の人生は終わりになると・・・、
そう思って・・、あきらめていた…」

「・・・・・・」

「散々好き勝手なことをやって来たから・・、
その付けが回ってきた…、
そう思って、あきらめることにした…・」

「・・・・・・・・」

天井を向いて、男がつぶやいています。女に話しかけているというより、彼自身に語り掛けているよ
うに見えます。

「奥さんが…、
いや・・、この瞬間だけは・・・
咲江と言わせてほしい…・」

「ハイ・・・・・・」

咲江が嬉しそうに頷いています。

一年以上男女の関係を続けているのに、村上は咲江と呼ぶことがないのです。人妻を愛人にしている
以上、決して破ってはいけない掟が村上の中には幾つか存在していて、そのいくつかの掟の中に、女
を奥さんと呼び続ける決まりがあるのです。

「咲江が・・・、
慣れない、恥ずかしい真似をして…、
俺を…、励ましてくれているのは判っていた…、
咲江には・・、随分と辛いことだっただろう…・」

「・・・・・・」

「正直に言えば、その咲江の気持ちさえ、重荷になっていた…」

「・・・・・・・」

実は・・、そのことを咲江自身も心配していたのです。傍にいる女が急かせれば、急かせるほど、男
は立たなくなるのでは…、心配していたのです。心配したとおり、咲江が見せるみだらな姿や、優し
い励ましの仕草が、村上にとって、心の負担になっていたのです。


[18] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(604)   鶴岡次郎 :2017/07/12 (水) 14:21 ID:YnO4dfAA No.3023

「事業に失敗して、勃起しないなど…、
男としてだらしがない話で…、
若いころの俺だったら、そんな男をバカにしていただろう…、
自分がまさかそうなるとは思ってもいなかった…」

「・・・・・・・」

村上は何も隠さず、すべてを告白するつもりのようです。目を広げ、涙を一杯貯めて、声も出せず、
咲江は男を見つめていました。

〈ああ…、
この人は…・、
男として一番恥ずかしい事実を告白するつもりだ…〉

何もかも捨て去り、裸の姿を男は見せようとしているのです。愛すればこそ、信頼すればこそ、その
女に男は素顔を見せるものです。その篤い男心を感じ取り、咲江は大きな感動の渦の中にいました。


「今日・・、
咲江のおま〇こを見て・・、
久しぶりに催した…」

「お仕事の整理が上手く運んだことで・・・、
気分が軽くなったことが、よかったのですね…」

「うん…、確かにそれもある…、
しかし・・、俺が蘇ったのは、すべて咲江のおかげだ…」

「・・・・・」

男が持ち上げてくれるのはうれしいのですが、咲江自身には彼女の力がそんなに影響したとは思えな
い様子なのです。彼女の女子力が、村上を蘇らせるほどの力を秘めているとは、到底、信ずることが
出来ないでいるのです。


「ストロー・プレイでも、本気になって、悶えてくれた・・、
初めて見たよ・・、あんなにスケベーな咲江を…、
あんなに激しくうごめくおま〇こは・・・、
初めて見たよ…・、
最高にスケベーな女だと感じた…。
こんなにいい女だったかと・・・、見直した…」

天井を向いて、話している村上の頬に涙の筋が新たにできています。

「うれしい…
本当に・・、うれしい…・」

男の言葉に真実をかぎ取り、天井に向かって咲江が泣きながら答えています。


[19] フォレストサイドハウスの住人達(その18) (605)  鶴岡次郎 :2017/07/16 (日) 15:30 ID:UYwUKrWc No.3024

「実は…、今だから言えることだが…、
俺から・・、咲江が離れていくのが・・、
本当は一番怖かった…・」

「・・・・・・・」

「事業に失敗し、一文無しになり・・、
その上・・、ち〇ぽが立たない・・・、
女が逃げ出す条件はそろい過ぎているからね…」

「・・・・・・・」

天井に向けた男のつぶやきが女の胸を打っています。

「しかし…・、
咲江は逃げなかった…、
それどころか・・、
ダメな俺を励まし続けてくれた…」

男の声が涙声になっています。

「総一郎さん‥…」

男の様子を心配して、女が体を起こしました。脚をしどけなく投げ出し、横座りになって、床に寝て
いる男を見下ろす形になっています。股間のぬめりはいく分乾いて、陰毛が肌に張り付き、隠微な雰
囲気を醸し出しています。女が起き上がったことに男は気づきながらも、女の方を見ません。

「仕事場から打ちひしがれて帰ってきた俺を・・、
優しく笑顔で迎えてくれた・・、
ち〇ぽが役に立たないことを知りながらも…、
咲江は嫌な顔一つ見せないで、優しく体を開いてくれた…、
咲江のおま〇こに口をつけ、汁を吸い、その香りを楽しむことが…、
俺の生きがいになっていた…・、
明日を生きるエネルギーをそこから得ていた…」

「・・・・・・・・」

「債権者との厳しい交渉も、
威張り散らす銀行筋へ卑屈に頭を下げた悔しい思いも…、
咲江を抱きしめ、甘い香りに包まれることで・・、
すべてを・・、忘れることが出来た…」

「・・・・・」

「咲江が居たから・・・、
俺は・・・、
今日まで・・、
命を繋げることが出来た…」

「・・・・・・」

「もし・・・、咲江がいなかったら…・、
俺は・・・、何もかも投げ出して…、
とっくに・・、どこかへ逃げて出していただろう…、
そうすれば・・、俺の人生はそこで終わっていた・・・・・」

天井を見つめて、そこまで語り続けて来た男がゆっくりと首をひねり、男を見つめている女と、初め
て視線を合わせました。男も、女も泣いています。声を出さず、微笑みながら、涙を流しているので
す。


[20] フォレストサイドハウスの住人達(その18)(606)   鶴岡次郎 :2017/07/18 (火) 14:35 ID:fN5vjp2w No.3025

たくさんの女を操り、思うまま女を手なずけてきた村上が、落ち目になって初めて、女の・・・、
真の・・、情けを知った様子です。すべてを失う危機に直面して、今までちやほやしてくれた人々が
顔を背け始めた中で、咲江一人が変わらぬ愛を・・・、変わらぬ情けを・・、注いでくれたのです。
村上ならずとも、男であれば、誰でも、もう一度、その女、咲江に惚れなおすことになります。

咲江と村上の関係がここまで進化したことを、千春は知らないはずです。もし知ったら…、何と言う
でしょうか…。多分・・、これは大変なことになった・・、二人を別れさせることはますます難しく
なったと判断することでしょう、二人を見る限りでは男と女の気持ちが全く一つになっているのです
から・・・。


女が膝を動かし、男の傍にじり寄りました。女の膝が男の腹部に触れています。女がゆっくり腰を折
りました。女の唇が男の唇に接しています。男が下から女を抱きしめ、舌を突き出し激しく、吸い始
めました。体を男の上に乗せ、女は噛みつくようにして男の唇を吸っています。

女の手が男根を握りしめ、優しくほぐしています。ほぼ完ぺきに直立しています。以前に増して、強
い男が村上の中によみがえった様子です。

「ああ‥‥、凄い…・、
私…、変になりそう…・
ああ・・・、ち〇ぽ・・、ち〇ぽ…・」

男根に添えた手を激しく動かしながら、女がうめき声を出しています。女の股間も大変なことに
なっています。噴出音を出しながら愛液が床に流れ出しているのです。

寝たままの男が女の体を軽々と持ち上げ、180度回転しました。女が悲鳴を上げています。男は女
の両脚を開き、洪水の跡のように乱れた股間にちゅうちょなく嚙みついています。悲鳴を上げなが
ら、女も負けずに男根に嚙り付いています。

咲江が解放されたのは、それから一時間後、自宅の最寄り駅に向かう終電にようやく間に合う時間で
した。

自宅へ向かう咲江の足取りは少しよろめいています。それでも、顔には張りが出て、隠微な光を発
し、シャワーを使用していない全身から妙なる香りが発散されているのです、見る人が見れば、激し
い性交の跡だとはっきり感じ取ることが出来るはずです。一段と美貌が増した気がします。


[21] 新スレに移動します  鶴岡次郎 :2017/07/18 (火) 14:39 ID:fN5vjp2w No.3026
新スレを立て、移動します。ジロー


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